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番外編⑩……なのじゃ!

目指せ!100話までに100pt以上!(10000pv達成!!)


次の目標 150話までに30000pv以上&300pt以上

 どうもなのじゃ!


 儂は、アイリス=ド=レンツ。


 黒髪の超絶美少女じゃ!


 …………。


 少なくとも、儂はそう思っておる。


 転生した時、儂は状況が読めなかったのじゃ!


 だって、目はほぼ見えないし、耳もほぼ聞こえないし、首に力が入らないんじゃぞ?


 「え?何これ?」って思うのが、普通だと思うのじゃ!


 で、訳もわからず生きているうちに、自分がアイリス=ド=レンツだと気づいた。


 本当に、ガッカリしたのじゃ!


 「メモメモ2」の世界には、アイリスは存在しない。


 何故かって?


 ゲームスタート時の10年前に、ラザフォード王国で処刑されてるんじゃもん。


 罪状は「国家転覆罪」じゃったらしい。


 ってなわけで、儂は自分がアイリスだと気づいた時、「儂、すぐ死ぬじゃん」ってガッカリしたのじゃ。


 儂が死ぬのを回避する方法で思いついたのが、ラザフォード王国を叩き潰すこと。


 そのために、父親に泣きついて、いろいろなことをさせてもらった。


 「メモメモ2」に出てきたいろんな魔法を再現したり、戦術ドクトリンを整えたりetc……。


 本当に、頑張ったのじゃ。


 着々と準備が整いつつある中、ラザフォード王国から一通の招待状が届く。


 模擬宇宙戦観戦の招待じゃった。


 儂はこれを好機と捉え、儂が動かせるアイオワの第三艦隊を動かし、奇襲を試みた。


 じゃが、何故か大量の艦艇が待ち構えていた。


 それでも、一部突破されたものの、数的有利、陣形有利に儂は勝利を確信した。


 そんな時じゃよ。


 レンツ左翼が崩壊状態になったという知らせが入った。


 儂は、誤報かと思ったのじゃ。


 どうやったら、あの状況から不利になる?


 ありえないじゃろう?


 一度確認させるも、本当に崩壊状態じゃった。


 儂は大混乱に陥った。


 死なないために今までしてきたことが、全て水の泡になる可能性が出てきたのじゃ。


 とはいっても、まだ右翼がある。


 まだ立ち直せると思っていたのじゃ。


 でも、ミサイルのせいで完全に戦意を喪失してしまった。


 ハティ直衛の戦艦が沈んでしまったのじゃ。


 儂は降伏を決意した。


 儂はハティ以外の自軍の魔導船に撤退を命令し、ハティ単艦で白旗を掲げて降伏した。


 何で単艦でかって?


 儂のワガママに付き合ってくれた第三艦隊をなるべく生かしたかったのじゃ。


 降伏後、儂はラザフォードの王宮に連れていかれたのじゃが、ラザフォード国王との謁見の時に、手を縛られた状態で土下座して、


 「私は打首でも良いので、部下には手を出さないで!」


と言った。


 自分で言ってなんじゃが、ガクブルじゃったよ。


 可笑しいと思わないか?


 死なないことを目指していたのに、自分を殺せと言ったのじゃ。


 いつのまにか、元日本人の儂は王家の人間になっていたようじゃった。 


 でも、父親が儂の助命と引き換えにラザフォードへの従属を宣言したことで、儂は何とか生きることができたのじゃ。


 ……儂はな。

 

 バカ娘のために苦渋の決断をしてくれたことに感謝している。

 

 なんだかんだあり、学園に通って人質生活をおくることになったのじゃが、最初は辛かったのじゃ。


 石を投げられたり、足を引っ掛けられたり、食事をひっくり返されたり、階段から落とされたり。


 儂は、罰じゃと思った。


 我が身可愛さに戦争を仕掛けたことへの。


 でも、そう思っていても、辛いものは辛かった。


 助けて、と思った。


 そんな中、儂に手を差し出してくれたのが、エリカとシャルロッテという超絶美女じゃった。


 儂に手を差し出してくれたことの理由を尋ねたら、「寄り添わなかったことへの後悔」があるからだと言っていた。


 2人の反応を考えると、多分、エルンのことだったんじゃろうな。


 2人の親の権力が凄まじかったようで、嫌がらせは急激に減った。


 お陰で今は、人質生活にしてはそこそこ楽しい生活を送れておる。


 本当に2人には、感謝してもしきれないのじゃ。


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