第46話 多勢に無勢
おはようございます。
投稿です。
定時に間に合いました。
誰もが確信した、この矢はヒットする!
必中の矢だ!
雷蛇もマズい、と思い咄嗟に参戦しようとした。
「まだだ、ベビィ、まだ動くな!」
「で、でも!」
迫り来る『矢』に反応したのは、C重騎士本人ではなく、その槍だった!
バチッ!
槍の先端から一瞬、青い光が放たれる!
……きゃ!?……
明らかに驚くC重騎士。
*C重騎士、カウンター*
……え?……私のカウンター?……
C重騎士は意思と行動が合っていなかった。
矢を放ったCインセクトアーチャーは青い光に撃たれ、一瞬で燃え上がる!
そして丸焦げになり、巨大カマキリの頭上から落下した。
動きが止まるC重騎士。
「え?なに?雷撃?このご主人さまの槍?」
ただ槍を見つめるC重騎士。
……え?……何がおきた?……
……!?……
巨大カマキリもダメージを負ったらしく、大地に倒れ込む!
*Cインセクトアーチャー、ロスト*
〔記録記録!我が槍の自動防御はカウンター判定、と〕
……な、なんだあの槍は!?……
……あの槍自体がゴーレムなのか!?……
「……あ、愛ねっ!ご、ご主人さまのぉ……愛なのねええええっ!」
「……」←バトルモード・ユウバ。
《……》←ノーマルモード・ユウバ。
〔……いや、ただデーターが欲しいだけじゃが〕←魔女回路。
「おおおおっ!かあちゃんの愛なのかっ!」←雷蛇。
愛おしそうに槍を抱きしめ、震え出すC重騎士。
「ああああ……ご主人さまぁ最高ですぅ!」
《……あのさぁバトルゥ》
「なんだ?ノーマル?」
《雷蛇に変な影響でないよね?性癖歪むとか》
「……」
《ちょっとぉ!なんか言ってよぉ!》
*C重騎士、チェン発動*
……うおおおおおおおおっ!!……
雄叫びと同時に突進するC重騎士!
「C重騎士!後列のメイジを狙え!」
「はいっ!ごしゅ……コマンダーユウバ!」
今度は意思と行動が一致していた。
C+インセクトメイジにその槍を向ける!
「ガ、ガードだっ!ガードしろ!」
*Cインセクト重騎士ガード発動*
「よし!」
ガードと言うより、攻撃である。
巨大カマキリの鋭い鎌状の脚が振り下ろされる!
「か、かあちゃん!これってカード1枚なのに二回攻撃しているよ!」
「どれだけ戦士を詰め込まれる?カードに上限はあるのか?」
《カマキリにぃ乗ってる戦士のターンで、ランダム攻撃してくるみたいぃ!》
振り下ろされた脚は、ユウバの槍で軽く弾かれる!
そして重騎士同士の激しいぶつかり合い!
ズウウウウンッとフィールド全体が揺れる!
押し潰したのはC重騎士、Cインセクト重騎士を吹飛ばす!
「なっ!?」驚く敵コマンダー。
Cインセクト重騎士のカードに記されている生命ゲージが、一気に半分以下になる。
「あ、あいては1体だ!それもランクCだ!オレ達が有利だ!次!剣士!」
C+インセクト剣士の巨大カマキリが飛び上がり、その鋭い鎌状の脚を振り下ろす!
「チッ!コマンダーユウバ!このカマキリ邪魔ですっ!」
バチンッ!とユウバの槍に弾かれる巨大カマキリの脚!
そこに頭上からC+インセクト剣士が針のような武器で刺してくる!
巨大カマキリとC+インセクト剣士の時差攻撃である。
「こじらせ!その槍まだ使い慣れていないようだなぁ!」
C+インセクト剣士はそう言うと、深々とC重騎士の右腕にその針を突き刺す!
今回はここまでです。
次回をお楽しみに!
次回サブタイトルは 第47話 一騎当千ではないけれど の予定です。
毎回ご愛読ありがとうございます。




