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駆け出し冒険者が勇者でした!?  作者: あんでる病んでる
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お礼は現物支給!

一般人ではなかなか魔王城へはいけないし

謁見もできません。特別です。

『誰が倒したのじゃ?』

やばい、やばい、やばい。

体の血の気が一気に引いていく、昨日の自分の頭を引っ叩いて酔いを覚させてやりたい

しどろもどろになりながら

『魔王様!!皆で倒したのでございます!な?な?』

デルの声が裏返る

『もちろんです!皆で協力をしてなんとか倒せたのでございます』

トルンも明らかに焦っている

交錯する視線、、魔王の視線、、死線、、

『なるほどよのー。ベリック!』

『ハハ!!ここに!』

『こやつらに褒美をやらんとな。何が良いか』

あにゃーーー!!なんとか乗り越えた、、

チラッとポムとベリーをみる

ベリーは、察した顔をしてる頭の回る魔法使いだな助かる

一方ポムはというと

目をキラキラさせながらあっちゃこちゃキョロキョロしまくりで

グリフォンの件なんぞ上の空だ、これはこれで助かった

ベリックがこちらを見るとなるほどという顔をする


『其方らは冒険者で間違いはないか?』

『はい!はい!!そうです!』

ポムが元気よく手を上げる、びっくりした


『ルミス様、褒美として旅支度に必要なものを与えてはいかがでしょう。見るところまだ駆け出しの装い

魔都市ルミスを守ってくれた者の格好がこれでは、我らの名声に関わる故。』

ルミスは頷く

『よかろう!我、”ルミス・メデュース・ラスト”!この者らへ祝福を与えん。

後のことは、ベリック!ベル!良きに計らえ!』

『『御意に』』

どうやら無事に謁見を終えられるようだ、よかった本当に

そのあとは、魔王が退席となり流れで客間に案内される

どうも落ち着かない、豪華な調度品、ふかふかなソファー、洗練されたメイド達

・・

ギイー

『お待たせした。驚かせてしまったな!改めて我が名はベリック・グリズナーズ・ナイト。

昨晩のおりに挨拶をすればよかったがせっかく食事の邪魔をしたくなくてな。許してほしい』

そういうと、深々頭を下げる優しい熊さん

熊さんはそういうと向かいの椅子に腰をかける

『こちらこそです。酔っ払いに絡まれてるところを助けてもらって助かりました。』

『なぁに、あの酒場はまだ一兵卒の頃からお世話になってたゆえ、あのような事はよくあることだ、気にする事はない。』

優しい上にイケメンだった熊さん、惚れそうだ、、

『それでだ、獲物は何が欲しいんだ?冒険者に風体だがとくに武器もないからな本当に、グリフォンを倒したのかと思うぞハハハ!』

『はい!僕は剣がいい!』

『私は、自分のがあるからいい』

デルは悩んだ、、トルンを見るとトルンも悩んでいるようだった

だがウルフに必要なものは、、

『かぎ爪をお願いします』

やっぱりこの辺りだろう

『私は、ハンマーをお願いします。所属特性で木製系統なら扱いが優遇されるので』

トルンは元々、種族トレントのため木製系統の武具に優位性がある

俺も、実はかぎ爪には元からの種族特性が備わるので装備して扱いやすい

『そうかそうか!それでは、ベルを呼んでくれ!』

部屋の隅にいるメイドが頷き部屋を出る、ものの数秒で犬執事が現れる。

手には立派な羊皮紙と万年筆、シーリング道具が見える

『字はあまり得意でないが、さらさら、、グ!っ、これでよし!』

そういうと、魔王の紋章付きの羊皮紙を差し出された

ニッコニコしながらポムは受け取る

『お手紙だ!!どこに届けるの?』

『ハハ!手紙とな!変わらんな、確かに!それを商業区の先、工業区にあり鍛冶屋ドランへ持っていくといい。

腕利の鍛冶屋で其方らが所望する獲物を用意してくれる』

ポムがキラキラと目を輝かして大事な羊皮紙を振り回す

『ポム、落ち着いて。無くしたら剣が貰えない』

ベリーがポムを落ち着かせる。

『それでは、これで魔王様からのお礼とさせてもらおう。ベルよ、彼らを表まで見送りを頼む。

私はこれから軍議だ、忙しくなるゆえ』

『御意に』


そういうと、ベリックは退出し犬執事に案内され入口まで戻ってくる

入口では行きにきた馬車で、ロイが待っていた

『おかりなさい!では、宿まで戻りましょう。』

4人は、すんなり場所に乗る。窓から犬執事とメイドたちがズラッと並んでお辞儀をして送り出してくれた

もうここにくることはないだろうとデルはその光景を見ながら思っていた


途中、ロイから例の鍛冶屋のことを聞くこともできた。

ロイが言うにはその鍛冶屋は有名で価格も高くそこの武具は憧れの品らしく俺たちより

ロイの方が盛り上がっていた。

宿に到着し、ロイはまたーと言いながら颯爽と去っていた。まぁまた城門あたりで

会うこともあるだろう。


『おかえりなさいませ!』

コレルが出迎えてくれた。

『ベリック様から一月分の宿代はいただいております。それ以降はお任せいたしますが

一泊4人一部屋食事は朝夕の2回で銀貨4枚です。よろしくお願いします!』

ニコニコと説明してくれた。

先のグリフォン討伐での謝礼が1ヶ月分の宿代と高級武具か、、ありがたい。

この世界での通貨は、大金貨、金貨、銀貨、銅貨がある

大体1日仕事をして銀貨5〜10枚程度

定職についてる者ならひとつき金貨2~3枚となる。

ポムがなりたい冒険者は定職ではなく個人で稼ぐ日銭稼業。

野宿をすれば宿代はかからないが危険が伴うしある程度収入が見込めるのであれば

拠点となる街を決めて部屋や、一軒家を借りる方が一般的で冒険者組合でもその辺りの斡旋もしてくれる

冒険者組合を通せば安く借りれるとあって冒険者は人気があるが危険な仕事だ


4人は話し合い、一旦鍛冶屋を目指すこととなった

コレルの働く宿は旅人からの評判がよく

安くて、食事も美味しく看板娘も人気です。

ちなみに、コレルの1日のお給金が住み込みで銀貨10枚だったりします。

コレル何気に高給取りです。


平均的な冒険者で1日銀貨1~20枚です。

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