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16 何も起こらないわけない(後)

悪役令嬢や聖女が登場してくる話が大好きで、読んでいるうちに楽しくなって、自分でも書いてみたくなり挑戦しています。


バトルっぽいところは書いてて楽しかったです。

自分で書いてて、礼がかっこいい!と思いました。


もう少し続きます。

最後までお付き合いいただけたらうれしいです。

 礼は防御の姿勢を取っているビルの足元に滑り込むように接近すると、足を払い上げ倒す。

 ビルが受け身を取ろうと両手を背面の床に広げた。


「さっきはやってくれたわね」と言いながら、無防備なビルの顔にスプレーを近距離で噴射。


 ビルの身体から力が抜け、動かなくなる。


「こうやって確実に使うのよ!!」と礼が指導教官みたいなことを言っている。


 ヘンリーがワゴンの上からメスを取り上げ、アキラの首に突き付けて叫んだ。


「来るな! 近づいたら、こいつを殺す!」


 もう錯乱してるな、これ。

 確かに固定されちゃってるから、私を連れて逃げれないもんなぁ。

 手かせ足かせなんて変態的なことするからだよ。


 ヴェスとヘンリーが睨み合う。


 爆風で床に伏せていたダグラスがその隙にベッドの端につかまり身体を起こすと、アキラの頭に手を伸ばしてきて、髪をつかむ。


 アキラの頭が動いたことで首も動き、ヘンリーが思わずメスを引っ込める。


 ヴェスがヘンリーに飛び掛かり、メスを手から叩き落し、馬乗りになる。

 容赦なく上から力いっぱい3発殴る。

 ヘンリーは鼻血を出してぐったりした。


「痛っ!」


 アキラの声に礼とヴェスがそちらを見ると、ダグラスがアキラの頭から手を離したところだった。

 

 ダグラスは右手を握りしめたまま「ふふふ」と笑って、部屋の裏に駆け込んでいく。


「髪を抜かれた!」とアキラが叫んだ。

 

 礼がダグラスを追っていく。


 ヴェスがアキラの両手かせをベッドの裏のスイッチを探し当て、外してくれた。


 やっと上半身を起こすことができたアキラを抱きしめ「間に合って良かった……」とほっとしたように言った。


 そして、少し身体を離すとアキラの顔から身体を確認するように視線を動かしていたが、下を見てぎょっとしたように固まると真っ赤になる。しかし視線はそのままで……。


 アキラもヴェスの顔を見て自分の下半身を見て驚き、あわてて手で隠そうとする。

 ズボンが途中までずり下げられていて、下着と足の付け根と太ももの上の方が見えていた。


「ヴェス、見たな!」

「いや見てない!」

「見てた! 凝視してた!」


 アキラはあわててズボンを引き上げる。

 その時、ヘンリーが呻いて目を開けた。


 アキラの顔を見ると「私の……セレスシャル……」と空中に手を伸ばしてくる。


「悪いな、アキラは俺のものだから」とヴェスが言うとアキラに強引にキスをした。


「!!」


 驚いたアキラが一瞬抵抗するが、ヴェスを受け入れて力を抜いた。


「セレスシャルが……が、汚される……」とヘンリーのつぶやきが聞こえて……消える。

 完全に気を失ったようだ。


 それでもまだキスを続けるヴェスの顔に手をかけ、押し戻したアキラが怒ったように言った。


「いつまでしてんの?! 苦しいし、長すぎ!」


読んで下さりありがとうございます。

次も頑張ります!

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