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赤い目の少年冒険譚  作者: MAYAKO
第二章 五月世界
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第36話 コジリンと一緒に     

おはようございます。

投稿です。


 この娘がコジリン!?

 C重騎士!?


 村長をチラ見するバトルモード・ユウバ。


 ……眼を逸らした!


 そこにいた全員が横を向いたのだ!


(見て見ぬふりだと!?)


《……カード形態とぉ全然違うんですけどぉ!?》


 身長2m程の巨大ドワーフを想像していたノーマルモード・ユウバ。

 リリーアキビンも力持ちとか言っていたし!

 しかし!コジリンを見た瞬間から、何やら地雷を見つけた感じがするのだ。

 踏んではいけない!


「……いや、間に合っているから案内はしなくていい」


 本能がそう告げた。


「うええええっ!?そ、そんなぁ!」


 一から聞いてはいたが、本人に直接聞いてみるバトルモード・ユウバ。


「リリーアキビンはどうした?昨夜のお前はヒロインだった、その……申し込みが沢山あったのでは?」


「全て断りました」


 即答するコジリン。


「なぜだ?選びたい放題ではなかったのか?」


「今まで、私を笑っていた者達ですよ?そんな奴等と子を作るつもりはありません!あいつら全員お断りです!ふふっそれはもう……はぁ、はぁ、あの断るときのぉ彼奴らの顔!もう……あああんっ!サイコウゥでしたっ!」


《なんかヤバくね?》


「リリーアキビンもお断りだと?」


「当然です!」


「当然!?」


「はい、彼はもう過去の男です、未練も何もありません!私は……ちらっ……お、お姉さま一筋ですっ!あああっ、言ってしまいましたわっ!何処までもお供いたしますぅ!」


「頼みましたぞ!ユウバ殿!」


「ちょっと待て!勝手に頼むなっ!」


 もしかして、いやもしかしなくてもこの子、問題ありか!?

 そもそも、私を笑っていた者達!?何を笑っていたのだ?

 村長達、私に押しつけようとしていないかっ!?


「ささ、お姉さま!女神チャウさまの祠はこちらですわ!」


 頬を染め、ユウバの前を歩き出すコジリン。


「……断れないのか?」


《私一筋って、なに?どういうこと?私、狙われているのぉ!?》


〔これは、この世界について色々と聞けそうだな、利用するか〕


 にゃー。


(なんか、おもしろそうなお姉さんだな)


〔面白し、槍を持たせてみるか〕


 魔女回路は早速コジリンを試し始めた。

 空気中に漂う微量の魔力を集め、槍の密度を3倍ほどに高める。

 打撃の時に使う技であるが、魔力を含んだ槍、持てるか?


〔見た目と違う魔力の重さ。持てるか?持てるならば従者として利用しよう〕


「コジリン」


「はい?お姉さま?」


「私のメイン・ウエポンだ、持てるか?」


 そう言って槍を差し出すバトルモード・ユウバ。

 歓喜するコジリン!


「は、はいっ!槍持ち、ですね!」


〔まぁ槍は私の槍だが〕


 ひょい。


〔!〕


「使いやすそうな槍ですね!」


〔なんと!軽々と振り回すとは!〕


「使いやすい?ほう、そうか。村長、女神グネの村までこのショジ・コジリンを預かる」


「よしなに!」


「あああ、ああ、ありがとうございますっ!お姉さまぁ!」


「そこでだ」


 尻尾の保管庫より、金属の塊を取り出すバトルモード・ユウバ。


「これで、弓とナックルを作れないか?」


「!!!!!!!!!!!!!」


 ……ド、ドラゴナイト!?……

 ……生きた金属!……

 ……ど、ここでこれを!?……


「この世界に来たとき、竜を斬ってね、その尻尾から出てきた」


「……これが、どれ程の貴重金属か、お分かりか?」


「さぁ?知らん、知らんが加工を頼みたい、おそらく使い手によって形を変える武器になるだろう」


「はい、この金属は持ち主を選ぶと言われています」


「だろうな、余ったらやる、自由に使え。それで依頼料は無しだ、いいか?」


「!!!!!!!!!!!!!」


「行き先は女神グネの村だ、出来たら届けてくれ」


「……よしなに」


「おっ、おっ……お姉さまぁ……」


《な、なに!?》


「どうした?」


「ドラゴナイトを?ただでぇ!?太っ腹すぎますぅうう!あたし、あたし……もう……大好きですぅ!!!」


 今回はここまでです。

 次回をお楽しみに!

次回投稿は未定です。

一行も作れていません。

ブックマークも増えていますし、今が頑張りどころでしょうか?

明日中には、投稿したいです。

それでは次回をお楽しみに!

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