謁見!色欲の魔王ルミス・メデュース・ラスト!
ルミスはとても住みやすく多種多様な人たちが住んでいます。
それも魔王の力です。
『ん。。ううん』
コンコン コンコン
『にゃむにゃむ、もう食べれないよ』
コンコン!・・・ゴンゴン!!!!!ドン!!
『ヒ!!』
ドアから衝撃音。コレルの声が聞こえる。
『おきてーーくださいーーー!!お迎えの方々が来てしまいます!』
デル以外は完全に夢の中だ
『おおおーーい!みんな起きろ!!迎えがきちまう!』
全然起きないため収納ボックスから鍋としゃもじを出す
カンカンカン!!!!
『起きろーー!!』
物音に驚いてみんな起き始める
『ふん!!!うるさい!なんだなんだ?火事か!』
『うるさい〜にゃむにゃむ』
『起きた』
『ポムーーー急げえーーー遅れるぞ!』
ポムだけなかなか起きない、野宿では起きるの早かったのになんでだ
コレルに起きたことを伝え急ぎ着替え始める
『ポムの身支度は私がする。私は終わっている』
ベリーは既に身支度を済ませている、どんな魔法を使ったんだ
起こしたデル、トルンは身支度を済ませ
なんとかポムに服を着せて部屋をでる、こういうところは普通の少女と変わらないなと笑ってします
『すまない!全員揃ったハァハァ、、』
『よかったです!今お迎えの馬車が来るそうなので受付でお待ちください。』
コレルはよく寝れてよかったですとポムを見ながら笑っている、勇者情けないぞ
受付で少し待つとロイが馬車と共に現れた
『お待たせしました。これから魔城に向かいます。準備はよろしいでしょうか?』
やはり予想した通りこの街の主と会うことになりそうだ
4人は顔を見合わせて、頷く。皆準備はできている
『それでは、魔城までこのロキがご案内を務めます!ハ!』
手綱を勢いよく振るそれに合わせて馬車を動き始めた
『立派な馬車だよな、、落ち着かない。。』
『そうだな。初めて馬車なんかに乗ったぞ』
『僕もだよ!!お馬さんかわいいね!』
『何度か』
ベリー以外は乗ったことがないようだ、そもそもベリーは謎が多い
馬車に乗ったことがあるということはそれなりの身分で間違いはなさそうなんだが、まさかね。
川で溺れるくらいだし不思議な魔法使いだ
馬車に揺られ、外の風景も商業区から立派な建物が立ち並ぶ区画へ変わっていく
ここから所謂、貴族やら格式のある家の邸宅なんだなーっとデルは自身との格差を感じていた
そこから更に進むと庭?ちょっとした森を抜けて王城へ続く石造の坂を登る
馬車でなければハイキングになる
坂を登り切った先には円形に整備された作りで噴水も見える
馬車が止まる
『お待たせいたしました!お気をつけてご下車ください。』
降りると絨毯が引かれ、そのまま王城に繋がっている
『無事ご案内ができて恐縮です!お帰りまでこちらで待機いたします!それではご武運を!』
ご武運!?戦うわけじゃないよね?え
狼狽えてると、これはもうTHE執事の出立で獣人のおそらく種族は犬系だろうかウルフとはまた違う野生身というより気品がある
『お待ち申し上げておりました。私は魔王様付き執事の”ベル・シュナウザー”と申します。
謁見の間までご案内いたします。どうぞ』
3人は緊張した面持ちで頷くことしかできない、残り1人は。
『お願いします!すご〜〜〜い!!!ねぇ!こんなでっかい玄関あるんだね!絨毯も外まであるし』
ポムは相変わらずというか、なんというかこんなもんだろうとそれを見て少し緊張がほぐれた3人だった
城内に入り、真っ直ぐ進んでいく。途中、槍旗を持つ衛兵やメイド達がこちらを見て
お辞儀をしてくる、いよいよその時がきた
ベルが一際豪華なドアの前で号令をした
『グリフォンを討伐せり旅のもの!ルミス様へのお目通りをー!』
号令と共に開かれる
そこには、魔城を守る近衛兵達とおそらく内政などする大臣達が待っていた
奥には玉座に座る妖艶な女性がいた、あれが”色欲の魔王ルミス・ナーガ・ラスト”
一瞬見たがとてもじゃないが凝視し続けることはできなかったとんでもない迫力
案内され、魔王の前で止まる
自然と、首を垂れていた横を見るとトルン、ベリー。。あれ?ポムは?
ポムだけ居ない!?なんでだ焦って後ろを見ると
キョロキョロと落ち着かなく近衛兵の剣をまじまじと見ている近衛兵も困ってる様子だ
ダッシュでポムの腕を掴み、魔王の前まで引きずって座らせる、、何考えてんだ!殺されるぞ!
『あはははは!そんなに剣が好きか?小さきものよ。よい!頭をあげよ。小さきものに礼節など不要よな』
恐る恐る頭を上げると笑う魔王がそこにいた
『さてと、ベリックよ。』
『はは!!では述べさせていただきます!』
驚いたそこには、昨日酒場で酔っ払いをぶっ飛ばした熊獣人が立っていた全然気づかなかった、、
『ルミス周辺で噂されていた魔物”グリフォン”をこの4名がルルカ渓谷”風切りの橋”にて討伐したとのこと。
城壁守護衛兵より報告を受けております』
ベリックはこちらを見て軽くお辞儀をする、いい人だ助かる
『なるほどな。そちら、名前はなんというのだ』
『私はデル・ウルフと申します』
『トルン・トレントでございます』
『ベリー・コンフューズです』
『僕はポムだよ!王様!』
『そうかそうか、して討伐を証明するものは持参しているのか?』
トルンは収納ボックスを開き、グリフォンの爪と羽を出しベリックに渡す
『しばし待たれよ。』
魔王は爪と羽を見ると小声で何かを唱える、おそらく鑑定系の魔法だろう
『たしかにこれは、グリフォンのもので間違いはないな、それにしてもよく倒せたものだグリフォンは強敵だぞ』
・・・
・・
・
!!!
この時、デルは自分が最大のミスをしたことに気づいてしまった
視線を感じ見ると、トルンもこちらを見て引き攣った顔をしている
俺たちは言い忘れてしまったのだ、酒とハプニング
ポムに勇者のこと、グリフォンを1撃でしかも木刀で倒してしまったことの口止めを!
『誰が倒したのじゃ?』
やばいーーーー!!
デル達にとって勇者のことは内密に進めてる仕事なため
魔王に知られるのは非常にまずいです。




