マゼンの正体?
うーん。いい香り〜。
俺の目の前に、なんとー!「コーヒー」が!!
いや、コーヒーもどきかぁ。
に、にっがー!
でも、美味い!!
俺がコーヒーをご馳走になってる間に、
話し合いは進んでるみたい。。
「まぁ、多少の行き違いはあるとは言え、過去は変えられん。
ドワーフどもの誤解を解くのは困難だぞ。。
それにな、その「カザーメヤ」と言うドワーフはの、ここからかなりの距離にある村の者。
正直、遠いぞ。」
苦り顔のドルタンド。
「それは。。エルダー殿からせっかくご紹介頂いたので、正直当てにしておりました。
さて、我等、完全に行き詰まりましたな。どうしたものか。。」
顎髭を擦りながら、不思議そうにマゼンが聞く。
「しかし、お主らは、なぜこの魔獣どもを進化させんのか?
こ奴らならとっくに、進化する力を溜めておるのに。。
勿体ない。」
んー?
まさかそれって。。ピー子とパオの事?
し、進化って。。憧れる響きだけどうやんの?
俺だよね。担当は。。
「ははは。お主は、何ともトンチンカンよの。
お主じゃ!
お主の力で進化を遂げる。
まぁ、やってみい。」
や、やってみいとか。。ほんとドワーフの説明って。。分からん!
だけど。。つぶらな瞳で俺を見つめる二匹とか。。
ちょっとうちの子は可愛いよ。
よーし!いっちょやるか!
。。慣れてきたぞ!お腹のぐるぐる。、
ピー子とパオを思いながら。。。
(あー、めっちゃ進化しないかなぁ。
デッカいのは、ちょっと怖いから。。。あーそうだよ。。)
ぶつぶつ心の中で呟きながら、魔力を高めていると、ドルタンドの声が。。、
「圭!!やめよ。進化は終了した。これ以上やれば、この家が吹き飛ぶ!」
は!それはダメー!
「初めてご挨拶申し上げます。
名前を頂き、我をピー子として頂いたご恩。
お礼申し上げます。」
「私からも、御礼申し上げます。
パオの名。。大変嬉しく頂戴しました。」
。。???
これ。。誰??
跪くイケメン2名とか。、
まさかのピー子?パオ?
えー、なんで人型?
しかもーー!!イケメンとか。。
。。
ピー子は、金髪の青い目のイケメン。
パオは、黒髪の黒い目のイケメン。
うーん。こんなイケメン見た事あるような。。、
あれ?ゲームで。。確か、山田おススメの。。
「そうです。我等の姿は、圭様のご想像のままに作り出されしもの。」
「「「はー。」」」
またか。。。
後ろの方から聞こえるため息の連続技!
なんでだよ!
驚きよりも、ため息の勝ちとか。。変!
。。。俺なんてびっくり一択なのにー!
しかも、イケメン率が〜!!
「ピー子とパオよ。ドルタンドじゃ。
まぁ、今、この姿に進化する意味。
何か、あるのではないのか?」
「その通りです。ドルタンド様。
この姿なら、相互理解が可能です。
道案内。ぜひ、我等にお任せ下さい。
こちら側には、必ず必要となります。」
な、な、なんとー!
賢い感じにも、変化とか。。
もしかして、俺の影響かなぁ。。ウクク。
「ははは。お主は、全く面白い。
まぁ、お主の魔力が進化の源だが、
お主の資質が受け継がれる訳ではないわ。
まぁ、今はこの辺でいいのではないか。
これ以上やれば、わしの家が壊れるわ!
全く。。。これだから無自覚は。。
さて、
ドルタンドとか言うたの。
取り敢えず、その装備をワシに寄越せ。
お主らのその装備は、人族としてはなかなか。
まぁ。。。認めてやろう。。
じゃがな。ドワーフ一族は、もう少し違う形に装備を作る。
それをワシが、作ってやろう。
さすれば、この先のドワーフは、手を出さん!」
???
どう言う意味??
「もしかして。。」
おー?ドルタンドの絶句かぁ?なんで?
「鋭いの。そうじゃ。ドワーフ一族の前の長と気づいたか。
ふふふ。人族も侮れんな。
ワシはな、500年程奴ら(ドワーフ)を率いてきたが、まあ奴らの身勝手に、ほとほと愛想が尽きてな。
それから、この森で暮らしておる。
ひとりもなかなか良いぞ。」
500。。年。。。とか。マジか!
「確か。。ドワーフ一族を率いていた絶対的指導者がいたと聞いた事が。。まさか。。」
「そんな風に人族では、言われておるのか、
ははは。ドワーフはの、ものづくりにおいて、自分より上の者にしか従わぬ。それだけよ。」
か、かっこいいー!
なんだか捨てゼリフっぽい感じがいいーよーな?
驚くドルタンド達をほって、ちゃっちゃと仕事にかかるマゼン。
もう、話しかけられる雰囲気無し!
ちょー親方風な感じ!
俺達は、取り敢えず驚きのピー子とパオに質問。
「ピー子。何者?」
おっ、ピー子爆笑か?
「さすが圭様。。そこからですか。
我々の本当の実体は、あの魔獣のままですよ。
ただ、貴方が想像したまま魔力を我等に送られた。
人型であるのは、実際にこれから必要なものになります。
こちら側の道案内無しなど、あり得ませんから。
」
あの可愛いピー子がーー!
でも、話せるっていいかも。。
まだ、進化するのかなぁ。
「はい。まだ進化の途中です。
ただ、我等の場合あまりにも特殊でこの先の変化は、誰にも分からないかと。」
と、パオ。。
パオもかー!
オタオタは、俺だけー!!
「圭よ。まずは、落ち着け。
二匹とて同じように驚いておるわ。
ふー。ワシとてさすがにこう立て続けではの。
だが、正直。。二匹の進化よりマゼン殿の方が更に驚いたわ。
あの方に逆らうドワーフは、おらん。
こうなると、あのヤーハラに感謝だの。」
そうだ!
マゼンの事もあったんだ。
はー。。。もう限界だよ。
あー、久しぶりのブラックアウトだな、こりゃ。。




