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ネガティブな俺、異世界転生して食通になる  作者: ちかず
第3章 ムルトング国
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大門で、捕まる?どーなんの?

ついに来た!

ムルトングの大門の前です。

しっかし。。デカイ。

この世界では、珍しく金属っぽい何かで出来た扉は、小さく開いてる。

と、言うか殆ど開いてません!!


行列に並ぶけど、前方から肩を落とした人達が戻って来る、

これ。。大丈夫?

「大丈夫じゃよ。なにせ、オーガスト王からの親書なのだからな。」

じゃ、このいやーな予感は、当たらない?


はい!バッチリです。

バッチリ、当たりましたーー!

な、なんで?

ただ今、全員が取調室らしき所。

あー。牢屋の幻が見える〜!

「門番殿。我々の親書は、キーナンのオーガスト王自ら下さったもの。いかがかな?」

おや、門番同士で話し合ってる。

いける?OK?

「駄目だ。今、我々の所に緊急連絡が来た。

『アーナとその仲間たち』を確保せよと。

お前たちは、こっちに来い。」

な、なんとー!ヒュー。。ダメじゃんよ!


は〜。悪夢の牢屋です。

一人じゃないから、いいけどさ。

ピー子とパオは、大丈夫かな。。。

(厩、行きでした。)

しばらくして、厳つい身体の偉そうな人が来た。

「この中に、圭と名乗る者はいるか!」

俺。。俺なの。。、

「こっちに来い!」

ドルタンドに小さな声で

「逆らうな。必ず助ける。」

と、言われたけど。。。。。

無理っしょ。

物凄く尖ってる槍とか持ってる人に囲まれて、逆らうなんて選択肢無し!

えー、これ久々の超ピンチ。

ど、どーしよー。。。

。。

皆んなの入れられてる建物からも連れ出さられ、街中を馬車もどきで移動、着いたのは。。。

小さな家。

え?

入るように言われる。

だ、だけど、鍵が閉まってますよ。

や、槍で突かれても。どーすりゃいい訳よ。

な、泣きたい。。。

進退窮まってたら、ドドドド。

パオとピー子です。おー、いやパオ、、待って。、

ワァオ、パオがドアを蹴破ったよ。

はい、ドア粉砕。

全員、ちょっと棒立ち。。。

「貴様、魔獣使いか!」

や、怒ってるよね。

俺と槍の人たちの睨み合い。、いや、睨まれてるだけだけど。。、

更に、ピンチーー!

パオとピー子に抱きついて固まってたら、壊れたドアから、誰か出てきた。

「やるわね。魔術を掛けていたのに。

このドアを蹴破るなんて、面白い魔獣ね。」

な、なんとー!

超美少女、登場!

「「エルバラート様。」」

あ、槍の人が、全員跪いてる!

「これは、ランバラルの命令かしら?」

「はっ。ククリート様よりの指令にて。」

「ククリート。。。

まぁ、あの子ならこのくらいやるかしらね。

で、この面白い子誰?」

俺?傍観者に徹して、忘れてもらう作戦失敗。。

「この者は、」

「いい。この者に問う。」

お、美少女強し。

「貴方。何?」

いや、何って。。ただの圭だけど。

取り敢えず、礼儀、礼儀。

「初めまして。中村 圭と言います。」

「まあ、その名前。。日本人ね。

この世界にようこそ。」

ーーー!!!!

に、日本人って。。

ど、どうなってんの?

「驚く事ないわ。

たまに来る異邦人の中には、日本人がいたから。

でも、異邦人。。久しぶりね。

魔獣連れて、面白いわ。。」


しばらくの沈黙の後。

「いいわ。王宮にこの子と行くわ。」

おや、槍の人たちから歓声が。

エルバラートさん、事情ありそう。

。。俺。。王宮かぁ。

どーなるんだろ。。不安しかない!


すんごく恭しくエルバラートさんを馬車に乗せ、その後を徒歩で俺たちは、着いて行く。



しばらくして見えた王宮に、暫し絶句。。

もう、バベルの塔かって。

空高く聳える、土壁で作られた巨大建造物。

空まで行く気?


王様に会うのかなぁ?

はー、もはやあの牢屋に帰りたい。

ひ、ひとりは嫌だー!



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