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フトゥルム  作者: MG
始まりの刻 〜魔物〜
3/27

オーク狩り

 さーて、狩っていきますか。

 えっと、カタナは…っとあった。

 そうして、私はフォスの隣にたった。

 「エド?」

 おうおうフォスさんよお、そんな泣きそうな顔すんなって。私がきっちり肉塊にして食ってやるからさ?

 「いくよ、カタナ」

 『おうよ!』

 そして、カタナを鞘から抜いた。


****


 全然勝てない。

 やっぱり、私の魔力量じゃあんな魔物倒せない。

 こんな、よわっちいからPT(パーティ)から追い出された。

 そうやって落ち込んでいると、エドが隣に立っていた。

 「エド?」

 こっちを向いている。

 さっきまでは、すごく根暗そうで、目が合わない。そんなイメージだったのが今は、


 すごく、楽しそうな顔をしている。


 左手には洞窟に置いてあった白い棒のようなものがあった。

 おそらく、彼女のだろうと思って持ってきていたのだが、何に使うのかはさっぱりだった。

 そうして、エドは何かを抜いた。

 最初に感じたのは、恐怖だった。

 これから、命を狩る者のためにある武器だと感じた。

 それは、私は見たことがない武器だった。

 なぜなら、何色でもない刀身が出てきたからだ。

 私はすぐに感じ取った。

 これは、魔力だと。

 それも、ものすごい密度の。

 そして私は、


 彼女のそばで、この姿を間近で見続けたい。


 心の奥底から、そう思った。


****


 こいつの味が美味くなるかどうかの違いは殺し方にある。

 まずは、こいつを一瞬で殺す。そのためには、素早く間合いに入って、頭を一発でかち割る。

 簡単2ステップ!

 というわけで、踏み込んで、一気にオークの間合いへ、オークは気づいていない。そのまま、縦に飛んで、頭にカタナを叩き込む!

 オークは、断末魔の叫びをあげることなく逝った。

 そして、落ちる時に首筋を切って置くことが重要。

 そうしないと肉が血生臭くなるからね。

 スパ!って切ると、うわー、綺麗なオークの鮮血の滝やー。

 あとは、血が出なくなるまでそのまま放置!

 完成!

 『だいぶ、上手く処理できたね。成長感じられてうれしいよ』

 「まだまだ、だよ。もうちょっと首のところ浅く切ってもよかったかも」

 まあ、こんなもんかと思いつつ。ふと後ろを振り返ると、

 「ねえ、私と一緒に冒険しない?」

 フォスが、キラキラした目で提案してきた。


短っ!

2026/09/17 修正を行いました

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