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第16話 勝負を申し込まれたという地獄 

週別ユニークユーザー数がなんと147人⁉驚きのあまりに踊ってしまいました!!(^▽^)ワハハ!


ぜひ今後とも見てくださるとうれしいですっ!!

なんと今日は魔法の実技テストなのだ。まぁ、ゲームのイベントにもあったわね。


ここでヒロインは光魔法を開花させて悪役令嬢に申しこまれた勝負に勝って好感度が上がるイベント!

そこで最後に攻略対象が「よくがんばったな」って頭をなでるの。


あぁ、気持ち悪い。


ふっふっふ。でも、私のレベルは80。そう簡単に次のレベルに開花しないところまでに来た。流石私。


前にも何回か授業で魔法の授業をしてきたはものの手をできるだけ抜いてきた。


魔法なんてわからな~い。どう扱えばいいの~??ってぐらいに。


そしてなぜか今日は2年生と混合でやるらしく、たまたま班のメンバーが男は2年の先輩のあの乙女ゲーの攻略対象たち。女は私たち1年生となった6人の班で実技テストを行うこととなったのだ。


ん?そんなことして私は生きてるって?あぁ、大丈夫。もう一回気絶したから。それ聞いた瞬間大変だったよ~。


まぁ、ヒロインチートのおかげか周りに運よく優しい女の子がいてさ~。で?その子と友達になったの。


めっちゃいいじゃ~ん。運命って思うじゃん?なんとその子...


乙女ゲーで私と攻略対象をくっつけようと助けるキャラだったの。運命じゃない?ある意味。その子の名前がユメリアってわけ。


で、彼女私のことを王子とくっつけようと必死になってたんだけど私が避け続けちゃうから...嫌いになっちゃった?というか、敵視されてる?って感じ。


なんかはやくくっつけよ!ってオーラかもしだしてるの。


「なにか用なのですか?」


「あ、いえ。何も...」


とにかく、この子はめっちゃ優しくていい子なんだけど私にとって不都合?っていうか。


そして...


「なぜ殿下と同じ班にあんな世間知らずの平民が...」


うん、聞こえてるよ~。小さい声でボソって言ってるんだと思うけど聞こえてるからね~。


「いいですか!平民。いくら特例で入ったからといってあまり調子に乗るんじゃありませんのよ!第一、まずあなたは...」


さっすが悪役令嬢。言うこと言うことが身分を切り出したことで...。まぁ、でもあんたはいいわね。周りを見てみなさい。乙女ゲーの攻略対象の3人は呆れているわよ。くだらないって感じで。いや、引いてるのか。


まぁ、でもこうやって引いてもらえるから、うらやましいと思っちゃうな~。私もこんな風に言葉を言える身分に転生したなら、男から嫌われるのは容易かっただろうに...。平民でこんな風に言葉を使えないんだから。あぁ、うらやましい。


「ちょっと、しっかり聞いておりますの?」


「聞いてます、聞いてますよ。」


「あなた、私を煽っているのですの?」


「そんなまさか!セシリア様を煽っていいような立場ではありませんので...。」


「本当にそうかしら?まぁ、あなたがそんな風に生まれ育ったのはやっぱりあの町の悪影響かしら。」


...ん?この女、今なんて言った??


「私を侮辱するのは構いませんが、町の方々を侮辱するのは...」


「あら?なにか文句があるのです?」


「それは...」


「せ、セシリアさん。彼女の言う通り、町の方々を侮辱するのはよくないと僕も思いますよ!」


オリバーが私の思ったことを代弁して言ってくれる。


うっわ。なんか守ってくれたみたいな感出すのやめてもらっても...?うわ、寒気が。


「確かに、オリバーの言う通りだ。セシリア、発言に気をつけろ。」


アダムラフテリアはセシリアに向かってそう言った。


「も、申し訳ございません。殿下。」


セシリアはアダムラフテリアにそう言われ、慌ててしまう。


そういえば、セシリアってアダムラフテリアのこと好きなんだっけ?だからよくマイナに嫌がらせをしていたって乙女ゲーの設定ではそうなってたし...。ん?まてよ。セシリアはアダムラフテリアのことが好き...?


この2人をくっつければ私の負担は大きく減るんじゃないか⁉⁉


私はセシリアをキラキラとした目で見てしまう。


「なんなのですか、その目は?」


「え...?」


私のその笑顔を見てセシリアは怒ってしまう。


「平民の分際で生意気な...」


「あ、えっとその...」


彼女は自分の手につけていた手袋を外し私の顔面に当てる。


彼女は私に向かって指をさしてこう言った。


「マイナ・ポタイン。勝負をしましょうじゃありませんか。」


彼女は私を試すような口調でそう言う。


「しょ、勝負ですか?」


「えぇそうです。この実技テストで点数が高かった方の勝ち。負けた方は勝ったら方の言うことをなんでも聞くとかはどうですの?そうですわね..。私が勝った場合、あなたにはこの学園を出て行ってもらいましょう。」


セシリアの言葉に周囲はざわつく。


「おいおいマジかよ。」


「あのセシリア様だぜ?」


「田舎娘が勝てると思いませんけど...」


「あの平民の子、学園来なくなるのか?」


「うっそ~。貴重な光魔法の子なのに?」


「おいセシリア。それはあまりにも度がすぎているじゃないか?」


デュークがそう言う。


「セシリア。大体これはな、これは国王陛下が決めたことで」


「デューク様、いいんです。」


私はデュークを引き留める。


「あら、やる気のようね?」


彼女は嘲笑いをする。


彼女に負けたら魔法学園から出ていけ?だったよね??


...いいの?出て行っていいの?まってまって。今めちゃくちゃ悪役令嬢に感謝してる。


「やります!!!」


私はさっきよりも目を輝かせてそう言う。


これで負けたら「やっぱり魔力はそこそこなのね。」って王家そんな目で見てもらえるし一石二鳥!


あぁ、神様。今まで乙女ゲーをやってきて悪役令嬢邪魔しか思わなかったけれど魅力的なんだね。


「それは実におもしろそうだ。」


ここでアダムラフテリアが口を挟む。


...は?なんなのこいつ。せっかく悪役令嬢を愛でたかったとこなのに...


「セシリア。俺はお前とペアでやってもいいかい?」


「殿下⁉」


セシリアは驚きのあまり顔を赤く染めてしまう。


え?なにあの可愛い生命体。好きすぎる。


「え、でも、あの平民の子がかわえそうですし...」


ん?でもこれはアダムラフテリアとセシリアをくっつけるチャンスなのでは...?


「アダム、それはさすがに...」


「全然構いませんよ。」


私は笑顔で答える。アダムラフテリアって魔力強いよね?まぁ、私が負けることしかなさそうだし...。

おっけーおっけー。


「それでは、マイナ様が不利なのです!」


ユメリアがそう言った。


おいおい、余計なことを言うんじゃないよ。


「た、確かにそうですわね...。どうしましょう、殿下。」


セシリアは顔を赤らめながらアダムラフテリアにそう聞く。


「そうだな...。オリバー、デューク。どっちかがやればいいんじゃないか?」


「ぼ、ぼくは嫌ですよ。学園出て行きたくないし...」


「私も遠慮しておこう。学園は出て行きたくない。」


「出て行くのはマイナだけだが?」


アダムラフテリアがそう言っても二人は首を横に振る。


ユメリアはッチっと舌打ちを打ってじゃあ、私が。と手をあげた。


今、舌打ちしたよね?え、なに?こわっ!


「今、この場にいるものが証人です。約束はちゃんと守ってくだされな。」


セシリアは杖を魔法で取り出して試験会場へ歩いていく。


アダムラフテリアも同じ方向に向かったがそのときだった。彼は何かを口パクしている。


「俺が、勝ったら、お前は、俺の、従者」


彼の口パクを読み取るとそう言った文字が浮かんだ。


ふぅん。セシリアとアダムラフテリアが勝ったらセシリアは私を魔法学園から追い出してアダムラフテリアは私を従者にしたいのね...っては?


「ちょ、まって取り消し」


「1度誓った約束は守らねばならないのがこの学園のきまりだが?」


アダムラフテリアはニヤっと笑ってそう答える。


「マジで言ってるの?」


セシリアとアダムラフテリアがいなくなったあとの廊下で私はボソっと呟いた。

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