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僕が妹に転生したら皇太子の婚約者にされました  作者: とらまる
フレーデル王国編
293/350

葛藤

目の前が真っ暗になった


なんとなく…駄目なんじゃないか

ユーラと僕は恋人としてやっていくのは難しいんじゃないか


そんな考えがよぎった矢先



婚約と

リスラ共和国への帰国…。


ニコちゃんからようやく解放されると思っていたのに

自由になれると思ったのに


結局…縛られるのか?




いや、

ただ少し前に戻るだけじゃないか。

フリッツと婚約する事になる前、

記憶を取り戻してユーラと一緒になる為にリスラ共和国へ向かった時に戻るだけだ…。




だけど、僕は知ってしまった。

ユーラが僕が想像した以上に嫉妬深く独占欲が強い事

僕を自由にしておきたくないこと。

その為には手段を選ばないこと。




だけど、断ったらどうなる?

彼はヴィルと同じだ。すでに前科もある。


彼は僕を失ったら自殺しかねない…。



何故僕は

何を悩んでいるんだろう?


ユーラが好きで

一緒になりたくてここに来たはずなのに。


嫉妬も束縛も、彼の僕への愛情だと受け止めればよいだけの事なのに。




だけど、つい心のどこかで思ってしまう。



フリッツが婚約の相手だったら


もっと自由でいられただろうな


僕が僕のままでいることができただろうなって…





そんな事

思ったらいけないのに

ユーラを選んだのは僕なのに




僕はユーラから逃げたくなって

そんなひどいことを考えてしまった。




フリッツ…。


僕は


どうして君を諦めてしまったんだろう。



やっと気づいた。

僕には君が一番あっていたんだって。




今更…そんな事を思うなんて無駄なのに。





ユーラは僕を愛してくれる。

僕もユーラを愛しているし、

ユーラと一緒にいるのは好きだ。



だからもう迷うな。



最後に我が儘を言って、それが受け入れられたら、


僕はユーラに従おう。


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