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駆け出し冒険者が勇者でした!?  作者: あんでる病んでる
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亀裂

ダンジョンの最下層にはBoss部屋があり、Bossを倒せば

ダンジョンは消滅します。

消滅と共に中にいる冒険者は自動的にダンジョン外へ転送されます。

ただし、Bossを倒さない限りダンジョンは存在しますが一定時間経過すると

ダンジョンから魔物が無尽蔵に出てしまうダンジョン暴走の危険性があります。


その危険をかえりみずあえてBossを組合で管理し

ダンジョンの恩恵を享受し続ける場合もありますが、管理には相応のリスクが存在します。

過去、暴走のせいで都市が魔物に蹂躙された歴史もあります。

ドラン工房を後にし、ダンジョンへ向かうことにした。

ダンジョンに直接向かうことできず一旦、組合に申請してからになる


リーダーであるポムと組合に詳しいベリーはダンジョンの申請をすることになった

デル、トルンは市場へ物資の調達とリッツへの連絡をするためにあえてこの人選としていた

2日目にある程度物資調達は済ませていたので、連絡に時間をとりたかったのが本音だ


テレパシー通信中・・リッツへ


(『リッツ。こちらはこれからダンジョンに潜る予定だ』)

(『分かった、気をつけてな。無理することはないぞ』)

(『ああ、命は大事にしたいからな。ところでそっちはどうなんだ?』)

(『そうだな。これはまだ確証はなくて憶測ではあるが、、』)

(『なんだよ、改まって』)

(『密令を出した幹部なんだが名前がタルト本部長と言うんだ』)

(『聞いたことないがお偉いさんなんだろ?』)

(『まぁ聞けよ。お偉いさんもお偉いさんさ、、タルト・メデュース・レイヤーズ。何か感じないか?』)

(『タルト・メデュース・レイヤーズ、、ん?待てよ!メデュース、、ルミスの魔王がルミス・メデュース・ラスト、、身内か!?』)

(『そのまさかだ、魔王と、うちの会社の幹部が姉妹だったんだ。』)

(『待て待て、どう言うことなんだ』)

(『おそらくだが、今回の勇者の件でタルト本部長はさらに上に登るつもりなんじゃないかと思ってる

魔王とかな?だからこそ、勇者の卵であるポムを本当の勇者にしてそれを確保と抹殺をして功績を上げるきなんじだろう』)

(『そう言うことか!俺たちはその手伝いをしてるってなるなってことか』)

(『そうだ、これこそ憶測だがタルト本部長はこの件を独断で進めている。と言うことは手柄は全て自分のものするそしてお前たちは最終的に邪魔になる、、もちろん俺もだ。知りすぎてしまった』)

(『知ったからといって俺たちがなんで消されるんだ?』)

(『基本的な指示があったとはいえ現場での手柄はお前達なんだよ。この件は本社へ報告をして各部署で連携してことを進める案件なんだ。それこそ会社の功績になるはず』)

(『それを、タルト本部長の独断で手柄を独り占めして美味しいところを全部持っていくと言うことか、、やばいな』)

(『やばすぎる、、それに俺はお前達を巻き込んでしまった。昇進を餌に従っちまったんだ』)

(『それは、お互い様だろう!』)

(『すまねぇ、俺はこのことを本来の上司であるロール部長に伝えるつもりだ!しかも今本社に出向中で。ことの顛末を全て伝えれば俺もお前達も悪くはないだろう、あ。。』)

(『ん!?どうした!?リッツ?』)

・・・

・・

(『初めまして、デルくんとトルンくんよね?私はタルト、わかるわよね?』)

(『・・・・リッツは?リッツは無事なんですか?』)

(『心配しないでいいわよ、彼には別の仕事を頼んだところだから』)

(『人質ですか?』)

(『あらあら、聞きづてならないわね!そんなことしたら犯罪じゃない?そんなことはしないわよ。

あくまで別の仕事を任せただけ、安心しなさい。そして、あなた達も今の立場を考えて行動をしなさい。』)

(『どうしろと言うんですか?』)

(『これからダンジョンへ潜るんでしょう?そこで功績を上げればいいのよ。そうすればその勇者も

覚醒する可能性は高い。覚醒したらしっかり伝えなさい。』)

(『ポムを、勇者をどうする気ですか?』)

(『それをあなた達が知る必要はないわ。あなた達の仕事は監視と情報共有なのだから、拒否権はないわよ?

もうこの件に関わってしまったのだから』)

(『は!そんなことで脅されるかよ!こっちだって連絡用スクロールで本社への連絡はいつだってできるんだ!』)

(『そう?収納ボックスの中を見るといいわよ?』)

デル、トルンは急いで収納ボックス内を確認する、、ない!連絡用スクロールが、他にも蘇生や状態異常系もない

(『察しが悪いわね、そんなこと私がケアしてないとでも?』)

やられた、会社支給のアイテムが根こそぎなくなっている

(『これで分かったでしょ?さっさと仕事をしなさい拒否権なんてないのだから。察しが悪いから教えてあげるけどリッツくんの立場もあなた次第と知りなさい。何かあればこちらから連絡するわ、せいぜい頑張りなさい』)

通信が切れる


デルもトルンも大混乱になった

『どうする?』

『どうするか、、リッツが人質にとられ連絡用のスクロールも会社支給品もない』

・・・

・・

『逃げるか?。。』

デルがポツっと、いうとトルンがデルを殴る

バコン!

『お前ぇ、、違うだろう!!そうじゃないだろう!』

『じゃあどうすんだよ!!!いきなり殴りやがって!!俺はお前を心配して!ゲホッ』

『仲間だろ、、、ポムだって、ベリーだって』

ハッとするデルだが振り上げた拳を下げれず

『は!勝手にしやがれ!!!ただな!よーく考えろよ!熱くなりやがって!』

『待て!どこ行くんだ!』

何も言わず、デルは市場の波へ消えていく

『デル、、俺はなんで、ちきしょう。』

トルンは自分がまさかデルを殴るとは思ってなく自分の行動に動揺していた

確かに俺たちは潜入が仕事で、デルを殴った自分が情をポムとベリーに感じてることにまだ

トルンは思い至ってはいなかった

デルとトルンが喧嘩するのは実は珍しくはないんですが

今回の件は、それぞれが大事にするものがぶつかってしまった結果です。

早く仲直りしてほしい反面、どうまとまるのか、、、心配です。

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