日本の神々のご利益
テミス:「では、投書にある『ご利益』について説明していただきましょう」
アマテラス:「はい」
天照はホワイトボードに書き始めた。
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ご利益
家内安全 交通安全 商売繁盛 五穀豊穣 学業成就 合格祈願 縁結び 安産
健康長寿 厄除け 勝運
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ゼウス:「……多いな」
アマテラス:「神社や祭神によって、特に信仰されているご利益があります」
ゼウス:「一柱につき一つか?」
アマテラス:「いえ、複数あります」
ゼウス:「よし! わしも増やすぞ!」
アテナ:「何をです?」
ゼウス:「雷!」
アレス:「親父は落とす側だろ」
ゼウス:「王権! 勝利! 家内安――」
コツ。
―木槌が小さく打ち鳴らされた―
テミス:「最後は却下します」
ゼウス:「なぜだ!」
ヘラ:「理由が必要なのかしら?」
結婚を司るゼウスの妻が口を開いた。
会議室中の視線がゼウスに集中した。
会議室の空気は、絶対零度に達しようとしていた。
アマテラス:「……なんだか、すごく寒くなってきたんですけど!?」
オリュンポスの歴史は家庭内不和の歴史でもある、アマテラスのみ状況が呑み込めず困惑していた。
ゼウス:「……次へ進もう」
テミス:「…そうしましょう」
コン。
―木槌が打ち鳴らされた―




