またまた、来訪者?
「お客様がおいでです。お通ししてよろしいですか?」
二日酔いの溜まり場に、宿屋の主人が来た。。
「訪ねて来たのは、どなたですか?」
マトモなロッソが答えた。
「はい。ランバラルと名乗る方と可愛らしい方です。」
。。。えーー!それって宰相さんと元王妃(美少女)なんじゃ。。
「お通しして下さい。ただし、これより10分後に。」
はーー、それから二日酔い軍団は、変身した。
そう、マトモな人間っぽい感じに。。
まぁ、ぶっちゃければ臭い消しかな。。
酒臭過ぎです!この部屋ぁー!
「突然お訪ねして申し訳ありません。
ご相談に乗って頂きたく、エルバラート様にもご同行をお願いしました。」
「ランバラル殿がお見えとは。。正直驚いております。相談とは、いったい。。」
ヘルベルトが丁寧に尋ねる。
「実は、これは我がムルトング王家の問題なのです。我が王家は、古くからドワーフの血統を持ち、ドワーフ一族と信頼関係を持ってきました。
しかし。。。」
ランバラルさんは、苦々しい雰囲気。。
おー、エルバラート様に交代かぁ。
美少女は、何か楽しそうだな。
これって。。。揉め事大好きタイプ?
おー、初めて見たー!
「言いにくそうね。じゃ、私が言ってあげるわ。
ドワーフに見放されたのよ。原因は、ザッフェルの叔父。前王にあるわ。
前王は、ドワーフの血統でない久しぶりの王。
これが、ドワーフ嫌いに発展したのよ。色々とね。。。。
私も何度か注意は、したわ。
結局。。。沢山の敵を作って本人は逃亡したのよ。別にそれはどーでもいいのだけど。。。
今、ドワーフから最後通牒が来て、この国を去るって言い出してね。そりゃ焦るわよ。
王家全体が大揺れ中。
ましてや、あの『トンネル』も閉じるって言ってるしね。
ふふふふ。
あの子達は、私が言えばと思ったみたいだけど、無理よ。そんな簡単な事じゃないもの。
まぁ、ザッフェルは、分かっていたみたいだけどね。」
爆弾発言ーー!
な、な、なんとーー!
俺たちの目的がー!閉じる〜!!
「それヤバイ。ダメだよ。」焦る俺!
「あら、圭。どうして?」と、美少女。
「だってね。俺たち」「「「圭!!」」」
お、全員からストップがー!
言っちゃダメなヤツか?
また、やった?おー、般若の群れが〜!
ドルタンドまで。。
「ランバラル殿。圭を使うのは些か早計かもしれんぞ。こやつはこの通りゆえ。。
ふふふ、まぁ、踊らされてみるも良いかの。。」
おー、毒いっぱいの笑み。。怖いよドルタンド!
「浅はかとお笑い下さい。
私の力不足で、このような方法しか思いつきませんでした。
出来る協力は、何でもします。お申し付け下さい。」
深々と頭を下げるランバラルさん。。
苦しい気持ちが、俺にも伝わる。。
。。。
うーん。何か名案は〜〜
。。。
。。
!!
「ドルタンド!名案思いついたよ。」
スッゲー嫌そうな顔だなぁ。ヘルベルト。。
そんなにー?
「圭。この際それに乗るしかないかの。」
ドルタンドの諦め顔?
えー、いい案なのになぁ。
「ナゼル。お主も今回は手伝え。ロッソ。無論良いな。」
さて、ドルタンドの鶴の一声で作戦決定!
ただし、成功するかはわかんない。
でも、楽しいかも。。
少し元気になったランバラルは、圭に言われた作戦の為に急いで帰っていった。
反対に、ロッソとメルビス達の護衛チームは、かなり頭を抱えていたが。。。




