思ってたんと違う…
ファンタジーな世界観が崩れてしまっていますが、そういう話だと割り切ってもらえると幸いです。
街に入る。
これは、私にとって大きな一歩になる。
今までビビっていこうとも思わなかったところに入るのだ。
街は、大きな壁(城壁というらしい)に囲まれていて、外から中がどのようになっているのかは、わからない。
そして、街に入ろうとしている冒険者や商人は礼儀正しく並んで、検問を受けている。
長い時間待って、いよいよ街に入るというときにある問題が起きた。それは…
「自己を証明できるものはありますか?」
あるかそんなもの!
私はね、ずっと森にいたのよ?あったら怖い…
「ない…です…」
「ない、となると入るための手続きと、入城料の金貨一枚が必要になるのですが…」
入城手続きは素直に受けるわ。でも私、無一文よ?お金がない。誰か助けて。と思っていると「私、払うよ。」フォスがお金を出してくれた。ありがとう、心の友よ。
そして、金貨一枚を持たされて、手続きを済ませて、ようやく街に入れた。小一時間かかった。
「はい、これで手続きは済みました。ようこそバーシスへ!」
ついに、街に入れる。(街の名前はバーシスというらしい。)
そうして私は、手続きをした部屋から街に入った。
いざ、バーシスへ!
……………………
………
…
思ってたんと違う…
思ってたんと違うんですけどー!
はあ?なんだよこの平で黒い道は⁉︎歩きにくいって言われてたから、岩場で歩く練習してたんですけど?しかもなんだよこの建物は⁉︎石ねーじゃん!木出てきてねーじゃん!
ふっざけんなよ!せっかく魔力を使って家を作る練習してたのに!ムキー!
カタナノヤロウ、ウソツキヤガッタナ?ゼッタイユルサン!
「あ、エド?かな、顔赤いけど大丈夫?」
フォスだ。待っててくれたらしい。
もうフォスやっさし〜。どっかの棒とは違って。
あ、フォスにちょっと色々聞こう。
「あの…この黒いのってなんですか?」
「ああ、これ?これはねアスファルトって言うんだ。」
「あの建物はなんですか?」
「あれ?あれは、家だよ」
「これは?」
「魔導線だね」
「あれは?」
「ショピングモールだね」
「それは?」「あの高いやつは?」「あのキラキラしているのは?」「その丸いやつは?」…
ひとしきり質問をしたが、わかったことがある。
私が思い描いていた街はだいぶ古いものだと言うことがわかった。
おい棒、いつからあそこにブッ刺さっていた?
そんなこんなで、歩いていたらフォスがいつも泊まっているという宿屋に着いた。
「今日は、朝早くから動いたし、ゆっくり休もう?」とフォスが言っていたので泊まることにした。
やはり、フォスはいい人だ。
街並みは、現代の街をイメージしてもらうとわかりやすいです。
そうなっているのは理由があります。理由あるからね?
(魔導線は電柱的なものです。)
ついでにお金の話をします。
お金には、鉄貨、銅貨、銀貨、金貨、大金貨、白金貨があり、それぞれ
鉄貨=1円
銅貨=10円
銀貨=100円
金貨=1000円
大金貨=10000円
白金貨=100000円ていうイメージでよろしくお願いします




