事務子と後出し患者さんたち
病院を受診する患者さんの中には、治療だけではなく書類の記載希望も目的にいらっしゃる方がいます。
休職中なら傷病手当や診断書、仕事を探すためにハローワークへ提出する意見書、何かしらの給付を受けるための書類など患者さんの状態や目的によって数多くの書類があります。
年度末が近づき、あらゆる場所へ提出するための書類を希望する方がこの時期は多いです。
それとともに書類を巡ってトラブルも起きやすくなります。
今回は、書類に関するトラブルについてお話させていただきます。
まず、当たり前の話ですが希望したからと言って全ての書類が書けるとは限りません。
病状が該当しない、そもそも医療機関として書けないことがあります。
この判断は治療にあたっている医師しか判断できません。
しかし、何故か窓口でその話をする患者さんがとても多いです。
事務では判断できないと説明しても「書くだけなのになんでやってくれないの?」と怒りだす人がいます。
受付の時点で言ってくる場合は今日の診察で伝えてほしいと説明すれば納得する方がほとんどですが、中には会計時に書類を出してくる方もいます。
そうなりますと、もう一度診察に入って頂いたり混雑状況によっては後日書けるかの返答をするしかなくなります。
スタッフも手間がかかりますが、患者さん側もかなりの手間だと思います。
また、最近あった最悪のトラブルでは医師が記載した内容が気に入らないからと言って勝手に加筆・修正して提出されているケースがありました。
書類に不審な点があったと提出先から病院へ電話があり発覚しました。
診察で医師がこの件について聞くと「もっと〇〇って書いてくれないと不利になるから書き換えた」と悪びれもせず言ってきました。
犯罪行為になるため今後は絶対にやらないよう厳重注意されていましたが、かなり不満げな様子でした。
他にも、患者さんが持参した書類に記載してお渡ししたものが、書式が間違っており書き直しとなりました。
患者さんのミスにもかかわらず「教えてくれなかった病院が悪いんだから無料でやり直せ」と窓口でトラブルになりました。
最終的には、目的の違う書類のため新たな作成となるとの医師の判断があり料金はきちんと支払ってもらうことになりました。
このように、目的によって書類が変わるものがあるため、患者さんにはきちんと確認してから依頼していただきたいです。
次回は4/5投稿予定です。




