冒険者登録
冒険者ギルド(正式名称:冒険者労働組合)
ギルドは、国を超えた組織であり、冒険者と依頼者を繋ぐ窓口である。
冒険者は、依頼などをこなして、生計を立てている。
依頼者は、冒険者などに報酬などを支払い、困り事を解決したり、素材を手に入れたりしている。
他にも、魔物や素材の買取、冒険者たちの溜まり場の酒屋があったり、冒険者にとって優しい組織なのである。
「ついたよ、この建物が今後お世話になる冒険者労働組合バーシス支部!通称、冒険者ギルドだよ。」
でかい建物だな、こういう感じの建物を確か「ビル」っていうんだよな。
「ほら、エド。早く登録しにいくよ。」
何やらフォスが急かしてるが、そんなに時間はかからんと思うがね。
しかし、この考えが、後のわたしを苦しめた。
「こんにちは。冒険者ギルドへようこそ。ご依頼ですか?」
中に入ると、受付嬢が出迎えてくれた。
中は、すげー綺麗でピカピカしていた。
「ああ、彼女の冒険者登録をしたくてですね。」
「かしこまりました。では登録手続きを行いますが、よろしいですか?」
フォスが返事をしない。と思っていると、フォスに肘で突かれた。
あっ、わたし?
「あっ、えっと…お願いしましゅ」
噛んだ…
こちらへと受付場に案内されたのは、地下だった。
え、登録って紙の手続きだけじゃないの?
「では、冒険者登録、登録前実力試験を始めます。」
ハ?ボウケンシャトウロク、トウロクマエジツリョクシケン?
「では、まず試験の内容について説明します。
ここでは、冒険者のランクを正確に測定するために、ランクごとに仕分けられた魔物を召喚し、戦闘を行ってもらいます。ランクはD、C、B、Aと分けられています。召喚された魔物を倒せたら、その魔物に仕分けられたランク、たとえば、 Cランクの魔物を倒せたら、初期登録ランクはCランクということになります。」
受付嬢が準備をしながら説明してくれた。
余は、その人のランクを知るために行う試験のことらしい。
ちなみにこのランク、依頼をこなしたり、毎月行われる「ランク昇格試験」なるものでいい成績を残せば、ランクが1つ上がるらしい。
「では、Dランクから始めます。エドさん?でしたっけ?」
「あっ、はい…」
「あそこの枠線の中に入ってください。」
約150m×150mの枠線があった。
そこには、物理、魔法無効化結界はがられているらしい
わたしはそこの中に入った。
「では、始めます。」
Dランクの魔物 一角兎
やりますか
魔力で空気を操り、圧縮した空気塊を指先に二つ、縦に並べて固定。
エドは一角兎へ指を向け、手前の空気塊の圧力を解放した。
解き放たれた衝撃によって、奥の空気塊が音速で射出される。
それがエドの魔力制御範囲を抜けた瞬間、圧縮状態が崩壊。
凄まじい衝撃波が炸裂し、一角兎の姿が掻き消えた。
正確には、解放された圧力によって壁まで吹き飛ばされ、叩きつけられた肉体が木っ端微塵になっていた。
この間、約3秒。
あれ?なんか目開いたまんま動かないんだけど。口も空いちゃってるし。
「あ…あの、次…」
「あ…あぁ、すみません。今までの試験者で一角兎をこのようにした者はいらっしゃらなくて…。つい、止まっていました。」
『お前、やりすぎ』
カタナがボソッといった。
Cランクの魔物 コカトリス
さっきのは、やり過ぎだったみたいだな。
よし、控えめにいこう。
右手に集めた空気中の水分を魔力で収束させ、超高速の流体刃を形成する。
流れは加速するほど圧縮され、やがて刃のような断面構造へと変質する。
そのまま間合いを詰め、速度そのものを切断力として叩き込む。
首スパーン!って言う感じで。
どうだ?これは単純だからいいだろう?
あれ?また止まってる。
と思って振り返ると、コカトリスの首が落ちてない!
ちょんと触るとゴトッ、って言って落ちた。
Bランクの魔物は…「ちょっと待ってください!」
へ?
「あなた、そんな速さで倒すならB飛ばして、Aランクいきません?」
受付嬢に言われた。
え?私、これ結構早いの?
「エド…速過ぎだって…私でさえ、DとC倒すのに30分はかかったんだよ?」
あらー、こりゃ速すぎた
『後、魔法だけじゃなくて、俺を使ってくれよ』
ア、アナタノソンザイワスレテター
あー、でも。Bランクやるのめんどくさかったし、飛び級できるならいいや。
「じゃあ…A…いきます」
と言うわけでAランクの魔物を倒すことにした。
作者が、マジでカタナを忘れてました




