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15 準備(後)

悪役令嬢や聖女が登場してくる話が大好きで、読んでいるうちに楽しくなって、自分でも書いてみたくなり挑戦しています。


今回は礼にからかわれる話です。ちょっとセクハラ気味かも……。

どこからがR15になるのか……。


個人的に最後の礼とアキラの掛け合いが書いてて楽しかったです。

 ホテルの部屋に戻り、礼からのプレゼントを開けようとすると今度は礼に止められる。


「さっきは開けろと言ったのに……、何?」

「いや、ヴェスと開けた方が楽しいかなぁ、なんて」

「何? 何企んでる?」

「あ、バイクでカメラオンにして、ヴェスと話して来たら?」

「いいよ、こっちで明日の打ち合わせしないと!」

「いいからいいから、私もつきあってあげるから!」


 礼に強引に駐車場に連れて来られ、しぶしぶバイクに乗り込む。

 礼がバイクの通信を入れるとすぐにヴェスがモニターに現れた。


『どうしたアキラって、礼も一緒か!」』

「明日は打ち合わせ通りになったよ」


 アキラが言葉少なに伝える。


『了解、ってこれだけ?』

 

 礼がニコニコしながら言う。


「アキラがねえ、母船に帰っていた時のことなかなか教えてくれないのよ。

 ヴェスと何したかとか、何を話したとか……」

『……何言ってんの?』


 ヴェスの声が低くなる。


「だから、ふたりの微笑ましいところをみたいなあって。

 さっき、アキラにプレゼントしたものがあるの。アキラに似合うか見てやってくれない?」


 礼がさっきの包みを顔のあたりに掲げる。


 アキラは驚愕の表情を浮かべた。

 えっ、下着だよね? あそこ下着専門店だったよね。

 きっと女性用の下着以外の何物でもないよね!?


『アキラがすごい目で礼を見てるけど、何? それ?』

「いい! 見なくていい! 通信切れ! ヴェス!」

『えっ?』

「礼、ふざけんな!」

「今まで散々心配かけて、少しは楽しませてもらっても、あっ!」


 アキラが礼から包みを奪おうとして引っ張り合い、包みが破れてかわいらしい薄いピンク色の女性用の下着の上下セットがゆっくりとこぼれ落ち、包みの破れに引っかかったようにぶら下がった。


「……見るな!!」


 アキラがカメラのレンズをあわてて手で遮り、真っ赤になって叫んだ。

 ヴェスも状況を理解して真っ赤になり固まっている。


「アキラに似合いそうでしょ!」


 礼がひとり楽しそうに言った。




   ◇ ◇ ◇




「信じらんない……。礼のバカ!」

「ごめんって! でも、ヴェスの顔、面白かった~!」


 ホテルの部屋に帰り、アキラはベッドに突っ伏してぶつぶつ言い続けている。


「もう、本当にふざけんなよ! もうそんなことするなら何も言わないから!!」

「本当にごめん。でも、ヴェス、喜んでたじゃない!」

「どこが!」

「はい、プレゼントするから、今度は着て見せてあげなさい!」

「着るか!」

「じゃ、お詫びに今度は違うデザインのものもプレゼントするから!」

「いるか!」


「……でも本当に、私うれしいのよ。ね、機嫌直して! 明日の打ち合わせするわよ!」


「うー。あれはやりすぎ。いくら何でもやりすぎ」

読んで下さりありがとうございます。

今回は結末直前のわちゃわちゃ回でした。

次章より結末に向かっていきます。

次も頑張ります!

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