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私が、用意しなければいけない時間。
3秒間
いや?意外と長いぞ?
まず、あの高速移動する、文字通りの化け物の動きを止めなければいけない。
無理無理無理無理
多分、私が今の戦い方で戦闘を続けたら、攻撃を受け流すことぐらいしかできんよ?
でも、別の戦い方があったら?
みなさんは、魔防具化した服がどうなるか知っているかい?
カッチカチになるんだけどさ、それは、着ている人のイメージが、「服がカチカチになる」っていうイメージが具現化しているようなものなのよ。
じゃあ、「服が、無理やり体を動かすように動く」っていうふうにイメージをしたなら?
答えは簡単、普通じゃ出ない力が出せる。
タイツにこめられた魔力に「足をえげつない力で動かす」っていうイメージをすると。地面が抉れて、一気にファルススに詰めよった。
うへぇ、はっや!びっくりするわ〜
うっわ、ファルススさんよぉ。びっくりして目ぇかっぴらきすぎだぜぇ?
そのまま、パーカーに「腕を早く振る」っていうイメージを送り、腕がえげつねぇ速さでカタナが振り抜かれた。
ファルススはギリギリで避けたが、速すぎて風圧で頬が切れた。
あ〜これならいけそ〜
でも、致命傷だけは与えたくない。
なんかないかな〜良い手
何せ、この戦いの軸は、サクラだから。サクラで終わらせたい
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息を整える。
ルームから持ってきた、愛刀「ヨシノ」を腰に携え、鯉口を切る。
鞘と鍔の間から見える頭身は、月光を浴びて桜色に輝いている。
柄に手を添え、服に魔力を流し、いつでも瞬間的に、爆発的な速度を出せるようにイメージをしておく。
あとは待つ。
エドが、ファルススを止めてくれると信じて
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「なぜだ!なぜ、お前を振り切れない!?」
ファルススは、逃げに徹していた。
お〜い、これ鬼ごっこじゃねーぜぇ?
「お前をよぉ、越えるためだよ!」
「たかが人間如き、魔人を超えられつ思うなよぉぉぉおおおおお!」
「でも、超えちゃうんだよなぁ?」
「!!!!!!」
びっくりしたでしょ?
何せ、急に前に出てやったからな?
そしてさっき思いついたやつ、おまけに!
パァァン!
「ア……アガァ?」
猫騙し
ちゃんとやればびっくりするだけじゃ済まされんよ?
さぁて、止めたよ?
サクラの走る直線上ど真ん中になぁ!
さあ、蹴りをつけてこい!
「サクラアァ!」
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地面を踏み込む
地面が抉れる
足の骨がミシミシ言って悲鳴をあげている
それでも踏み込む
止まっているファルススの首をめがけて
視界が急激に動き出す
冒険者でいた時よりも視界が速く変化する
気づけば、ファルススの顔がそこにある
「ヨシノ」を抜く
彼の首をめがけて
刃が首に当たる
そして、何も引っかかることもなく「ヨシノ」が振り抜かれる
私、強くなったよ
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ああ、愚かな私を許してくれ。君を守ると、君に桜を見せると、自分自身に約束しただろう?
だが、君を守るどころか、桜を見せられなかった。それどころか、君を傷つけようとしてしまった。
しかし、君は強くなった。私の守りなんていらないくらいに強くなった。
私は、許される人間ではないだろう。しかし、もし許してくれるなら、来世は、君に桜を見せることを許してくれ。
君は、強くなったね
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「終わった………?」
「終わりましたね」
終わった〜!いや〜よかったよ。
どうにかなったな。足いってぇ、無理に動かすもんじゃないな。
サクラは、大丈b「危ない!」
倒れる!
「サクラ!」
倒れかけたサクラを支えたのは、ヴェレナだった。
「だ…大丈夫?」
「だい゛じょ゛ゔぶ」
サクラの顔は、涙でぐちゃぐちゃだった。
ヴェレナ、GJ
「じゃ゛な゛い゛」
「え!?どこか痛いところが?」
ヴェレナ、BJ
「……ってして」
「え?」
「ぎゅってしてっていってるの!」
「え!?もう僕たち子供じゃないよ?」
「いいの!そうして欲しいからいってるの!」
「えぇ……じゃあ」
夜の草原の中、サクラの啜り泣きだけが響いた
翌々日
「というわけで、これ特別報酬ね」
ギルドマスタールームで、私とフォスはサクラから報酬をもらった。
サクラは、あの時の攻撃で、足を完全にダメにして、車椅子に座っている。
その隣には、ヴェレナが立っていた。
「ヴェレナさん。研究の方は?」
「あー、今はそれどころじゃないですね。特に後始末が」
「なるほどね」
天才科学者ファルススが、事故で亡くなった
公には、このように情報が広まった。
今、ヴェレナはこの情報に基づいた辻褄合わせに奔走しているそうだ。
「それで、報酬とは別だが、ルプスルチスのお二人にあげたいものがあってね」
サクラが、そう言うと、鍵を渡してきた。
「これは?」
「元私の家の鍵だ。2人で暮らせるぐらいの広さがあるから安心しろ」
「もらえない」
私は、すぐに鍵を返そうとした
「いや、私もいらないんだが?」
「え?サクラさんはどこに住むんですか?」
「しばらくは、ヴェレナの家に同き……居候しようかな〜って……」
「私がサクラの手助けをしなければいけないので、家に住ませるつもりです」
「ばっ!……お前はしゃべるな……」
あら?乙女?
くっそ、ヴェレナ〜気付け〜
「とにかく!その家は使わないから、君たちにあげると言うことだから!あとでヴェレナから、場所を教えてもらって!」
こうして、ギルドマスタールームから出ようとした時
ジリリリリリリリリリリ!!!
魔話がなった。
「はい……エドさんですか?はい少々お待ちください」
ヴェレナが、受話器をとって、そんなことを言った。
「エドさんにって」
え〜私、初対面無理だって〜
まあ話だけでも……
受話器を受け取り、耳に当てる
「もしもし」
『縺薙s縺ォ縺。縺ッ縲∽ケ?@縺カ繧翫□縺ュ??』
「黙れ!」
なぜか、そんなことを言った
人を完全に下に見ている声が続けた
『縺イ縺ゥ縺?↑縺√?縺昴s縺ェ謇ア縺?☆繧九↑繧茨シ滓?縺ョ繧医@縺ソ縺?m??』
「私に、そんなよしみはない!」
『縺セ縺ゅ>縺?&縲よ擲莠ャ縺ォ譚・縺ェ縺輔>縲るュ皮視縺ッ蠕?▲縺ヲ縺?k繧医?』
「そんなとこ、いくか!何が鬲皮視だ!お前は、そんなものにはなれない!」
ツーツーツーツーツー
「クソッ!」
あいつだ……ファルススの言っていた「ある方」だ!
なんであいつが絡んでいるのかを考慮しなかった!
あれ?でも、なんで私は、
あいつのことを知っていて、あいつのことを憎んでいるんだ?
時間は止まらない。ただ、無機質に進むだけである。
エドと、サクラがやっていたのは天魔○鎧みたいな感じです
あと、黄色いタコが出てきそうな展開でしたね
とりあえず、回収できる伏線は大体回収しました。
でもまだまだ伏線は残っています。
そんでもって、これで一部は終了です。
一区切りついたので、しばらくお休みをいただきます。




