城到着!
精霊とは、何なのか?
この世界の人間で答えられない者はない。
無いが。。。本当にそれを知っている者は果たしているのだろうか?
今、温泉街を、渋々諦めて王宮へと、向かってる。
これが、決まるのに大変だった。
ドルタンド達はとにかく行く派。
少年達の一行は、怖いしイヤって。
ナリーナまで加わって、待て待ての大討論会!
えー、参加してません。
とーぜん、良く分からん。
説明聞いても分かんないし(聞く気なしとか、ドルタンドに言われたけど。。、)
ドルタンドの強引な説得が勝ち!
ヒューのお城かぁ。
まあ、俺は魚料理を食べる目的があるからいいしね。
それに、ナリーナの言う扉の鍵。消える湖探すなら、ヒューに聞いた方がよくない?
って言ったら、そんな単純じゃない!って怒られた。ナリーナ。。。やっぱ美人は怖い。。。
王宮は、港町の近くらしく近づくと海の匂いが強くなる。
俺は、マグロ派。なんて言ってもトロでしょ!
まぁ、異世界の魚はちょっぴり怖いけどね。
生で食べらるかな?
馬車の中で、少年とピー子は遊んでる。
まあ、大体ピー子は、精霊好きみたいだからなぁ。(あの後、精霊は小さくなってます!俺のみ見える。。今、ピー子の頭の上〜)
メルビスが伝令に立ち先にヒューに行くよって報告済み。
済みだけど。。。これ何?
近づいたら、何か鎧の人がわさわさ現れたよ。
もう、少年達は、ビックビク。
かちゃかちゃ凄い音立てて、左右に並んでる。
おー!城みっけ!
やっぱり、城ってこうだよね。
なだらかな丘みたいな所にズラーッと低い塀が取り囲んで、門が鉄で格子状の大型のもの。
一本道の左右には大木があり遠くに○○ランドっぽい城有り。
城の入り口に大量の兵士が並んでその突き当りに一人。。老年の渋いおじさんが、いる。
おー、絶対偉い人。
間違いない!
「ようこそおいで下さいました。
お待ち申し上げておりました。オーガスト王が首を長ーくしてお待ちです。
連絡は、頂いてますので、皆様全員を広間までご案内します。」
離れ離れじゃないから、安心した。
おっ?少年が俺の洋服の裾を掴んでる。
一緒かぁ。まっ、こんな場所、普通不安だな。
ナリーナが硬い表情でいたけど、マーリエがそっと肩を叩いて促していた。
ドルタンドやヘルベルト達は、そっと目を配る。
広間まで、結構遠い。
ピー子もそう言えば付いてきてるけど、いいの?
ペットOKなパターンかな?
ドン!!
でっかい扉が音を立てて開いた。
「アーナとその仲間たち御一行様〜お着き〜〜」
なんか、時代劇っぽい。
定番の赤い絨毯の上を歩くと、行き止まりにめちゃ豪華な椅子にヒューの姿。
金髪をオールバックにして撫で付けて、豪華な衣装だと別人みたい。
これっ、俺無理だわ。
話しかけらんない。。。
「圭殿。お顔に全部書いてある。
固くならずにお話しして下さい。
貴方はこのキーナンの恩人なのですからな。」
えー無理!帰りたい。
魚料理。。諦めるからさー。
「王の言われた通りのお人柄。
初めまして、圭殿。申し遅れました。
私は、ブナンベルトと申します。お見知り置き下さい。」
あの、渋いおじさんが挨拶してくれた。
ブナンベルト。。。ブナンベルト。。。
「あっ、ヒューが怖がってた人?
お固くて頭のガチガチで、煩い人って怖がってたよね。ヒュー?」
「ほー。私のいないところでそんな事を。」
あーー俺!やらかした。
ヒューの青い顔色とブナンベルトさんの顔は般若。
言っちゃダメなヤツのパターンだ。
あー。ごめん。ヒュー。
「まぁ、その話は置いておいて、ずいぶん仲間が増えているじゃないか?
ドルタンド殿から、些細は聞いているがこちらも少し調査の時間を頂きたい。
取り敢えず、しばらくゆっくりして魚料理や城下町の散策を楽しんでくれ。」
何だか、拍子抜けするくらい、簡単な挨拶で終わり。ヒューがこっそりウインクして後でって
合図してたけど。
超〜豪華な部屋に通された。
少年達が違う部屋に連れて行かれそうだったから、俺が止めた。
なんか、不味い気がしたんだ。
兵士の人は、少し躊躇ってから許可してくれたけどね。
少年達は、ここに来てから元気ない。
だから、精霊も縮んだ。
少し歌って、元気づけたけどね。
さてさて、やっと魚料理だな。
めちゃ食べるぞー。




