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異空間弁当
俺が、昼飯を、食べに行くかと聞くと、なるみは、間髪入れずにこう答えていた。
「浩二君が、そう言うと思ってお弁当を、作ってきました!」
おいおい、とか、可愛いなぁとか、思っている奴は、この異常事態に気づいた方が良い。
今、なるみは何もないところから、よく見かけるピクニックの、弁当みたいな奴を、取り出したんだぞ!
こわくね!ホラーじゃん!
いやいや、落ち着け俺、こうゆう時は、少し間が開いても、冷静になるべきだ。
「な、なるみさん…あなたは、その弁当を、何処からとりだしたんでs…」
「異空間です!」
質問を、最後まで聞かずに答えてきやがった!
「あのー…なるみさん…異空間とわ?お聞きしても?」
「あ、浩二君が聞きたいなら!しょうがないですねぇ」
モジモジしながらこっちを見るな!
緊張しちゃうだろうが!
なるみは、人差し指を、上に向けこう言い始めた。
「例えば、アニメとかでよくある、ポケットの中に、清楚系のキャラが、ハンカチなどを入れてますよね?」
「おう」
「あのハンカチって最初に、ポケットの中に入れてる描写がないじゃないですか?」
嫌な予感がしてきたのだが…
「その要領で、お弁当を、召喚しました!」
「 こえーわ‼︎‼︎」
俺の叫び声が、映画館のすぐちかくでひびいていた




