ピー子の独り言!
進化。。。
その意味をキチンと理解していたとは思えない。
。。。
そこが、圭様らしいのだが。。
新しい姿は、まだ感覚が掴めない。
パオとも思念で言い合ったが、何もと心許無く思える姿だ。
人族とは。かようにモロい身体なのかと。
パオの思念が驚きを伝える。
。。
だが、会話という新しいツールを得た事は良かった。実際、暴走が趣味なのかと思える圭様の日常では、このツール無しではこちら側には対処しかねる。
まだ、色々な動きもあるようだし、用心という物を圭様に教えねば。。。
むー。パオめ!
完全に「自覚を促す」という役目を放棄して!
無理の一言で片付けるとは!
。。。
まぁ、我とて諦めモードだが、危険の排除はせねばなるまい。
しかし、あの「ドルタンド」という人間。。、
勘の良さは、なかなかのもの。、
我等をどのくらい把握しているか、少し警戒も必要だな。
まだ、気づかれてはならない。
いくら圭様とて。。。
おっ、圭様の寝ぼけがまた始まった。
しかし、全くある意味成長のないものだ。
「ピー子。パオ。もしかして人間の食事食べれる?」
お、最初にそれとは。。
正直、口から栄養素など一切必要ないが、食べれる事は食べれるので頷く。
喜ぶ圭様の横でヘルベルトがため息をつく。
この者、かなりのやり手だ。
だが、圭様には必要な人物。
。。しかし、人数は増えた。
ついてきた余計なもの達も、マゼンの魔術の前に姿を見ない。
油断は禁物だが。
マゼンの施す装備の凄さに果たして人族が気づくかどうか。。
あれは、人族の気配を完全に隠蔽し肉体の強靭的パワーアップを図る特別なもの。
しかも、秘密の仕掛けもある。
(マゼンから、目配せがきた。沈黙するのみ)
そして、あれが、日の目を見ないように祈るのみ。。
こちら側の魔獣達にも、圭様達一行の入国が知れ渡った。
ヤーハラは、不味かった。
止める暇もないまま。。、
森に広がってゆくヤーハラを見ながら、止められない流れを感じる。
はー。我もため息を覚えた。
圭様よ。。。
圭様達とテーブルを囲む不可思議な朝食なるものに、戸惑いながら食す。
全く動じないパオの図太さに少しジェラシーを感じる。。。
先は長い。
。。。いつかは。。




