↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
赤い目の少年冒険譚 (2025.05)  作者: MAYAKO
第二章 五月世界

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

122/246

第48話 攻防     

おはようございます。

投稿です。


 槍を杖に、ゆっくりと立ち上がるC重騎士。


「ご、ご主人さまは、笑いますか?」


「何故笑う?笑うわけがないだろうっ!」


 それは怒りのこもった声。


《私も、笑ったりしなよぉ》


〔……〕


 何を思う?魔女回路?


「コジねぇ!負けるなっ!参戦する!」


 その言葉に反応するC重騎士。

 針の刺さった腕を伸ばし、雷蛇に制止の合図を送る。


「何でだよ!」


「コマンダーの命令がない、コマンダーに背くと絆値にマイナス補正が掛かる」


「それでも!」


「電くん、私は勝ちたいの!負けて捨てられたくないの!」


*C+インセクトメイジ、ターン*


《ど、どうするのよぉ!?》


「魔槍の防御、カウンターがある。攻撃次第ではあのC+インセクトメイジは反撃で倒れる、そうなると私達の勝ちだ」


《!》


「あの魔槍は使い手を選ぶ、魔力的に重いのだ。それを軽々と扱ったコジリン」


《槍が認めたとぉ?》


「そうだ」


《でも、あの槍ってそんなに強かったぁ?》


「ドラゴナイト……ユウバリュウムを一部使っている」


《え゛!?》


「ドワーフ村の技術を盗み、私の体内工場で一部加工した」


《いつの間に!?》


〔まぁワシの指示じゃがの。さて、どうでる?マイツとやら〕


「C+インセクトメイジ!炎だ!!最大出力で周囲全てを焼き尽くせ!これなら回避もカウンターもできまい!オレ様の勝ちだ!」


 一気に盛り上がる昆虫族サイド。

 歓喜の声が響き渡る!


 しかし、そん声が段々と小さくなる。


「……ん?どうした?」←バトルモード・ユウバ

《……ん?なにぃ?》←ノーマルモード・ユウバ

〔……ん?これは?〕←魔女回路


「かあちゃん、あのC+インセクトメイジのカードしゃん、攻撃しないよ?どうかしたのかな?」


 不思議そうにフィールドを見つける雷蛇。


*C+インセクトメイジ『怯む』攻撃できず、ターンエンド*


「えええええっ!?」


 驚く雷蛇。


 そう、あまりのC重騎士の猛攻に、C+インセクトメイジは恐怖したのだ。


 ……何やってんだあいつ!……

 ……勝利目前で!?……

 ……勝てるバトルだろう!なんだあいつは!……

 ……怯むぅ?ガキの簡易バトルじゃねええんだぞ!……


 歓声は怒声と罵声に代わる。


「かあちゃん、どうするの?僕達のターンだけど?」


「ベビィならどうする?」


「……アタックを選択する」


「防御、回復ではないのか?毒を受けて、あのカードは弱っている」


「……それでもまずはアタック!それでダメだったら僕が出る!コジねぇのターンが終ったら、向こうはカードを追加する。この追加されたカードが多分隠しているカードだと思う」


 満足そうなバトルモード・ユウバ。


「それでいこう、C重騎士アタック!これで決めろ!」


「はいっ!」


 がしっ、と槍を掴み、力強く踏み出す……はずであった。


「これで仕留める!勝利をコマンダーユウバに!ご主人さまにっ!」


 その時、草原のフィールドに一陣の風が吹く。


「え?」


 風に煽られ、脚を滑らせるC重騎士。


「は?」


 どしーん。


 C重騎士は見事にコケた。

次回投稿は未定です。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。