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ネガティブな俺、異世界転生して食通になる  作者: ちかず
第3章 ムルトング国
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つかの間の休息

チャチャチャ♪♪♪〜

心の中で○ュピー○○クッキングの放送が流れてまーす!

そう、今こそ『生クリーム』の夢の時間ーー!

サマンさんは、『生クリーム』の話をした途端に別人に変身中。。

もう、積極的でウキウキみたい。。、

「で、生乳をどーするって?」

あっちで、ヘルベルトも興味津々。。

「はい、まずは加熱殺菌、あと遠心分離機がー」

あーーー!大事な事忘れてた!

無いよね、

遠心分離機。。。


「圭よ。まずはその仕組みを皆に話してみい、

もしかすると、魔術で出来るやもしれんしの。」

出来るの?

さすが、ファンタジー!

俺の必死の説明はなんと成功!

いや〜、それにしても現代文明ってすごくねー。

風魔法で何とかなるかな??

いや、召喚魔法??なの??


「難しいから、考えないで。

すごく珍しい魔術で私だけが『風伯』と言う風の精霊でも高位の存在を呼べるの。

だから、頼んでみるわ。」


マ、マーリエ様〜。

今日からついて行きます!!!

すっげー!かっこいい。


「マーリエの声に応えよ!

風の精霊!『風伯』顕現せよ。」


<久しいのう。我を呼ぶとは余程の事態か?>


。。。か、かっこいい〜。マジか!

翠色に輝く髪を長く伸ばし、完璧なハンサム!

マーリエ様、凄すぎです。。。

マーリエ。。。生クリームから説明中だけど。。

おや、ちょっと雲行きが。。。


<マーリエよ。そちはその様な戯言で我を呼ぶとは。。情け無い、我はその辺の精霊とは違うと言うに。。>


た、大変だ。さ、説明は、俺の役目なのに。

マーリエが責められてるし。。


「あ、あのー。じ、実は俺の頼みをマーリエが聞いてくれて。『生クリーム』マジ美味いです。

ぜ、絶対。。」


ゆ、勇気出しました。ちょっと噛んだけど。

これでわかる?う〜ダメかな。。

うー、でも諦められないし。。


<珍しい者がおるな。ふ〜ん。。。。

まぁ、良かろう。

ただし、我も食べてみるぞ。良いな!>


「風伯。こちらの食べ物に興味を示すなんて。。」


マーリエのびっくり顔?おー、

そういえば、精霊は食べないような。。。


再びクッキングタイム開始!

取り敢えず、『生クリーム』作り中。

サマンさんに、生クリームから『バター』

の作り方、それらからまたまたと。

次から次へともう、俺、力説中!

もう、台所は、大変!

。。。

か、完成でーす!!!

生クリーム、クッキー、ケーキもどき、

アイスは、また今度って。。

だ、け、ど!!

テーブルの上に並べられた数々の生クリーム作品

おーーー!

す、素晴らしい。。

お、風伯さんがジロジロ見てます。


「俺が作ったんじゃないけど、皆、ぜひ食べてみて!」


ーそこからは、生クリームパーティ!開始ー


<おお、この様な食べ物は、初めてだ。

しかも、甘い。。美味いではないか!圭。

ふふふ。マーリエ。また来る>


ほっぺに生クリーム付いてます。。あっ、間に合わず。。。まぁ、いいかー、

だって、今このサマン家で戦いが起こってます。

そう、生クリーム戦争。

よ、良かった〜。トーラン持ってて正解だ!

甘味なしでは、生クリームは生きないしね。



外は、激しい吹雪。

つかの間の、休息中。

家の周りには、雪だけが積もっている。


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