学園生活 グリフォンとララティーナ
学園の庭の椅子辺りにて
「ここで読書か、ララティーナ」
「えぇ~グリフォン皇太子殿下?!何故、ここに…私、何もやってません!殺さないで下さい!!!」
「シーラン先輩の言うように私を怖かっているんだな…だからサクラメント国に行ったのか?」
「そ、それは色々と有りまして…」
ララティーナは何も言わない
「隣に座っていいか?」
「は、はい!どうぞ…」
「……君を見たのは孤児院の視察だった。とても可愛いと感じたんだ。それからはお忍びで何度も行った。一目惚れだった」
「殿下が私を?聖女にしようとばかり思ってました…利用されるだけは嫌だったので…」
「君が聖女になれば王族の私と結婚出来るから祭り上げようとしたのは本当だが…逃げるとは思わなかった」
「殿下は私の事を今でも好きなのですか…?」
「そうだな…多分好きなんだと思う。だけど君のサクラメント国での暮らしを聞いていたら幸せそうだな…と。」
「ですね…かなり可愛がって貰ってますし、帰りたく有りませんね…」
「そうか…嫌か…なら…私が皇太子をやめたら一緒に居てくれるか?サクラメントで暮らすのも悪くないしな…」
「皇太子をやめるなんて無理ですよー!殿下は公務を頑張ってたし民からも期待された存在でアース国が困るんじゃ?あの…私と一緒に居たいから皇太子をやめるって本当ですか?」
「そうでも全然後悔しないな」
「アリアンローズ様は…婚約者候補者ですよね?」
「あれは…利用させて貰った。聖女候補が居なくなったから俺に婚約者を決めるとかあったから時間稼ぎだな。シーラン先輩には申し訳ないが本気じゃなかった」
「そうなんですか…。来ますか?サクラメント国にもしも本気なら…グリフォン皇太子殿下じゃなくても私は別にいいですよ…」
「本当か!?私の事は嫌いじゃないのか?」
「嫌いって言うか…将来的に嫌な状況になるかもしれないのでアース国から出ましたが私が考えてたグリフォン皇太子殿下が違うって言うか…男爵夫妻の養女になって内容も変わりましたから大丈夫かなぁって…」
「結婚してくれるのか?!私と!」
「え、はい。わざわざ来てくれるならいいですよ。ただし男爵ですからね!王族のような生活は出来ませんよ?大丈夫ですか?本当に?」
「構わない…君が私を好きになってくれるならどんな状況でも構わない」
「はい…聖女ない私で良かったら…」
「王族をやめるのに時間がかかるから今からアース国に戻って策略を練ってくるから待ってて欲しい」
「あー、大変ですもんね。無理なら…無理で考えましょうか…一緒に」
「そうだな…一緒に…」
後日談
「グリフォン皇太子が候補者ではなくなったって本当なの?」
「あぁ…ララティーナと結婚したいから王族をやめるとか言ってたぞ?サクラメント国で一緒に暮らすって言ったから大歓迎とは言ったな」
「それで私に生徒会の仕事がまわってきたのね!まぁ、シーラン忙しそうだし事務は得意だからいいし一緒にいれるものね!」
「本当に助かるよ。会長にされて本当に忙しいんだ…グリフォンが抜けてから」
「別に無理に生徒会にならなくても良かったのに。後は候補者2人だけど…友達だって言っておいたから諦めてくれると思うわ」
「そうだな、後はフィンの件だが今のところは大丈夫そうだしな」




