決定!ムルトングへ
ただ今、話し合い中。
ただし、俺抜きでーす!
(「難しくて、分かんない」って連発してたら、こうなった!)
いーんだ、俺にはピー子がいるし。。。
とか、言ったたら、うっかり居眠りしてた。
いやー、暇って恐ろしい。。。
「全く、こんなに暢気なヤツも見た事がないわい。ふー。しかし、次々と忙しい男だの。」
一同が揃って、肩を落とす。
話し合いは、深夜に及んだ。
もちろん、圭は、そのまま朝まで寝ていたが。、。
「えっ、もう行き先が決まったの?
まだ、マーナの観光もしてないのに。。。
あ、いや、ナリーナ。。。分かってます。
緊急の問題だよね。観光とか、もちろん諦めます!」
俺の希望なんて、ナリーナの怖い目で一発粉砕。
ちなみにナリーナは、もとの美人に。
外の国に行く時用らしい。。
ちょっと残念。。
「圭よ。
取り敢えずは、ムルトングへと向かう予定じゃ。
なぜだか、分かるか?」
「うーん。乳製品の為??あー、『扉』かぁ。」
「ふー。そうじゃ。まだしかとは分からんが、我々食材探し協会の調べでは、ムルトングとの国境付近だとの情報だからの。
取り敢えず、国境付近に向かうぞ。」
ムルトング!チーズ。牛乳。生クリーム!
「行く。行く。夢の乳製品の国!
今度こそ、食べ歩きを。。。」
げー、またナリーナに睨まれた。
俺の学習能力、低レベル!
「確か、あの国には、ドワーフの村もある。
『扉』の問題が解決したら、行ってみるといい。」ヘルベルトの言葉に、飛び上がる。
何でも、ムルトングとドワーフの国は、山を挟んで隣の国となる。何でも、ドワーフ達は秘密のトンネルを掘ってムルトングへ来てるらしい。
すげーな。ドワーフ!!
ラノベの通りじゃん。
もしかして、乳製品狙いかな?
あー、大事な事忘れてたーーー!
「あっ、ダメだよ!ヤンさんは?
釣り糸の件は、どーしたの?」
笑い声がする。
「圭、よほどその『釣り』とやらをやりたいのね。ちゃんと私から、頼んだわ。
ヤンはね。この国の住人なの。
ただ、少し変わっていてね。。」
どうやら、ヤンさんは人嫌いらしい。
職人気質とかかな?
この国の人、皆んなちょっと人嫌いっぽい。
「圭よ。ドワーフ達の道具作りは最高じゃぞい。
ただ、あっちも客を選ぶがの。
そうじゃ、釣り道具でタモとやらとか、毛針やらとか、頼んでみたらどうじゃ。」
毛針!!
おー、夢が、釣り人の夢が広がる〜。
話がまとまったけど、また準備があるみたい。
色々な案
1、一旦、サラディーナへ戻り用意を整えてる。
2、キーナンの『バルス』と言う大きな街に寄 り、買い物をする(ただし、方向は逆)
3、行き先の小さな街に寄りつつ、準備を整える。ただし、行き当たりバッタリ的
4、キーナンの王家を頼る
3と4の案は、呆気なく却下。
ナリーナは、2がいいみたいで、
ヘルベルトは、1かな。やっぱアーナさんやカノンちゃんに会いたいんだよね。
最後は、やっぱりドルタンドです!
「サラディーナは、少し遠すぎるかのう。かと言って、バルスもの。
このまま、進むしかないの。
時がない。消える湖は、あらわれる条件がある。
それは、暖かい時期だけと言われておるらしい。
もうしばらくすると、雪の季節だしの。」




