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駆け出し冒険者が勇者でした!?  作者: あんでる病んでる
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33/34

初戦闘は切ない

ダンジョンは、、それは冒険者なら切っても切れない

そんな場所です。

実際、現実にあったら是非いってみたい!

フォープロのダンジョン初戦闘が始まる

相手はレッサーウルフ2体だ、まずトルンが先頭に立つ

トルンはドラン特製のハンマーを地面に擦りながらレッサーウルフに突っ込む

レッサーウルフは匂いもだが音にも敏感で警戒体制だ

レッサーウルフの1体がトルンめがけ走ってくる

トルンは堅固:Lv1を唱えるこのスキルはトレント族固有スキルで自身の耐久値を1割上げてくれる

スキルのLvが上がれば更に耐久値は上がる


レッサーウルフがトルンへ飛びかかるスキルの効果とハンマーを盾にレッサーウルフの爪攻撃は弾かれる

すかさず2体目も横からトルンへ突進してくる

1匹目が怯んでる隙にハンマーを地面に叩きつける

『パワーマスタリー!』

その衝撃で2匹は動きが止まる


そこへトルンの後ろに控えていたポムとデルが飛び出す

ポムは正面のウルフをミスリル製の剣で一刀両断する

『てぇい!!』

正面のウルフは絶命


デルは横で固まるウルフへかぎ爪で横一線

『くらえ!ウルフクロー!』

片足がきり飛ぶ、凄まじい切れ味だ流石のドラン工房製

そのままレッサーウルフはその場へ転がるそれを見逃さずトルンがハンマーで叩き込む

『トドメだ!パワーマスタリー!』

2匹目のウルフはハンマーの衝撃音と共に轟沈

フォープロの初戦闘は難なく終了した

っと後ろから衝撃波を感じる

ベリーがパーティー後方に現れたレッサーウルフ3体目にファイアーショットを打ち込んで

倒していた。

危なかった、ダンジョンではどこから魔物が出てくるかはわからない

たまたまベリーが戦闘し慣れているがそうでなければ後ろからの襲撃で後衛がやられてしまっていたと

思うと慎重に状況を判断しないと行けない


『ベリー大丈夫か?すまない、気づかなかった』

『大丈夫、ただ索敵できるスキル持ちがいない』

そうだ、当初から話で出ていたがこのパーティーには索敵スキル持ちがいなく

地上では視界が悪い場所を避ければ危険は減るがダンジョンは地形により見通しが悪く

突然の接敵はあるものだ

まだ階層は浅いから魔物も弱いがこの先はさらに危険になる

言うなら、個人技の強い構成になってしまっている

これではパーティーというには心許ない


デルは首を傾げる

『うーん、試しと思ってダンジョンに来たがやっぱり索敵ができるレンジャー、スカウト系の

メンバーを探すか?』

『今日はどうするの?まだ僕は戦えるけど』

ポムはやる気満々なのはいつものこと、とはいえなー

『まだ初戦、申請した時間までは私も大丈夫』

フォープロの中心である2名からそう言われたらやるしかない

トルンもいけるそうなのでこのまま続行ということになった


陣形は崩さず、軽装で身軽なデルを先頭に

トルン、ポムと後衛にデリーは変わらず

先を進むことにした


『そーいえば、戦利品何も出なかったな』

『うん、珍しい3体倒して出ないの』

この世界の冒険者は魔物の素材で生計を立てる

地上の魔物は戦利品をあまり出さない代わりに組合発行のクエスト用紙に自動で記録される仕組みだ

非常に強力な魔法がかかってるらしく詐称、偽装はできない

そんな中、ダンジョンに関しては戦利品が出やすく代わりに危険も大きいという塩梅になっている

もちろん、ダンジョン用の用紙には討伐は記録されてるので

後で組合で精算する


『まぁ次があるさ!次!』

『あの狼は何くれるのかな?牙とかかな?』

『レッサーウルフは、毛皮か爪、牙』

『毛皮も出すんだ!!それで服作ったら暖かだね!』

ヒヤっとするデル、自分もいつか毛刈りに合うんじゃないかとビクビクする

『ウルフな俺が、ウルフの毛皮できた服を着るのか、、洒落にならんな』

『それはいいな!暖かさ2倍じゃないか、ハハ』

『たく、冗談じゃないぜ!』

ウルフの毛皮はそれなりに高値で取引されて入る寒冷地に強く

それなりに丈夫なので冒険者御用達ではある


『おら!クチャべってる間に前にレッサーウルフ?いやデカいな、、あれは。。。

ダイヤーウルフ!?』

『わ、さっきのやつの2倍くらい大きいね!!強いの?』

『ダイヤーウルフは基本的に1体で行動してる、群れない分戦いやすいけどレッサーウルフより動きも早く

賢い、気をつけて』

ベリーそういうと詠唱を始める

この世界では魔素を操る魔法使い職は魔物に感知されやすく先に狙われやすい

ダイヤーウルフも詠唱に気付きこちらへ走り出す

流石に早い、ものの2-3秒でトルンの射程圏に入りそうだ

デル、ポムはベリーを囲み防御する

トルンは、堅固のスキルを展開、同時にハンマーを地面に叩きつけて敵意を向けさせる

一時、ベリーに向いていた意識がトルンに移りそのままハンマーへ突撃する


ドン!!!ギギギ

『重い、、このハンマーじゃなきゃ弾き飛ばされそうだ』

『トルン!そのまま耐えろ!援護する!』

デルはトルンの影からウルフークローをお見舞いするがダイヤーウルフはそれを難なくかわす

流石の素早さに加えて賢い

ダイヤーウルフは距離をおいてこちらを伺う

そこへ、詠唱を終えたベリーの魔法が襲いかかる

『イエローショット』

黄色い雷のような閃光がダイヤーウルフへ直撃する、あの魔法は以前

神鉄山で使ったもの

直撃を受けたダイヤーウルフは、倒れはしないが動きが止まる

『痺れて動けない、チャンス』

すかさず、ポムがトルンの頭上を超えダイヤーウルフに一閃

その一撃で首が飛ばされダイヤーウルフは倒れた

飛び跳ねるポム、、

ダイヤーウルフが可哀想になる

ポムは消えかかるダイヤーウルフに近づき何かを拾う


『ねぇ!!毛皮が出たよ!!もふもふしてる!!』

喜ぶポムを見つつ、デルは苦笑いを浮かべるのだった

デルは確かに毛皮で覆われてますが

だからと言って寒冷地に強いわけではなく

実は暑がりで寒がりなんです。

デル残念、、

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