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神話系ミーティング ~その問題、神々が議論します~  作者: すばる ゆう
第XX回 『正式書記の設置』 ーオリュンポス本部ー

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冒頭説明『正式書記の設置』

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


議題:正式書記の設置

開催場所:オリュンポス本部

司会・書記:テミス(司会兼任)

審議区分:組織運営・役職選任


参集メンバー


出席:ゼウス、アテナ、ヘルメス、アポロン、アレス

候補者:ムネモシュネ


投書者:テミス

投書:

「会議が目まぐるしく、記述と司会の両立が大変です。そこで正式な書記を求めます」


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


テミスは司会席に着くと、自ら提出した投書を読み上げた。


コン、コン。

―木槌が二度、打ち鳴らされた―


テミス:「それでは、第XX回神話系ミーティングを始めます。本日の議題は、『正式書記の設置』についてです」


ゼウス:「これは投書なのか?」


テミス:「正式な投書です」


ゼウス:「書いたのは?」


テミス:「私です」


ゼウス:「受理したのは?」


テミス:「私です」


ゼウス:「議題として採用したのは?」


テミス:「私です」


ゼウス:「司会と記録は?」


テミス:「私です」


―静寂。


アテナ:「……確かに書記が必要そうだ」


テミス:「今、その話をしています」


テミスは机の上に書類を積み上げた。


発言記録、議論の整理、脱線の修正、決定事項の確認、後日報告の追記、各所への情報共有。

すべての担当欄に、同じ名前があった。


アテナ:「負担が一柱へ集中しすぎている。司会と書記は分離すべきだろう」


ヘルメス:「それに、会議中は記録を取っている間に、話が別方向へ進むことも多いからね」


アレス:「話を逸らす者が悪いのではないか?」


一同の視線が、ゼウス、アポロン、アレスの三柱へ向いた。


ゼウス:「なぜ、わしまで含まれている」


テミス:「発言記録を確認しますか?」


ゼウス:「いや、議論を続けてくれ」


コツ。

―木槌が小さく打ち鳴らされた―


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