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神話系ミーティング ~その問題、神々が議論します~  作者: すばる ゆう
第XX回 『正式書記の設置』 ーオリュンポス本部ー

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書記に求める条件


アテナ:「先に、書記へ求める条件を整理した方が良いのではないか?」


テミス:「では、必要な能力を確認します」


協議の結果、正式書記には次の条件が求められることとなった。


―書記に必要な条件―


一、発言を正確に記録できること。

二、議論の要点を整理できること。

三、本題と脱線を区別できること。

四、神格や地位による圧力に屈しないこと。

五、発言者の都合によって記録を改変しないこと。

六、長時間の会議にも対応できること。

七、ゼウスの発言を、公文書へ掲載できる表現に整えられること。


ゼウス:「最後の条件は必要なのか?」


テミス:「実務上、極めて重要です」


ヘルメス:「むしろ、専門技能として独立させてもいいくらいだね」


ゼウス:「わしの発言は、そのまま記録しても問題ないと思うが」


コツ。

―木槌が小さく打ち鳴らされた―


テミス:「その判断を書記へ任せるための会議です」


ヘルメス:「実際にやって見せた方が分かりやすいんじゃないかな」


テミス:「同意します。実際にやってみましょう」


記載する内容は、今回の議題、経緯、論点の三つとし、実際に候補者達は試験用の記録を作成することとなった。



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