第67話 ケンさん、ゴンさん
こんにちは、投稿です。
日々忙しく、昨日は投稿できませんでした。
毎日投稿を目指しているのですが。
その日以来、ゴンザは暇さえあれば、足蹴く一の賢者の研究施設に通った。
「のう、ケンさん、この若の活躍、繰り返し見れぬかのう?」
「ふふっ、ゴンさん、今元四天王と開発中だ!」
「何と!それは楽しみ!」
「折角の異界の風景、雷帝の活躍、記録できる装置を作り始めているのだよ」
「おおお!さすがはケンさん!」
「ひひっ、ゴンさんに誉められると嬉しいのう!」
そして完成する仮称、有線式再現機。
「どうであろう?まず、女神の鏡に映った事象を、こちらの鏡でも見れるようにしたが」
巨大なモニターに映し出される雷蛇の映像。
「おお、これは!」
「魔力で空間を一部繋ぎ、覗き見する魔法や、式神や使い魔を使って見る方法はあるが、これは機械的に繋いでおる。魔力の低い者、無い者、関係無しに誰でも、大人数で見ることが出来ますぞ!」
「スゴいですな!」
感心する炎帝。
(この者、研究熱心というか好奇心?探究心?一の賢者と言われるだけのことはある、それに武術も……雷神王を一撃で吹き飛ばすとは……かなり高齢のはずだが?)
「しかしデカイですな」
大きさは5m四方ほど、映像は荒く、解像度がよくない。
そこに、ここぞとばかりに進み出る元四天王リーダー。
「そこは炎帝殿、小型化も進めているっす」
ボディは一の賢者製で、パンクザスチーム共和国の洗脳データーは一の賢者によって、上書きされている。
「……」
「一の賢者?どうされたっす?」
「……おい、元四天王、そこは『ゴンさん、小型化も進めているっす』だろ」
「え゛!?」
「空気の読めないヤツ、パーフェクトではありませんなぁ」
「ちょっ、待ってください!炎帝に対してゴンさん!?一の賢者、それは……」
「賢者?堅苦しいっ!ワシのことはケンさんと呼べ」
固まる元四天王リーダー。
「……そ、それって命令っすか!?」
「柔軟思考の訓練じゃ、いまから元四天王、おぬしをトッチと呼ぶ、よいな?」
「うええっ!?なんすかそれ!?」
こいつ、この国のトップメンバーだよなぁ、とか思う元四天王リーダー。
え?オレ達、こんな奴等に負けたの!?
「元四天王→モトッチ→トッチじゃ」
「何の三段活用っすか!?」
そこにぬっ、と現われる巨大な影。
大きさは2m以上!
一の賢者も2mを超える巨体だが、現われた影は圧倒的な存在感があった。
「楽しそうじゃねぇか?あん?」
「!……ら、雷神王!?」
「ごらぁ、トッチ、ここではイッカイさんと呼べ、ホント空気読めねぇなぁ、そんなんだから、戦に負けるんだよ!」
「「イッカイ、何しに来た?」」
綺麗にハモるケンさんとゴンさん。
ケンさんの眼が異様に光る。
「雷帝のことが気になるか?どこで話しを聞きつけた?」
「チッ、そんなんじゃねぇ、じじいがまた危ないモノを開発中と聞いてなぁ、見に来たんだよ!」
「やぁ、こんにちは、イッカイさん、パンクザスチーム共和国でお仕事と聞いたが?」
「元、な、ゴンさん。元パンクザスチーム共和国な。今はもうスノーホワイト国だぜ」
現在、パンクザスチーム共和国では国民の上書きと、国土の大気汚染、土壌汚染の浄化作業が医療ポットの群れや国境警備隊によって行なわれている。
周辺国からは、かなりの強硬手段と見られ、侵略だ!スノーホワイト国は新たな洗脳を行なっている!との非難の声が上がった。
「なら、実力で止めな」
雷神王の一言である。
各国は沈黙した。
そんな雷神王、異界に渡った雷帝が見られる、と参謀より話しを聞き……。
「まさかと思ったが……おい、じじぃ!なんだこのデカイ鏡は!?この風景は!?」
「異界の風景じゃ」
「はぁ?異界だと?……!?」
今回はここまでです。
次回投稿は未定です。
サブタイトルは 第67話 ケンさん、ゴンさん、イッカイさんとトッチさん の予定です。
原稿用紙二枚は出来ていますから、後二枚で投稿可能です。
基準は新聞掲載の小説ですので。
未定ですが、明日の朝は投稿できそうです。




