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【127万PV突破】 運と賢さしか上がらない俺は、なんと勇者の物資補給係に任命されました。  作者: 虫松
『魔王と勇者の継承者(デュアル・ヘリテイジ)ダイ・マオウの大冒険』

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第7話 深海基地アルゴス ― 内部突入

爆炎の泡を突き破り、MI6潜水艦は巨大な影の下に滑り込む。

闇の中にそびえ立つのは、人類の建築技術を超えた水中要塞――深海基地アルゴス。

鋼鉄の壁面には赤い警戒灯が脈動し、まるで海底の心臓が脈打っているようだった。


「接舷完了! 突入チーム、行け!」

艦長の声と同時に、エアロックが解放される。


アイゼンは仲間と共に、流れる水を蹴りながらハッチへと取り付いた。

爆薬で施錠を吹き飛ばすと、内部から圧縮空気が噴き出す。


侵入成功。


基地内部は冷たく光る金属の回廊。

進むごとに、透明なチューブの中で蠢く異能実験体が目を開き、ガラスを叩く音が響く。

「……気を抜くな。ゼフィルが仕掛けてくる。」


その言葉と同時に、警報が鳴り響く。

赤い照明が点滅し、床下からセキュリティ・ドローンがせり上がる。

鋭利な腕を持つ蜘蛛型の機械が壁を這い、電撃を放って襲いかかってきた。


「チッ!」

アイゼンは瞬時に回避し、逆に飛び蹴りで一機を壁に叩きつける。

仲間の援護射撃が炸裂し、次々と火花を散らしながらドローンは倒れていく。


だが、奥の巨大水槽が突然ひび割れた。

赤い液体を撒き散らしながら、触手を持つ実験体が飛び出す。

その咆哮は水圧に反響し、耳をつんざくほどだった。


「生体兵器まで放ちやがったか……!」

アイゼンは腰のブレードを抜き、鋼鉄の触手を切り裂きながら奥へと突き進む


扉を破ると、そこは巨大なドーム状の工場。

コンベアが轟音を立て、無数のドローン兵器が組み立てられていく。

上空をクレーンが横切り、ミサイルを吊り下げたまま不気味な影を落としていた。


「歓迎が派手だな……」

アイゼンが呟いた瞬間、壁面のスリットからガトリング砲が展開し、一斉掃射。


「走れ!」

仲間たちは鉄骨を盾にしながら前進、アイゼンはコンベアを駆け上がり、空中で反転しながら銃撃。

炸裂弾が砲台を直撃し、火花と煙が吹き上がる。


だが、その煙の中から、真紅に塗られた大型ドローンが起動する。

人型の巨体に鋭い翼を持ち、頭部にはゼフィルのホログラムが浮かぶ。


「……ようこそ、アイゼン。ここからが本番だ。」


ゼフィルの声が響き渡り、巨大ドローンが動き出す。

その瞬間、工場全体が戦場と化した。


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