マゼンの提案!
「突然だが、わしから提案がある。
是非とも受け入れて貰いたい。」
朝ごはんにホクホクしてたら、マゼンが真剣な表情で話し出した。。。
「ワシと一緒にドワーフの首都へ行って貰いたい。もちろん、必ずワシの矜持をかけて安全を保障する。」
おー?それって、寄り道のような。。。
「もちろん、急ぐ旅だと承知している。だが、これからの旅の役に立つと約束しよう。
あー、首都へは魔術で転送は出来んぞ。
遠いだけでなく、あそこは安全の為に魔術の使えない仕様なんでな。」
マジかー、ドワーフの道具力ってすげー。
「マゼン殿。正直、恩ある方の申し入れ。直ぐさま承知と言いたいところ。。
だが、問題は、この「圭」です。
正直、迷っております。」
言い澱むドルタンド。
うー、俺の事。。。か、感動!
うん?ベル。。?
いつの間に近くに?
「あのね。行くほうがいいと思うの。
だって、待ってるから。皆んなが。。」
「ベル!」マリンの叫び声!
あー、また心配性のマリン登場だな。
お姉ちゃんは、本当。。大変だね。
自由人だからなぁ、ベル。。。
ん?
なんでジト目なの?全員で。。。
「おい、精霊族の小僧。
何を知ってる?」
マゼンの低い声が響く。
「うんとね、困ってるから。。皆んながね。
だから、圭は呼ばれてるの。」
うーん。と唸ってマゼンが黙り込む。
「正直に言うか。。、
小僧の言うのは当たってる。
ドワーフには、困ってる事がある。
まぁ、全部は言えんが。。
行ってくれるか?圭。。」
少し切なそうなマゼンの表情に気持ちは固まる。
「行くよ。正直言って。。ちょっとびびってるけど、行く。」
本当は、かなりびびってるけど。。。
「マゼン殿。圭の気持ちは我々の気持ちです。
もちろん、我々も同行してよろしいかな。」
「当然同行をお願いする。
圭のコントロールは、ワシでは不十分だしな。
人族の憂いも晴らすと約束しよう。」
コントロールって。。むー!
。。。
でも、ドワーフの街とか、ちょっと楽しみ。
凄い道具屋とか、あるらしいし。
調理器具をお土産にヤンバルに買って帰りたいなぁ。
次の日。。
おー、新しい魔獣の引く馬車登場!
「これはな、ドワーフの使う『ゼンダ』という魔獣だ。なかなか怪力でしかも、大人しい。
これで、首都までの旅へ出発じゃ!」
ね、ネズミのお化けか?
でっかいネズミ。。、牙。。あるし。
まあ、歩くよりずーっと良いしな!
よろしく!ゼンダ!!




