表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕が妹に転生したら皇太子の婚約者にされました  作者: とらまる
フレーデル王国編
264/350

フリッツの願い

「話って何かな?もうそろそろ出発の時間なんだけど。」


「ニコライ大統領、お願いがあります。」


俺はニコライ大統領を出発前の朝食に合わせて面会を依頼した。


「…何?」


もの凄く面倒くさそうな返事だ。



「リネアの養子縁組を解消してください。」


「断る。」


「お願いします。」


「フリッツ…、僕は君が好きだし、君には病気の事で感謝してるけど、その要求はのめないな。…それとも何?君はリネアの対価を用意する事ができる?彼女は僕の計画に必要な人なんだ。」


「分かっています。私もあなたに彼女が必要な事は分かるんです。だけど私は、彼女を自由にしてあげたい。彼女を政治利用したくないので対価を用意するつもりはありませんが、あなたもリネアが大切なら、彼女の幸せを少しでも望むなら…考えてください。」


「…僕はそういう感情論には乗らないんだ。」


「分かっています。でも、そうじゃない所があることを期待しています。私の言いたいことはこれだけです。…リスラ共和国に行けなくて残念でしたよ。」


「チェスもやり損ねた。」


「本当ですね。」


「フリッツ…。僕を恨む?」


「…いえ。恨みません。私は時期国王になります。あなたが国の事を一番に考えているのは分かります。私も同じだからリネアを婚約者に望みました。彼女が皇太子妃に相応しいと、一緒に国を作っていきたいと思っていましたから。」


「…うん。」


「では、失礼します。カジノの担当はリネアを外さないでくださいね。必ず成功させましょう。」


「分かった。」






俺は部屋を出た。


リネア、俺はお前に何もしてやれなくてごめん。


自分勝手でごめん。


だけど俺は自分の生き方を変えられない。


俺は、フレ-デル王国の未来の為につくしたい。


それが俺の一番の望みだから…。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ