ミルの驚愕
「はいぃ!?保証ってお嬢の買った情報以外でだぞ。お嬢が買った情報がいくらするのか分かってんの?」
「わたくし社会勉強の為に小物や布製品を作って販売致しておりますの。下町でバザーなどがある際に出品致しておりましたところ人気が出てしまって引くに引けないのです。」
「お、おお。どうしていきなり語り始めたんだ?」
「というわけでわたくしは公爵家の予算とは別に普通の人の月給より多いお金が使えるのです。」
「多いって?」
「具体的には14万と2750エリくらいです。」
「!それ嫌味だろ。」
「ですが、わたくし孤児院を建てる計画を商売ギルドと立てていて月5万エリをギルドに4万エリを教会……」
それから確か他にも出していたはずです。
「…街灯設置の為に大工ギルドと魔術師ギルドに3万エリほど寄付しているのですけれど。」
「はぁ!?お嬢………。福祉なんてしてる令嬢はお嬢くらいだぞ。」
「そうなのですか?そんなことよりわたくしの呼び方は"お嬢"で決まりですか?」
「そんなことじゃない!いやーアタシお嬢の側近で良かった。お貴族様はそーゆーこと興味ないと思ってた。」
今度は素の状態で笑ってくださいました。
「素になってますわよ。」
「いいの。私仕事は終わったから。」
「そう。それでは貴女に貸し出す部屋を案内致しますわね。」
「うん。ありがと。そういえば何で私だったの?」
何がでしょうか?顔に出してしまっていたらしくミノジアが答えて下さいました。
「だから、どうして私を側近にしたの?言葉遣いもこんなんだし………。」
「?そんなこと気になさっていらっしゃったの?言葉遣いは育った環境が異なれば違うのが必然でしょう?そんなこと気にしていては外国の方とお話出来ないわよ?」
「そんなものなの?」
「そんなものなのです。」
「そっか。」
ミノジアは満面の笑みを浮かべました。
またしてもやってしまいました。
申し訳ありません。




