第41話 キラキラ騎士団じゃないという地獄
今月中に60話までいきたいです。
「まずは、基礎体力から見ていく。騎士団長、なにをしますか?」
「あぁ〜。そうねぇ…。」
副団長の言葉に騎士団長は悩まされていた。
ったく、決めてないわけ?そんなグズグズの騎士団、この乙女ゲーぐらいなんじゃない?他の乙女ゲーの騎士団なんて、キラキラ輝いているのに…。んま、顔面偏差値は高いけどもさ。
「んじゃ、まず、制限時間内にここから真っすぐに行ったところに、農家のじいちゃんが座ってるから、そのじいちゃんをタッチして、戻ってこれたら、第一試験突破ね〜。そうだな…制限時間は15分にしとこう。」
いやいやいやいや、遠すぎない?多分だけど、だいたい5000mぐらいあるよ?それを15分で?無理無理。世界記録出さないかぎりいけないだろ!?
「あ!いい忘れてた。魔法が使える子、いるかもしれないけど、使っちゃ駄目だからね〜。ま、使おうとあいても、無理だけど。」
ルークは私の方を見てそう言う。
ここらは魔王が闇魔法で魔法を使えなくしたという地域。聖女の私でも、魔法は使えない。
だがしかし、なぜかこの男…ルークの魔法は使える。怖いものだ。
いやいや、私は落ちる前提なので魔法なんか使うわけないじゃん。貴重な魔力なの。
「私は行けそうなのです。」
私の横でユメリアがそう言う。
「もしかして、練習してたの?」
「そうなのです。みんなが授業をしている間に魔法学園を連続30周くらいを継続していましたのです。」
…あ、そっちの化物階級に行っちゃったのね?ユメリア…。すごいよ、本当に。
「でも、簡単すぎて逆に怖いのです。…その座ってるおじさんとは厄介な人なのですかね。」
あのルークが笑いながら言ってるおじさんだよ。やばい人なんじゃない?
でも確かに農家のおじさんって言ってたから、そんなに手強くはないと思うんだけどな〜。




