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電気止まってる。
タクミ「ナツさん・・・。ここ電気つかないです。暗くなったらこのローソクつけます。」
ナツミ「え~~~~。!!」
タクミ「うちの店・・・・ホントにギリギリだから・・・店舗の分は電気代払ってるけど・・・・こっちはもう1年も電気代を滞納しているんです。」
タクミ「でも・・慣れちゃえば何てことないです。この仏壇用ローソクさえあれば・・・・」
ナツミ「タクちゃんアタシ・・・都会っ子なんだけど・・・」
タクミ「・・・・あああ~~~。そうですよね・・・・汚いところでスミマセン。」
「カナカナカナカナ・・・・・」
ヒグラシが鳴いている。
夏の夕暮れがゆっくりと山を包み始めていた。
ナツミ「・・・・・。」
「ブゥオーーーン!!」
不意に表で軽トラックが停まった。
「買い出しに行くぞ~~~!!」
神さんだ。
「二人とも荷台に乗りな!!」
ナツミ「トラックの荷台とか・・・・ウケル~~~!!」
・・・・。
僕はウケない・・・・。
助手席に乗りたいけど・・・助手席にはずっとまえからDJ-1のエンジンが乗ったままだし・・・・。
せめて今日は・・・特売の特製メンチカツ買えるといいな・・・・。




