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神話系ミーティング ~その問題、神々が議論します~  作者: すばる ゆう
第XX回 『日本の神々について』-オリュンポス本部-

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大蛇討伐の戦利品

今度はスサノオがアマテラスを必死に説得した。


――会議、再開。――



ヘラクレス:「ところで、討伐後は?」


スサノオ:「オロチの尾から剣が出てきた」


ヘラクレス:「剣?」


スサノオ:「あまのむらくものつるぎ!」


アレス:「レアドロップ!」


テミス:「ゲーム用語で神話を説明しないでください!」


コツ。

―木槌が小さく打ち鳴らされた―


スサノオ:「お前は?」


ヘラクレス:「ヒュドラの毒を矢に利用した」


スサノオ:「毒素材か!」


ヘラクレス:「ただし、その毒は後に、私自身の死の原因にもなった」


スサノオ:「…………」


アレス:「…………」


スサノオ:「呪い装備じゃねえか」


ヘラクレス:「扱いには注意が必要だ」


テミス:「注意で済んでいません。二度と使わないでください!」


コツ。

―木槌が小さく打ち鳴らされた―


やがて、二柱は固い握手を交わした。


スサノオ:「今度、一緒に何か狩ろうぜ!」


ヘラクレス:「いいだろう!」


アレス:「俺も行く!」


アマテラス:「絶対、日本には来ないでください!」


会議室が静まり返った。

アマテラスは自分の大声に驚き、テミスの後ろへ隠れた。


スサノオ:「姉貴、昔より声が出るようになったな」


アマテラス:「…………」


テミス:「須佐之男様。煽らないでください」


カン!カン!カン!

―木槌が三度、強く打ち鳴らされた―


テミス:「はい! いい加減、本題に戻ります!」


ヘラクレス:「しかし、ヒュドラとオロチを交換した場合――」


テミス:「別日にしてください」


アレス:「その別日、俺も――」


テミス:「知りません」


カン!

―木槌が強く打ち鳴らされた―

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