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MN1 ファイル20220324・20220325

ルシファー(・・・!)


出力が10倍になったキックを受けて悶える・・・・が


ルシファー「にひっ!」


灰色になっていく亡骸から脱出し本体が飛び出してくる


レイ「!?」


パグ2「あれは人型か!?」


リグはサイザ、ミロシアに運ばれていた


サイザ「人間と蛇のハイブリット・・・?」


ルシファー「失敬だな 僕はれっきとした蛇型トークさ まあこの体にいじられたんだけど」


その姿は人そのものだったが大きい蛇の鱗が体を囲み血管は浮き出て頭部には蛇の尻尾が巻き付く異様な姿をしていた


レイ「いじられただと?」


ルシファー「今は言わない方がいいよね 社長!」


体から無数の蛇の尻尾を生み出し鞭打ちを開始する


レイ「どっ!」


レイはD-Breakerで対抗する


レイ「社長ってお前、どこの勢力だ!」


ルシファー「今は言わない方が楽しいな!」


触手でレイを吹き飛ばす


レイ「くそがっ!」


レイはシールドの分離ボタンを押し、シールドはジェットスラスターでルシファーに飛んでいく


ルシファー「さっきのタネってそういう!」


シールドを弾き飛ばしレイに接近する


レイ「こんやろ!」


レイは地面にFirst Breakを放つ


ルシファー(馬鹿かこいつ、刃先が当たってないのに・・・・)



しかし当たってないにも関わらずルシファーは痺れる


ルシファー「がっ!?」


ルシファー(地面を伝ってこっちに・・・・!だが奴も!)


レイも共に痺れていた


レイ「ぐうううううう・・・!」


全身が痺れ、膝がガクガク震える。複眼は点滅し、視界が揺れる


パグ3「俺たちも援護するぞ!」


パグ4「わかりました!リグさん!」


パグ2「・・・ああ!」


3人はランチャーを構えルシファーに一斉射撃する


ルシファー「くっそ!」


ルシファーは爆風と共にどこかへ吹き飛ばされる


レイ「はあ・・・はあ・・・・」


パグ4「隊長!」


ミロシアたちは近寄る


レイ「まだだ・・・」


パグ2「・・・・!ミロシア離れろ!」


ミロシアの横からルシファーが急接近手を蛇の牙のような形に変形させてミロシアの首を打ちとらんとする


レイ「チッ!」


レイは即座にThird Breakを発動しようとするが、麻痺から復帰したばっかなのでうまく動けない


ルシファー「もーらい!」


サイザは再びランチャーを構えたが間に合いそうにはなかった


ウゥゥゥゥンン!!


次の瞬間ルシファーの腕は地面に落ちていた


ルシファー「・・・へ?」


チェンソーの刃が月明かりに光り、血のような緑の液体が飛び散る


横を見るとチェンソーを振り翳したゼニスがいた


レイ「ゼ・・・」


ルシファーはもう一方の腕を牙状に変形させゼニスに即攻撃を仕掛けるが


ゼニス「・・はあ!」


それより早くゼニスは飛び蹴り ルシファーを吹き飛ばした


ルシファー「がはっ!がはっがはっ・・・どう言うこ」


声を荒げたルシファーをサイザのランチャーが再び吹き飛ばす


廃線となったモノレールの橋の上に立つ


ルシファー「・・・人間が!」


レイ「どう言うつもりだゼニス!」


パグ4「なんでここに・・・隊長が倒したんじゃ」


ゼニス「すまないな、レイ あんたの顔どっかで見たことあると思ったらやっぱりそうだった・・・」


レイ「・・・覚えていたのか」


ゼニス「レイ・メーデニコン。そうだろ?」


レイ「そんなことはどうでもいい、どう言うつもりだと聞いている!」


ゼニス「謝罪はあとだ 今は奴を倒そう」


パグ2「何言ってるんだこの人・・・」


ルシファーは瓦礫の中から立ち上がり橋から落ちて着地する。


ルシファー「ゼニスう 俺を奴と一緒に倒すの?そんなことしちゃ社長さんが黙ってないよお?」


レイ「あいつ、ROEの手先か!?」


ゼニス「なぜ俺がROE出身と?」


ゼニスはルシファーに向けてチェンソーをむけながら質問する


レイ「色々調べてな」


ルシファー「まあ、正解っちゃ正解だね。協力体制の方が近いと思うけど」


ゼニス「ハンス社長を利用しているだけじゃないのか!?」


ルシファー「ハンスさんはいい人だよ。でも君をここまで来て処刑しないなんて無能がすぎるよ」


体から無数の蛇の尻尾が出てくる


パグ3「なぜトークが外部のものと繋がっている!?トークがエルメス外に出たって言うのか!?」


ルシファー「・・・君はうるさい。」


尻尾をサイザに向け振り下ろす


レイ「この!」


First Breakで尻尾を痺れさせる


ルシファー「ががががっ!」


ルシファー(うざいなあその装備!)


レイ「ゼニス!」


ゼニスは合図とともに尻尾の上に乗りルシファー本体まで急接近する


ゼニス「はあっ!」


頭部を切断する


ルシファー「引っかかった!」


尻尾の一本から頭部が飛び出しルシファーは再生する。


パグ2「他の部位からの再生・・・・!」


レイ「させるかよ!」


shieldを再び分離してルシファーに向け発射する


ルシファー「!?」


尻尾でshieldを弾き飛ばす


だが、ゼニスはすぐそこまで接近していた


ルシファー「チッ!」


ゼニス「はあ!」


頭部を再び切断する


パグ4「ゼニス上!」


先端が鋭くなった尻尾が上からゼニスに急降下してくる


ゼニス「チッ!」


ガキィン!


弾き飛ばされたシールドが再びひこうしゼニスの真上へ到達 尻尾を弾きかえす


レイ「あっぶねえ・・・」


ゼニス「すまない!」


ルシファー「はあ・・・本当に悪魔みたいだ 早く死んで欲しいよ・・・・お」


レイたちは構える


ルシファー「ごめーん。時間みたいだね 35分超えたら死ぬんでしょ?」


レイ「・・・滞在可能時間残り1分24秒」


レイはヘッドディスプレイを確認する


ルシファー「僕も逃げなきゃだから、じゃーね!」


ルシファーは逃走する


ゼニス「待て!」


ゼニスは追おうとする


レイ「追うな!」


レイは腕を掴み引き戻す


ミロシアは忘れかけていたコードの位置を見る


パグ4「コード・・・あいつの動きと連動している・・・・!」


パグ3「奴を殺せばコードが手に入るのだな!?」


パグ2「・・・」


レイとゼニスは冷静になり残り40秒ほどで会話を交わす


レイ「そして、お前はなんのために」


ゼニス「申し訳なかった。君の、あなたのこともわからずただがむしゃらに・・・復讐に囚われていた 本当に、申し訳ない」


レイ「別にそれはいいんだ だが20年前に俺を見たと言ったな?それは一体なんなんだ・・・」


ディスプレイ「残り滞在可能時間30秒」


ゼニス「時間が来た・・・また今度話します」


ゼニスは粒子となりROEの方へ帰還のためワープした


レイ「・・・お前ら、とりあえず大まかなコードの仕組みはわかった 撤収だ!」


パグ2、3、4「了解!」


レイたち4人も帰還のためワープした


————ゼニスは本社に帰還した


特殊部隊員1「ゼニス・アイロニー・クルート」


帰還して早々ゼニスは銃口を向けられていた


ゼニスはわかっていたように手を上げる


特殊部隊員2「ハンス社長の命令だ ついてこい」


———ROE 社長室———

ハンス「・・・はあ・・・」


ハンスはタバコを吸っていた


社長室内には緊張の空気が漂っていた


特殊部隊の隊員たちは依然として銃口をゼニスに向けている


ゼニス「・・・社長」


特殊部隊員2「許可なく喋るな!」


ハンス「いや、いいんだ。呼び出してはなんだが君たちは下がってくれ」


特殊部隊員3「ですが社長!」


ハンス「彼と話がしたい」


ハンスはゼニスを睨んでいた


特殊部隊員たち「失礼します」


隊員たちは退出する


ハンス「・・・レイ・メーデニコンか」


ゼニス「なぜ彼の名を・・!?」


ゼニスは驚いたように言った


ハンス「EMIも馬鹿だなあ 本当に本名で契約してるとは」


ハンスは机に資料を投げる


ゼニスは資料のページを捲り始める


そこにはレイに関する情報がまとめられてあった


ハンス「連合はな、フェーズ1が失敗して大変お怒りの様子なんだ。君があっち側についたからね」


ゼニス「いえ、あっち側についたとは・・・ですが社長 彼は」


ハンス「前にも言っただろう。今悪魔だと言われてるのならば 殺すしかないだろう。」


ハンスの指は小刻みに震えていた


ゼニス「・・・わかりました」


ハンス「今度こそ本気で殺りにいけよ。連合は強くそれを願っている」


ゼニス「失礼します」


社長室の扉を開け退出しようとするゼニス


ハンスはどうせ退出するだろうと固定電話を取り出して誰かの番号をかけ始める


ゼニス「お言葉ですが社長」


ハンスの番号を打つ手が止まる


ハンス「ん?」


ゼニス「なんなんですか あのルシファーとか言うやつ」


5秒ほど沈黙があった後社長は口を開く


ハンス「言えない」


ゼニス「・・・わかりました」


社長室から退出する


ハンスは出て行ったのを確認しまた番号を打ち始め電話をかける


その人は電話にすぐ出た


リカオン「やあハンス」


ハンス「リカオン聞いてくれ、ゼニスg・・・」


言いかけたその時


リカオン「裏切った そうだろう?」


ハンス「まだ一応こっちの所属ではあるが、だがいずれこっちの勢力からEMI側につくぞ。」


リカオン「ふむ・・・だが、もう大丈夫さ こちらも開発がほぼ完了したんだ。」


ハンス「なんと言ったかREXA・・・だっけ」


リカオン「そうだ・・・連合受けはしないフォルムだが そっちはそっち こっちはこっちだ。実戦投入の日は近い・・・」


ハンス「だがまずはHalo Forceを試すんだろう?」


リカオン「彼らのMNにも期待したいところだね。」


ハンス「なあリカオン・・・」


コーヒーを飲みながらいう


リカオン「んっ?」


ハンス「ヴァヴィルドから連絡が来たか?」


リカオン「牛島奴とか言うのをEMIに潜入させる話か 私は賛成だよ」


ハンス「・・・だよな お前と仲間でよかったよ」


リカオン「仲間とかいうな・・・そういえば ルシファーはどうだ」


ハンス「MNゼニスの録画機能で確認した あいつは俺を舐めている」


リカオン「そういうやつだ・・・昔からそうだった」


ハンス「ここから忙しくなるな。」


リカオン「休暇は取れるさ・・・」


ハンス「じゃあ、手筈通りに」


リカオン「フッ・・まかせろ」


互いに電話を切る


ハンスはため息をつきながら、窓の外を見ていた


———2022年3月25日EMI社長室———

ライにレイは状況報告をしていた


レイ「そしてコードがルシファーっていうやつと動きが連動していた おそらく飲み込んだんだろう」


ライ「ルシファーだと?」


ライは少し睨みながらレイをいう


レイ「自分で名乗ってた。だがトークにあんな知能があるとは正直驚いたぜ」


秘書が持って来たワインをレイは飲む


ライ「トークに基本的に知能はないはずだ。この変異は初めてだし、進化が早すぎる・・」


レイ「そしてROEとの関連性が浮かび上がってきた」


レイは相関図をAIにまとめさせライに見せる


ライ「そのゼニスとかいうやつは、お前と共闘したんだろう?なんでこっちに連れてこなかった」


レイ「時間がなかった あと10秒あるかないくらいだったからな残り時間」


ライ「・・・今後も攻撃してくるだろう」


ロボットが持ってきた菓子を食べる


レイ「雰囲気的にいい感じだし流石にないと思う」


ライ「敵は信用するな 例えそれが和解した相手だとしても 敵ならば敵だ。そいつを信用するものではない。」


レイ「社長さん、俺は奴を信じてみたい」


ライ「・・・・はっ 好きにしてみろ」


ライは少し黙った後、レイの目を見ながらそう言った


レイ「じゃあ俺、リグのとこ行かなきゃだから」


ライ「ああ、行ってこい」


レイ「失礼するぜ」


レイ(今日の社長さんハイテンションじゃないな・・・)


社長室の扉を開ける


———EMI 本社屋上ヘリポート下段バルコニー———

リグはタバコを吸っていた


レイ、サイザ、ミロシアはその様子を見ていた


リグ「レオ・・・これでやっと救われるなあ・・・」


一億ペータが入ったアタッシュケースを持っていた


サイザ「なんで俺たちに相談しなかった」


リグ「・・・人から金を借りるのが怖くて、正規の借金だと思ったら 詐欺だったんですよ トゴとか言われて到底無理だった・・・・それにその借金は・・・」


リグは自分、レオ、ナナが映った写真を見る


リグ「・・・盗まれたんですよ。妻に」


ミロシア「なんだって・・・」


レイ「はぁ・・・」


レイは少し笑みを浮かべながらため息をつく


そしてレイは追加のアタッシュケースをリグの足元に置く


リグ「・・・これって」


レイ「7000万ペータ 追加でな」


リグ「・・・隊長?」


レイ「ほら、早くこれでその業者どもをギャフンと言わせてやれ」


リグ「・・・ありが・・・とう!」


大粒の涙を出し始めたリグ


3人はリグの背中をすさりながら少し笑みを浮かべた


夕日は沈みかけていた・・・


———大洋自由連合本部21階第3会議室———

エレベーターの扉が開き ヴァヴィルドが出てくる


ヴァヴィルド「これはこれは 会えて光栄ですよ」


ヴァヴィルドは車椅子に乗った老人と握手を交わす


ヴァヴィルド「ターマン・カミンスキー氏」


その老人のスーツの襟には黄金色でTCと書かれたバッジがつけてあった


to be continued・・・


・用語解説「PMC」

一般的には民間軍事会社のことであり国や企業と契約して、警備・訓練・後方支援などを行う民間企業。しかしこの世界のPMCではエムソムルティア大陸において主要な軍事力の一つとして重宝されている一方、大洋自由連合内でPMC支持派とPMC反対派によって度々闘争が起きることもある。


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