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駆け出し冒険者が勇者でした!?  作者: あんでる病んでる
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乗合馬車とサンドイッチ

4人はクエスト前夜にお祝い晩御飯をしていて

例の酔っ払いに謝られたそうです。

ちょうど居合わせたベリックとも和解して盛り上がってしまったわけです。

こういうノリはいいですなー

4人は初クエスト前夜会の余韻を引きづりながら

コレルに1〜2日帰れないことを伝え朝早く宿を出る。

組合で案内された乗合場所に乗るために城壁警備兵のロイを尋ねた

『おはようございます!朝早いですね。クエストですか?』

『おはようございます!クエストです!!乗合馬車に乗りたいです。これは組合からのお手紙になります!』

ポムは今日も元気よく話しかける

『わかりました!確認しますね、、、はい。確かに!では、あちらに見える馬車に乗ってお待ちください。

ちょうど朝一番の乗合馬車で乗る人を待ってたためすぐに出ますよ。』

どうやら朝イチの乗合馬車は混むことは少ないらしく乗る人がいなければ勝手に欠便になるらしい

途中で乗せることもあるそうでそれをアテにしている人は悲しい結果になる


『それでは、ルミス発〜アグニの村行き出発します!』

ロイの掛け声と共に走り出し、フォープロの4人だけで貸切となった。

アグニは、ルミスから一番近い村でルミス ー 神鉄山 ー アグニとなるため

今回はアグニによる事はなさそうだ

馬車の小窓が開く

『本日は乗合馬車のご利用ありがとうごいます。皆様を安全に送り届けるお手伝いをさせていただきます、案内人のヒックス・ウェッジです!よろしくお願い致します。神鉄山の到着は深夜過ぎになるため途中休憩を挟みながら向かいます。では!失礼ます。』

ヒックスは人族で自信がある物腰だ。実際乗合馬車は整備された街道をいくが少なからず、魔物や盗賊に狙われる

可能性もあるため案内人は自衛ができる者が担う

ヒックスも声からして強そうな雰囲気だ


『ほぼ1日かかるな、着くのは深夜だから野宿することになる。今のうちに役割を決めておこう』

トルンは野宿する際の注意事項と、当番を割り振るこういうときトルンはさすがである


『あれ?ポム?武器はどうしたんだ?』

デルは、ポムが手ぶらなことに気づいた

『ふふふん!!ジャーン!』

そういうと、収納ボックスを見せつけるポム

『ぉ!ついに、デビューしたのか!組合で教えてもらったのか?』

『うん!!僕の能力にあったみたいで出す練習を少ししたらできたんだ!これで僕も色々詰め込める!』

嬉しそうに、ドラン工房で手に入れた剣を出し入れしている


『それはそうと、加護はどうだったんだ?聞くのもマナー違反かもしれないがポムは何も知らなさそうだし心配なんだが、、』

ここで、攻めるデル

『えっとね、加護に関しては見えないんだってさ、でも何かはあるらしくて、、職員さんも初めて見るってさ!

なんだろうね?実は勇者かも??ワクワク』

デル、トルン共に察していた。おそらく卵状態では計測器では隠れてしまうんだろう

これはこれで好都合ではある

それにしても、会社産の鑑定のスクロールはすごい性能だな、もしかしたら魔王圏において勇者の存在は

人間圏よりも重要な情報のため特化したのかもしれない


『勇者だったら勇者と加護が出るから残念だけど違う』

ベリーはそこそこ残酷なことを言う

ポムは先ほどのテンションがどこに行ってしまったくらいに、あからさまにどんよりしてしまった

『ベリー!言い過ぎだぞ、、。ポム、勇者というのは確かに加護も重要だけどなその気持ちこそ強く大事だぞ!きっと!俺はそう思う!』

トルンは随分男まえなことをいうもんだと感心する

ポムは涙を拭い、パッと明るくなる

『そうだよ!!気持ちが大事!!僕は諦めない!ベリーも応援してね?』

ポムはベリーの手をがっしり掴み詰め寄る

ベリーはいささか、ビビりながら

『お思うのは自由』

『だよね!!!頑張る!これからもよろしく!ブンブン』

あーあ、ベリーの手どころか腕までちぎれそうだ、、、いいきみだ。


そんなこんなで、最初の休憩に入る

長いこと馬車に乗ってたためお尻が痛い、、乗合馬車と魔城に行った馬車ではどうやら作りが違うらしい

さすが魔城御用達の馬車だったてことだな


『ふうーーー、やっと休憩だな、、のびのび』

『さすがにお尻がぺったんこになりそうだ、ちょうどいい軽食にしようか準備するかな。

デル、適当に出してくれ。確かパンがあったよな?』

デルは、収納ボックスからパンとベーコン、いくつかの調味料を取り出す


『私はトイレ、ポムついてきて。』

『あ、はーい!私も!』

ベリーはポムを連れてトイレに行く、女の子は大変だな男はその辺で気にせずしてしまうからな

2人がトイレの間に、デルとトルンは手早くサンドイッチを作る

この食事はよく辺境村での仕事で村の外で食事をとる際によく2人で作っていたレシピなので手慣れたものだ

案内人のヒックスは馬に水と、その辺の草を食べさせていたせっかくなのでサンドイッチを渡すと

喜んでくれた。ヒックスかわいいな強そうだけど。


『ただいまー!あ!美味しそうなパンだね!』

『何それ?』

ポムもベリーも初めて見るだろう、普通パンは丸噛りでスープで流し込むのが普通だが

俺たちは具を挟んで食べると美味しいく食べやすいことを発見したのだ

『これはな、ベーコンを挟んでこの酸味のある調味料と辛味を足すと美味いんだ!』

食いしん坊な女子たちは受け取るとすぐに頬張る

・・・

むぎゅむぎゅ、、、ごっくん

『美味しい。』

『ぐすっっ美味しいよ、、旅の途中でこんなに美味しいもの食べれるなんて、、』

大袈裟にもポムは泣き始め、ベリーは感動がすごい

デルも、トルンも作ってよかったと素直に喜んだ。

みんなで食事を楽しんだ後、ヒックスもさらに元気になり馬車を走らせる

途中休憩するはずが、それをすっ飛ばして一行は神鉄山の入山道入り口へ到着した

お尻がさらに痛くなる代わりに、深夜手前くらいにはつけた

サンドイッチは、デルとトルンのオリジナルになります。

まぁどこか違うところでそのような食べ方をしてる人がいるかもしれませんが

一般的な食べ方ではないのはご周知くださいませ。

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