表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
花の乙女の成長日記  作者: 星降 香音
第3章 【花の乙女】とお従妹さま
13/21

【花の乙女】のお茶会予定

3章です。

『親愛なる

  ローゼシアお従姉(ねえ)さまへ


   

  わたくし10日後に我が家でお茶会を開

 きますの。

  お従姉さまにも是非来ていただきたいと

 思いましたのでお手紙を認めさせていただ

 きました。

  ご都合がよろしければ正式に招待状を認

 めさせていただきますのでお返事ください

 ませ。

 

          敬愛を込めて

           サーシャ・アクアリス』


ーーーーーーーーー


「お茶会ですか。ミア、その日の予定を教えてちょうだい。」

「10日後ですと………午前は聖女(おうじょ)殿下とご面会の予定がございます。」

「では午後なら構いませんね?」

「ええ。問題は無いかと。」


 午後ならばとお返事致します。


「そういえば、このお茶会のことリアは知っているのかしら?」

「さぁ、私は存じ上げませんが……ローゼリアお嬢様にご確認致しますか?」


 わたくしは少し考えます。


「……いえ。いいわ。サーシャのことだから必要なら連絡しているでしょう。」

「そうですか。」

「それから……ミルを呼んで来てもらえるかしら?」

「畏まりました。」


 リンがミルを呼びに行ってくださいました。


「ミア、あのドレスが間に合うかベティに確認しておいてくださいませ。」

「確認済みです。3日後に仕上げを行うので時間を空けておいてくださいとのことです。」

「了解よ。3日後は1日空いているわ。」


 今回新調したドレスはオフショルダーで淡い藤色をベースにした膝下までのベルシルエットのドレスです。

 まぁ18歳で成人するまで膝下までの丈のドレスしか着られないのですけれど。冬は寒いので早く踝までの丈のドレスを着たいです。夏になれば薄い生地にすればよい話ですし……。

 そういえば、最近内政大臣補佐官のユリティスお兄様と宰相であるお父様が忙しくされているようですけれど……。

 内乱でも起きるのでしょうか?リィステ聖子殿下は安全でしょうか?少しだけ心配です。あの日また来ると言って以来会っていません。

 立場上簡単には来られないのでしょうし仕事を増やしたのもわたくしですが。今、内乱が起こるとしたら原因は1つです。せめて無事だけでも確認できればよいのですが………。

 神殿の件はわたくしが巻き込んでしまったことです。

「お嬢。」

「!ミルですか。驚きました。」

「アタシはリンと一緒にノックして入ってきたぞ。」

「すいません。少し考え込んでしまって………。」

「今回の依頼はそれか?」

「ええ。リィステ聖子殿下の安否の調査です。」

「あのさぁ。アタシ、情報屋なんだけど。調査なら探偵の領分だ。貧民街の奴らの依頼ならともかく……。」

「では殿下の安否の情報を。」


 意外と商魂たくましいと思っていましたが貧民の方限定だったようです。


「はぁ。2、3日待ってろ。しゃーないからアタシじきじき仕入れてきてやる。」

「ありがとうございます。あと、ここから先はミノジアとして聞いていただきたいのですが………。」

「どうしたの?改まって私にって、珍しいね。」

「最近、神殿の周りが少しきな臭いのでご注意くださいませ。」

「わざわざ私として………。っ!ありがとう。ローゼシア。」


 わたくしの意図が伝わったようで安心です。


「ミノジア様夜分遅くなりましたしお気を付けてお帰りくださいませ。」


 護衛を貸し出しでも良いのですがミルとしての能力を見るに邪魔になってしまうでしょう。


「ええ。ありがとう。ご機嫌よう……で合っていますか?」

「ええ。ご機嫌よう。」


 ミルは帰りましたしいつもの泉の畔に行きましょう。


「ミア、あのポンチョを。」

「こちらに。」

「行って参ります。」

「行ってらっしゃいませ。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
https://ncode.syosetu.com/n2737fm/ 『この国が滅ぶとき、唯一信頼できる兄様へ』
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ