くえすと40
話はちょっと巻き戻って。
手漕ぎしかないと思われていた為余裕を持って迎撃していた西側の海岸線だったのだが。
「あれ何やってんだ?」
と言う一人の呟きから戦況は一転した。
「ん~」
っと身体強化を使っても弓スキルの〈ホークアイ〉を使ってるわけじゃないので点にしか見えないが何やら敵の船の上で魔法が発動したようだ……。
[こちら前衛部隊アックスより本部、アーチャー部隊の誰かと連絡つくか?]
[あ、はいこちらアーチャー部隊のセリスです。リリィさんからリーダー権限もらってます]
[お、ちょうどよかった敵の先頭の船で何やってるか見えるか?]
[えーっとさっきから私達も見てるんですけどまだはっきり見えないんです。すみません]
[いやいや構わないよ。見えたら報告お願い]
ふむ、やっぱりリリィじゃないとあの距離は見えないかぁてかアイツはどうやったらあんなスキルレベルに成ってるんだ? まあいいけどな。ともう一度見てみると……あれ、結構大きく見える?
その時アーチャー部隊の代行リーダーセリスの声が頭に響く。
[見えました! 敵は魔法を後方に展開して速度を出しているようです。アーチャー部隊コレより攻撃開始します]
その言葉が終わらないうちに明けた空を無数の矢が駆け抜ける。
[シオン!]
[わかってるわよ]
その言葉を裏付けるかのようにアーチャー部隊と混ざり合うようにライトエフェクトが煌く。
[魔術師部隊より各部隊長へ今から単体攻撃魔法で攻撃するから当たったらごめんなさい!]
[どんとこーい! シオンの愛は俺が受け止める!]
[シオンちゃんガツンとやって!]
こいつら俺よりヤバイ気がするんだけど……まあある意味変態じゃないとこの世界で前衛なんて出来ないしなぁと自分の事を棚に上げて思ってると。
シュゴゴゴゴゴと弓矢に混じって炎の玉やらが飛んでいくが。
「あ~アレは当たらないなぁ」
明らかに敵の速度が予想を超える速さに達しているせいでほとんどの攻撃は当たらない、が一部の攻撃は敵の前進を若干鈍らせこっちの迎撃準備が間に合った。
そんな中。
「アックス~準備できてるけど~でもめんどくさい~」
と俺のパーティのちびっ子両手剣使いのリサがぶつくさ言っている。その横でさらに。
「働きたくないでござる!」
などと忍刀使いのケンジが言ってる。さらにその後方では皆様だらだらとのんびり過ごしている……なんでこんなのばっかりなんだろう、まあ皆俺の知り合いなんだけどな。だからまあLvは軒並み90を超えプレイヤースキルも一級品なんだけどやる気が伴ってないんだよなぁ。
「そろそろ来るぞ。ここで目立てば女の子にモテモテだぞ!」
「はぁ? わたし女の子なんですけどー」
「わたしもー」
「わたしはどっちでもいいー」
そして男連中は。
「どうせ目立っても、ただしイケメンに限る! とかなんだろ? メンドクセ」
等といってる始末。でもまあ……。
「取りあえず……来るぞ~」
もう敵の船団は視認できる位置まで来ていたその数は20隻人数的には400ちょい。その敵の船が見え始めると。
「おっしゃ~! 最初からクライマックスだぜ!」
「俺の盾は伊達じゃないぜ!」
「めんどくさいからさくっと終わらせるよ~」
「イケメンなんて死ねばいいでござる!!!」
「……がんばる」
「ねむいー」
こんな感じで何だかんだで元気になる奴らだった。
よっこいしょと言った感じで各自戦闘態勢に入り身体強化系スキルを発動、更に各種アイテムのバフが体を包む。アイテム使いまくりだが俺たちの資金的には“ちょっと美味しいご飯食べたくらい”の懐具合だから問題ナッシングとばかりに使いまくる。
「わたしから行くよ!〈グランドスマッシュ〉!!」
上段に構えたリサの冗談のようなサイズの両手剣が爆発的な光を帯びタメの動作に入る。
「ぶち抜けっ!!! ザンバーーーーーブレイカーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
この技のいい点は発動時にスキル発声したらタメの後の斬撃時には適当な名前を叫べる点だ! まあ魔法以外は思考すれば発動するから思考でスキルを発動させて口で好きな技名言えばいいんだけどな。ちなみにリサは金髪ツインテールに黒いスク水装備だ。うむ完璧。え、そんな装備で防御力大丈夫かって? ゲームは数値が全てだってばっちゃがいってた。
ゴバッ! と空気を切り裂く音と共に振り下ろされた金色の大剣はリサの筋力――STR――特化ステータスのお陰か間近まで迫った船を両断し後方の船を3隻ほどまとめて消し飛ばす。だが乗ってるプレイヤーは直前でほとんど飛び降りて見た目の割には効果はなかったがソレでも数人は直撃を受けライトエフェクトを散らしていた。
その光景に俺たちは呆然とする。
「何で今の攻撃に当たるんだ?」
「こいつ等ホントに主力か?」
そう、今の攻撃ただでさえ発動に溜めが要るので“見てから回避余裕でした”を誰でもできるスキルの筆頭でしかもリサの持つクリスタルブレードは3メートルを越す大剣、それが黄金色に光り輝くので数百メートル先でも余裕で見えるはずなのだ。
「ふ、わたしのスキルが素晴らしすぎるからね」
金髪ツインテをふぁさっと掻き上げながら何やらおっしゃってるリサにとりあえず突っ込んでおく。
「じゃあ、お前この戦闘が終わったらそれだけで俺と勝負な、安心しろ俺は素手でやってやる」
「ごめんなさいわたしが悪かったです」
半べそかいて懇願するリサをサクッと無視して周りを眺めると回避したはいいがグランドスマッシュの余波を受けて吹っ飛んでいた3隻分の搭乗員50名弱が俺たちの周りを囲み、その後ろ両翼から魔法や矢を擦り抜けた船が続々と上陸を許している。全部で15隻分300人弱が上陸を成功したようだと本部からチャットが入ったが。まあなんとかなるだろう。
[こちらアックス、本部および各隊長へ、予定道理に主力部隊以外は後退を、後方部隊の援護と海岸の包囲に人員を割いてくれ]
[了解。魔術師部隊とアーチャー部隊、支援部隊は本部に合流を。前衛部隊も主力部隊を残して海岸線の包囲を]
[こちら魔術師部隊了解。ただし私は主戦場に行くわ]
[おーシオン待ってるぞー]
[アーチャー部隊は支援部隊と共に本部に向かいます]
「さてとシオンが来るらしいからその前に敵のアーチャーを消すぞ」
「え、マジ? シオンちゃん来るの? おっしゃ! さぁここからが本番だ!」
敵の微妙さにやる気がなくなっていた俺のパーティが再起動する。
「働くでござる! 拙者働くでござるよ!」
まったく現金な物である。ホントに芸能人って凄いなぁ、こう考えると確かに初対面のときの俺の反応はアレだったのかなぁ。などと思ってる間に目の前に居たはずのケンジはいつの間にか視界から消えている。未だに忍刀というかアサシン系スキルは訳がわからん、まあ放って置いて大丈夫だろうと他の面々を見てみると。
「ん~ねむいけど~がんばってくる~」
そういってシリアがパッと見素手でトテトテと敵後方のアーチャーに向けて走り出す。あまりのノンビリさに敵もあっけに取られていたが素手の女だと気づいた数人の男が――といっても敵のほとんどは男だけど――青龍刀を振りかざして斬りかかって来る。
「ッ!」
それまでののんびりした表情とは打って変った気迫のこもった息を吐きシリアはそのすべての刀をコブシで弾き返す。
良く剣道の有段者に素手で勝つには3倍の段がいるといわれてるがそれはきっと武器が竹刀と拳だからだろう、だって竹刀殴ったらどう考えても痛し防いでも痛いもん。だがこの世界ではナックルという武器系統が存在する、そして武器のグローブ等を装備すると剣だろうがなんだろうが武器同士なのだから弾けもするし。
「〈バーストナックル〉!!」
バキンッ! という音と共に敵の持つ青龍刀が吹っ飛び粒子となって消えていく。そう、このように破壊することも出来る。つまり出だしが速い分ナックルは下手な剣よりも強い。だけどまあ間合いが近いのでよっぽどの奴しか使わない。
そのまま雑魚敵を倒さすのさえ面倒くさいのかまっすぐに弓兵に肉薄して屠って行くシリアを眺めているとそのシリアを後ろから襲おうとした男たちの背後に一瞬ケンジの姿が現れ男が光の粒子になるとまた消え、そしてまた現れを繰り返している……なんか酷いなアレ、ハメ技じゃねーの? とも思えるが消えてる間も普通に当たり判定があるので範囲攻撃でも撃てばいいだけなんだけど敵がシリアしか見てないもんだから後ろのやつから倒していくと気づかれないようだ。
「ん~あの二人なら大丈夫か。おーいお前らもなんか働こうぜー」
と他二人に問いかけるが。
「それがさぁアックス、やる気はあるんだけどさ俺盾だろ? この戦況だとあんまり役に立ちそうにないんだよなぁ」
とタワーシールドを地面に突き刺し所在無さげに立っているのはPTの盾役のリオン。
「あーそうだよなぁ盾は反射とかそっちがメインスキルだし攻撃力も低いしなぁ」
「まあ別にいいけどさシオンちゃん守れたしさぁ」
などと良い顔で言っている。そう、こいつはさっきまでの遠距離攻撃戦の最中一人でずっと魔術師部隊とアーチャー部隊を守っていた。どうやっってたかというと今地面にさしているタワーシールド【アイギス】はゲームによくあるイージスの盾な訳でそれを装備したときにだけ使える固有スキルに範囲防御と言う明らかにチートスキルを持っている――その昔に皆でヨーロッパ方面に行った時の戦利品。
「……でもほとんど敵の攻撃届いてなかったよな」
「……何発か矢が飛んできたくらいかな」
「大活躍だな!」
「それほどでもないがな!」
「……」
「……」
二人して気まずい雰囲気を醸し出しているとクイクイと俺の一張羅を引っ張られるのでそちらを見ると。
「何やってんだお前」
うちのちびっ子第二段のシズクが俺を見上げながら。
「ん」
と言って指を刺す。相変わらずだなぁと思いつつそっちを見ると……何やらやばそうな光景が。
「アレはまずいな」
「っげ……」
リオンも気づいたのかそんなうめき声を上げる。
「おーなんかすっごいなあいつら、アレは抜かれるんじゃないの?」
さっきまで大剣を振り回して無双していたリサがこっちに帰ってきながらそんな事をぼやく。もう倒しきったのかよ。それは置いておいて確かにまずそうだ、どうやら対人戦特化のPTらしく連携が半端なく上手い、コレはちょっと頑張らないとな。そう思い気持ちを切り替える。
「んじゃ行くか」
そう言って走りだした俺たち4人だが相手は6人PTが2組まともにやっても勝てるかはわからない、シリア達がいたら少しは変わるかもしれないとチラッと後方を見ると、無理そうだな。十数人に囲まれて見た目一人で無双してるが如何せん敵が多く時間がかかりそうだあっちを片付けてからと思ったがそれだと時間的に突破されそうなのでこのまま行きたいが。うーむ……とMAPを見ると近づいてくる一つの光点。あ、アレ行けそうだな。
「リサ剣かしてくれ、あとリオンはアレやるから良い感じの盾を出しとけ」
その言葉にリオンは「あ~あれね~」と言いつつ普通のサイズの盾をポケットからニョキっと出して装備する。それを横目に見つつリサからクリスタルブレードを受け取る。
「おおう、久々に持つと重いな」
「あれやるの? でも魔法は?」
「ん? それなら今来た」
そういって指差すと敵のPTが目指す丘から転がり落ちるように金髪の少女が。あ、こけた。
[おーい大丈夫かシオン~]
とチャットを送ると。
[何よコレどうなってるの? わたしが一気にけりつける?]
とコケたまま返事が返ってくる。
[やめとけたぶん詠唱開始と同時に蜂の巣にされるぞ、そいつら弓も使えるみたいだから]
[じゃあどうするのよ]
[俺にサンダースピアを撃て。はずすなよ]
[誰に言ってるのよ! タイミングは?]
[俺が跳んだら]
[OK]
「シズク、シオンのフォロー頼む」
「ん」
そう答えたシズクが消える。カタール武器スキルの〈ハイステップ〉を使ってまさに跳ぶように戦場を駆け抜ける。シオンまで後200メートルってところかな。そして俺達から敵PTまで50M、駆け出した俺の前で盾を前面に構えて走る大柄のリオンが敵の視界を遮ってくれているから相手からは盾を持った馬鹿が一人で突っ込んできているようにしかみえないのでサクッと無視されているちなみにやることのないリサはのんびりと本部に向かって歩いてる――剣は寝かせて持ってるので相手からは見えない……はず。
そして残り30Mをきったところで。
「リオン!」
「おうさ!」
そう答えてリオンが盾を構えたところにクリスタルブレードを握った俺がその盾に乗り。
「〈シールドキャノン〉!!」
俺を打ち出す。その頂点めがけて。
「〈サンダースピアーーーー!〉」
こけたまま使えない魔術師の役をやっていたシオンがタイミングを合わせて起き上がり声高らかに詠唱と共にスキルを発動させ呪文が飛来する。
「あの馬鹿わざと叫びやがったな!」
シオンは詠唱中から高らかに声をあげ自分に注意をひきつけ数秒の詠唱時間の間にその身に数本の矢を受けながらスキルを発動させる。ゲージは見えないが見てわかる速度でHPが削られているシオンの元にシズクがギリギリ間に合う。
俺は飛来するサンダースピアを剣で受け止めそのまま振りかぶる。視界の端ではシズクが。
「〈ソニック〉ッ!せああああああああああああああああああっ!!!!」
数秒間だけ攻撃速度が数倍に加速するスキルを使い飛来する矢をすべて弾き飛ばしている。そして俺はスキルを発動する。
「〈ソニッククラッシャアアアア!!!〉」
そう叫びながら俺は同時に[シオン!ぶちかませっ!!!]と脳内で叫ぶ。
ズバンッ! と空気の壁をぶち抜き雷光を携えて俺は一瞬で敵味方入り乱れているど真ん中の敵に剣を突き立てるように着弾しそしてそのまま敵を地面に縫い付けたまま溜まっていた雷光が解き放たれる。
ガガガガガガガとシオンのフルパワーのサンダースピアが解き放たれ地面を伝わり周囲の敵を一瞬スタンさせ刺さっていた敵は残りのHPを削られライトエフェクトとともにマーカーへと姿を変える。俺は剣の柄を持ったままちょうど逆立ちした状態なのでスタンすることはない。流石に敵が高Lvなのとサンダースピア程度なので1~2秒しか効果はないがその1~2秒で十分!
付き立てたクリスタルブレードを前転しながら背負うように引き抜きそのまま。
「〈メテオスマッシャアアアアアアアアアア〉」
隕石が落ちたかのような音と衝撃をその場に発生させながら敵味方関係なく爆風が襲い一面を砂煙が覆う。剣の重さのせいでその場から吹っ飛ばされずにいた俺を中心にクレーターが出来ていた。そして俺はと言うと。
「やばい、スタミナ切れた。やっぱ重すぎだろこの剣」
実は俺のSTRではこの剣の必要値に届いてない、なのでペナルティとしてスタミナ消費が1.5倍になってしまうそして。
「やっぱり動けない……」
スタミナが切れたせいで重すぎて動けなかった。え、マクロコマンドで持ち替えろって? 今持ち替えると所有権が俺のじゃないからクリスタルブレードがココに放置されちゃうんだよ持ち逃げ防止で所有権の移動は時間がかかるんだよ。それにクリスタルブレードのままなのも計算のうち、砂煙の中PTマーカーを頼りに1人のちびっ子が俺のもとに飛来する。そして無言のままスキルモーションに入り。
「お手柔らかにたのm「〈アサルトスマッシュ〉」
ゴバンッ! と言う音と共にクリスタルブレードに向かって放たれる突きを受けノックバックが発生し砂煙の外まで吹っ飛ばされる。そして戻った視界に映る美しいライトエフェクトと獰猛に吼える歌姫を認識した。
「〈メテオ・ヴォルテックス!!!〉」
「っちょ、まて。よりにもよってそれかよ!」
と叫びながらようやく微量に回復したスタミナを使ってダッシュするが直ぐに鈍足になってしまう。そこに。
「〈アサルトスマッシュ〉」
「ごばべっ!」
背後から容赦ない一撃が俺を再加速させ魔法の範囲外に弾き飛ばす。
ゴロゴロズシャーという効果音と共に止まった俺は顔を上げつつ。
「もうちょっとやさしくお願いしたいな」
と言う声を上げたが。
「アレのほうがいいの?」
と指差された先では。
暴風の渦の中逃げることも出来なくなった敵味方が空から飛来する隕石に蹂躙されていた。その発生源たる歌姫は。
「ふ、ざっとこんな物よ」
何やら御満悦な笑みでそれを眺めていた。
数十秒後荒れ狂う暴風が去った時には敵味方まんべんなくマーカーしか残っていなかった。うーん後が怖いけど、まあシオンのせいにしとくか。
それからは包囲殲滅戦に移行し順調に敵の数は減って行った。
当初細かい事情を聞くために何人か捕まえるかと言う話も出たがアッチの事だゲームが終わった後でなんかまたウダウダと言われそうなのでサクッと消えてもらったらしい。
そんな状態になる少し前ちょうど俺がすべての罪を。
「最後に止めをさしたのはシオンだし!」
「っちょ! 何よそれ!」
ズビシッ! とシオンを指差しすべての罪を押し付けて皆の怒りの矛先を華麗に回避してる時。
「兄さん!! 何があったんですか!」
と砂煙を巻き上げながらイノリが帰還した。何をそんなにあわててるのかと聞いてみたところ。
「本部の話だと兄さんが味方もろとも自爆したとかいってるし、確認しようにもチャットが通じないし」
「あーわりぃ集中してたんで必要無いの全部切ってた」
「はぁ、もう心配したんですからね」
溜息を吐きつつ肩を落としてつぶやく姿も可愛いなさすがラブリーシスター。
そこに。
「お~い」
そんな声を上げながらクリスに乗ったリリィがやってくる。
「皆だいじょうぶ?」
「おう」
「よかった。それでなんでシオンはそんなにむくれてるの?」
「むぅ、アックスが……いじめる」
「アックス何やってんのさ」
「兄さんがそんな人だったなんて」
「前からこの人はそんな人でしょ」
「うおっ!」
振り向いたらラピスがいた。
「何かしら、まるでわたしが殺人鬼みたいな驚き方ね」
「俺にとってはジェイソンといい勝負だよ」
「それは今夜のお誘い?」
「ちょっとラピス今夜は私の番よ!」
さっきのことを根に持ってるのかぷんすか怒りエモをまき散らしながらシオンが言う。
「あら、そうだったわね」
諸君まさかとは思うがリア充爆発しろとか思ってないよな? コレは撲殺するか焼死か凍死か感電死か爆死か圧死かの取りあいだ……。
「妹よお兄ちゃん今日は生きて帰れないかも」
「がんばってくださいね兄さん」
「それでさ」
「なんだリリィ?」
「ご飯まだ?」
そんなこんなで俺たちの防衛戦は終わりを告げる。
簡単解説という名のあとがき……逆じゃね?
シズクのソニックはただ攻撃速度が速くなるだけなので敵の矢が見えるように成ってるわけではないです。下手な鉄砲数撃ちゃ当たる的な弾幕張ってるような感じですね。
あと話しの中でアックスが使ってる隊長用のチャットはFF14のLSの簡易版みたいなもの
わかりやすく言うとメーリングリストみたいなやつ?
今風に言うとラインのグループ? 作者ラインやってないんでわかんないけど




