事務子とにおい
またもや汚いお話です。
苦手な方はご遠慮ください。
皆さんはどんなにおいが苦手ですか?
最近は香害という言葉もあるくらいにおいに対して議論されることもありますね。
病院で働いていると、色んなにおいをした方に出会います。
普通に生活していたら出会わないようなにおいをまとった人もいます。
今回は、いままで出会った患者さんの強烈なにおいについて、周囲に与えた影響(被害)をランキング形式で紹介していきます。
私の個人的なランキングになります。
第5位:お風呂に入っていない不潔なにおい
月に1,2回ほどしかお風呂に入らない方がいます。
体調が悪くてなかなか入れなかったり、毎日入るということをご家庭で教えてもらえなかったなど人により事情があります。
指導すると、受診しなくなり治療が途切れる可能性がありますので、あまり注意はできません。
プーンと不快な不衛生なにおいがします。
ものすごく臭いというわけではないですが、隣に座られると席を移動するくらいには不快です。
実際にそのような方が来て待合室にいると、隣には誰も座りません。
第4位:尿のにおい
高齢でトイレの後始末がうまくできなかったり、尿失禁しても着替えないで生活している方がいます。
尿が服にしみ込んだ状態のにおいというのはなかなか強烈です。
その方がいるだけで周囲数メートルはこのにおいで充満します。
診察室は密室ですから窓を開けサーキュレーターをまわしてもにおいを散らすのに時間がかかります。
生活に不便はないか、お風呂にきちんと入っているか、掃除洗濯はできているか、遠まわしに生活環境について聞き、なぜこのような状態になってしまったのか探っていきます。
ある患者さんの話ですが、病院の受診を始めてから家と病院とのにおいの違いに気づき、徐々に尿臭がなくなった方がいました。
治療を始めて体調が良くなり、清潔にする余裕が出てきたのかもしれません。
第3位:たばこ・アルコールのにおい
尋常じゃない量を摂取している人はすぐに分かります。
その人が通った跡がにおいで辿れるほど臭いです。
たばこ・アルコールは苦手な方も多いのでそのような方がいらっしゃると、待合室で苦しそうにされる患者さんもいます。
受診する直前はたばこやお酒を控えるように声掛けしますが、強烈なにおいをさせるほど摂取する人はなかなか止めて下さいませんね。
特にたばこは我慢できず院内の駐車場や庭で喫煙される方がいますが、法律で病院の敷地内は禁煙となっています。
そのことを注意してもキレないでいただきたいです。
第2位:柔軟剤・香水のにおい
化学物質過敏症というものがあるくらい、人工的に作られたにおいは刺激が強いです。
たばこ・アルコール以上に周囲にまき散らすにおいの範囲が広いです。
気管支が弱い方が咳き込んでしまったり、あまりの刺激臭に嘔吐してしまう患者さんがいます。
体調が悪い方には刺激の度合いが桁違いになっているようです。
正直に他患への健康被害を伝え、受診の際は控えるようお願いしています。
第1位:便のにおい
書かなくても、便の臭さは分かってくださると思います。
しかし、病院ではそのレベルが違います。
以前、便まみれで受診された患者さんがいました。
来た瞬間のあの強烈なにおい。
診察室から受付まで通路を2つ挟んでいたのに、マスクをしていても意味がないほどにおいが充満していました。
処置にあたった医師や看護師さんがかわいそうなレベルでした。
窓を全開にして消臭スプレーを撒きまくっても、においが消えるまで2時間近くかかりました。
もう二度とあの体験はしたくないです。
いかがでしたか?
個人的なランキングなので「え?こんなのが?」なんてものがあったのかもしれません。
私的には、人間が出す不潔なにおい(便以外で)よりも、人工的なもののにおいのほうが、不快さや周囲への影響があるなと仕事をしていて感じます。
不快なにおいばかり取り上げていますが、この「におい」という情報は治療をしていくうえでとても重要です。
患者さんがどんな生活をしているのか、どんな環境にいるのか知っていくための貴重な材料でもあります。
ですが、病院は弱っている人が多数いらっしゃいますので、強いにおいのするものは纏わないで来ていただきたいです。
ご協力よろしくお願いします。
次回は11/26投稿予定です。




