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赤い目の少年冒険譚 (2025.05)  作者: MAYAKO
第二章 五月世界

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第46話 多勢に無勢     

おはようございます。

投稿です。

定時に間に合いました。


 誰もが確信した、この矢はヒットする!


 必中の矢だ!


 雷蛇もマズい、と思い咄嗟に参戦しようとした。


「まだだ、ベビィ、まだ動くな!」


「で、でも!」


 迫り来る『矢』に反応したのは、C重騎士本人ではなく、その槍だった!


 バチッ!


 槍の先端から一瞬、青い光が放たれる!


 ……きゃ!?……


 明らかに驚くC重騎士。


*C重騎士、カウンター*


 ……え?……私のカウンター?……


 C重騎士は意思と行動が合っていなかった。

 矢を放ったCインセクトアーチャーは青い光に撃たれ、一瞬で燃え上がる!

 そして丸焦げになり、巨大カマキリの頭上から落下した。


 動きが止まるC重騎士。


「え?なに?雷撃?このご主人さまの槍?」


 ただ槍を見つめるC重騎士。


 ……え?……何がおきた?……

 ……!?……


 巨大カマキリもダメージを負ったらしく、大地に倒れ込む!


*Cインセクトアーチャー、ロスト*


〔記録記録!我が槍の自動防御はカウンター判定、と〕


 ……な、なんだあの槍は!?……

 ……あの槍自体がゴーレムなのか!?……


「……あ、愛ねっ!ご、ご主人さまのぉ……愛なのねええええっ!」


「……」←バトルモード・ユウバ。

《……》←ノーマルモード・ユウバ。

〔……いや、ただデーターが欲しいだけじゃが〕←魔女回路。

「おおおおっ!かあちゃんの愛なのかっ!」←雷蛇。


 愛おしそうに槍を抱きしめ、震え出すC重騎士。


「ああああ……ご主人さまぁ最高ですぅ!」


《……あのさぁバトルゥ》

「なんだ?ノーマル?」


《雷蛇に変な影響でないよね?性癖歪むとか》


「……」


《ちょっとぉ!なんか言ってよぉ!》


*C重騎士、チェン発動*


 ……うおおおおおおおおっ!!……


 雄叫びと同時に突進するC重騎士!


「C重騎士!後列のメイジを狙え!」


「はいっ!ごしゅ……コマンダーユウバ!」


 今度は意思と行動が一致していた。


 C+インセクトメイジにその槍を向ける!


「ガ、ガードだっ!ガードしろ!」


*Cインセクト重騎士ガード発動*


「よし!」


 ガードと言うより、攻撃である。

 巨大カマキリの鋭い鎌状の脚が振り下ろされる!


「か、かあちゃん!これってカード1枚なのに二回攻撃しているよ!」


「どれだけ戦士を詰め込まれる?カードに上限はあるのか?」


《カマキリにぃ乗ってる戦士のターンで、ランダム攻撃してくるみたいぃ!》


 振り下ろされた脚は、ユウバの槍で軽く弾かれる!

 そして重騎士同士の激しいぶつかり合い!


 ズウウウウンッとフィールド全体が揺れる!


 押し潰したのはC重騎士、Cインセクト重騎士を吹飛ばす!


「なっ!?」驚く敵コマンダー。


 Cインセクト重騎士のカードに記されている生命ゲージが、一気に半分以下になる。


「あ、あいては1体だ!それもランクCだ!オレ達が有利だ!次!剣士!」


 C+インセクト剣士の巨大カマキリが飛び上がり、その鋭い鎌状の脚を振り下ろす!


「チッ!コマンダーユウバ!このカマキリ邪魔ですっ!」


 バチンッ!とユウバの槍に弾かれる巨大カマキリの脚!

 そこに頭上からC+インセクト剣士が針のような武器で刺してくる!

 巨大カマキリとC+インセクト剣士の時差攻撃である。


「こじらせ!その槍まだ使い慣れていないようだなぁ!」


 C+インセクト剣士はそう言うと、深々とC重騎士の右腕にその針を突き刺す!


 今回はここまでです。

 次回をお楽しみに!

次回サブタイトルは 第47話 一騎当千ではないけれど の予定です。

毎回ご愛読ありがとうございます。

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