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ネガティブな俺、異世界転生して食通になる  作者: ちかず
第2章 キーナン国
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魚って、高級品?

「そうか。まぁ、圭殿ならただの勘だろうが。

侮れぬからな。あの御仁は。

取り敢えず、今夜は魚料理で歓待しなさい。

次の手は、また考える。」

兵士は、少し頭を下げて部屋から出て行く。



出ました〜。

長ーいテーブル。ズラーッと並ぶ料理。

いや、映画とかで見た事ある王様達のご馳走だよ。

あー。王様いた。そうか、本物か。。

魚や肉。

食べきれない料理が並んでいる。

ちょっと、礼儀作法とか分かんないって言ったら、「圭殿。無礼講で。」

ブナンベルトさん。良い人だ。


翌日は、いよいよ城下町に食べ歩きに行く!

おー!ナリーナにお小遣いもらったし。

(お金は、三国とも一緒だって。)

もらったお金は、銅貨25枚と銀貨5枚と金貨2枚。

結構沢山だね。買うぞー。

城下町へ出ると、メルビスがぴったり隣に。

前の反省らしい。。。

近くの屋台をまずは覗く。

うーん?魚。。。ないなぁ。

あっちも見て見よう。。

???

「おじさん。魚は?

魚の串焼きとかないの?」

「おいおい、あんた。何言ってるんだい。

魚なんて高級品。ここいらじゃ、扱ってないよ。」

「えー。だって、海はすぐそこよ。

魚取れるじゃん。」

「わかってないねぇ。あんた、内陸の人?

海は、危険で誰も出ないよ。

魚が捕まえられる訳ないだろ。」

おじさん、呆れ顔。

むー。

「じゃあ、売ってる魚は、どうやって獲ってるの?」

「そりゃもちろん、浜辺に打ち上げられたまだ生きてる魚を捕まえる。滅多に生きたままは、捕まらないから高級品なんだよ。」

えー。打ち上げられた魚?

そりゃ、高級になるわ。

「じゃ、おじさん。釣竿で釣ればいいんじゃね?」

「はー?釣り。。釣りって何だ?」

「えー。釣り知らないの?」

ドルタンドのため息。

「圭。釣りと言う言葉がないわい。さて、釣りとやらをゆっくりあそこのお茶屋で聞くかの。」

近くのお茶屋で説明中。

釣竿も知らないから、竹竿の釣竿や。

(しなりの重要性を特に熱弁した。)

テグスも知らないから、糸の説明から。

耐水性とかの説明が難しい。

あと釣り針。返しのあるものを説明中。

ないのは、腕前がいるからね。

いや〜、ここまで言うと分かるかな。

俺、釣り得意よ。

近くの海釣りしてたからね。

タモとかもほしいなぁ。

ゴカイ(餌)はないかぁ。


結局、買い食いならぬ、道具屋へ直行中。

もちろん、その前にこの国の食材探し協会へ寄りました。

道具屋を紹介してもらった。



「圭。取り敢えず城へ戻ろう。

道具屋もすぐには、無理じゃろ。」

城へ帰ると様子が変。

兵士達がバタバタして騒いでるよ。


「おーい。お帰りになったぞ。

お連れせよ。」

何?俺?どこへ?

連れて行かれたのは、俺達用の部屋の前。

何?

「ブーーーー!」

おや、ピー子か?騒いでるなぁ。

「ヒュー。どうしたの?」

扉の前に沢山の兵士とヒューとブナンベルトがいた。

よく見ると、部屋の奥で『森の一族』の人達が兵士に囲まれている。

でも、兵士さん倒れてる人も多い。

で、『森の一族』を守るようにピー子がいた。

。。。

「ヒュー。何で兵士さんが取り囲んでるの?」

。。。

「申し訳ございません。私の一存でこの者たちを捕らえよと命令したところ、魔獣ブゼルに魔術を発せられこの様な有様に。」

苦々しい声でブナンベルトが言う。

「ヒュー。。。」

酷いな。約束してのは嘘?

この人たちを調べてるって。待ってくれって。

「苦い歴史が、彼にこの様な行動を取らせたのだ。。いや、全部いい訳だな。」

ヒューが土下座する。

「申し訳ない。恩ある圭達に嘘をつく事になり、なんとも申し開きできぬ。

だが、今一度チャンスをくれないか?必ず、道を見つけてみせる。」

。。。

「圭。ワシからも頼もう。ヒューはのう。嘘をついて小細工する様な男ではない。

ブナンベルトは。。。あまりに苦い過去が暴走をさせたのであろう。のう、ブナンベルト。」

「申し訳ございません。我が王に、この様なマネをさせまして不徳の致すところ。

職を辞して、処分を待つ事に致します。」

えー。もう大事になって。

「やめ。ピー子。もう終わり。

俺、来たから大丈夫、兵士さん達許してあげて。

みなさんも良いよね。王様まで謝ったんだから。」

「もちろんです。これまでを思えば、恵まれております。」

良かった。兵士さん達もしばらくしたら、元気になりました。




結局、誰もお咎めなし。

ただし、ヒューの厳命で手出し無用となりました。

良かった。

それから、場所を変えて今日の城下町の出来事をヒューに報告。

特に俺は、釣竿の話をしたかったから、熱弁中。

ヒューは、やっと笑顔で聞いてくれた。

特に、釣竿に興味津々だったよ。


あー、早く出来ないかなぁ。

釣竿出来たら、俺も、釣りするぞー。

久々に腕前を披露だー。

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