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14 違和感(後)

悪役令嬢や聖女が登場してくる話が大好きで、読んでいるうちに楽しくなって、自分でも書いてみたくなり挑戦しています。


もう少し続きます。

最後までお付き合いいただけたらうれしいです。

よろしくお願いします。

 アキラがアスランに確認すると、宇宙連合の亡命を助ける部隊がレムリアで一昨日活動していたことがわかった。


 亡命したのはアーサー・レムリア。14歳の少年だ。

 留学に行く姉の友人を装い一昨日出国、すでに保護され地球に向かっているという。


 政府を攪乱する狙いもあり、こちらの入国と同時期に決行されていたということだった。



「連合はオレ達のことを知っていたけれど、オレ達には伏せられていたってことですね」

 

 アキラの言葉にアスランが苦笑い。


『すまんな。あまりに他の情報が入ると混乱するかと。それにこっちは元王家にかかわる予定ではなかったから』

「はい、そうですね。連合にしてみれば、こちらの仕事の方が下請け扱いでしょうからね。

 ソフィーはアーサーを……、友人を見送るために一度出国ポートに出て、半日かけて入国ポートに移動し、次の日の朝、入国時に襲われたのか。

 そして政府はアーサーが亡命したことはまだ知らない……。

 なら、政府はアーサーがまだレムリアにいると思ってるんですね。それは好都合……」

『アキラ、怒ってるのか? 顔が怖いぞ』

「いえ、怒っていません。アーサーの写真とか外見がわかるものあります?

 検索で見つけたものは12歳ぐらいまでのものしかなくて」

『すぐ資料を送る。アキラ、ずいぶんシリウスに似てきたな』

「えっ?」 


 父の名を急に出されて驚くアキラ。


『そういう、細かいところによく気が付いて悪だくみするところ、そっくりだよ』

「悪だくみって……人聞きの悪い!」

『いーや、お前ら親子は人の気持ちや言葉に敏感すぎるところがあるから……。

 ま、この仕事には必要な力だけどな。無理はするなよ!

 もうお前だけの身体じゃない、何かあったらヴェスが泣くからな!』


「ん? そのフレーズなんなんですか? なんか使い方変じゃありません?」


『ヴェスだけじゃない、俺も泣く! アキラはもうヴェスの嫁だと俺は思ってるからな! 後で会おう!』

「えっ、社長?!」

 

 唐突に通信が切れた。

「嫁? まだプロポーズもされてないのに?」とつぶやいたアキラは自分の言った言葉に気づいて真っ赤になる。

 

 ヴェスが隣にいるのを忘れてました……。


「……プロポーズしようか?」

「いや、今はやめて!」

「そうだな、親に先に言われちゃって、あわててなんて、嫌な思い出になるな。

 うちの親父が、すまん」

「うん、そういう人だって知ってるから大丈夫。

 社長の方こそ悪だくみして、しれっと実行する人だよね」

「いや、あれは何も考えずにやってんだよ」

「天然? あれで? 

 社長って全部本当のこと言ってるようで、裏では何か考えてる人なのかと思っていたよ!」


 その時、データが送られてきた。表示するとアーサー14歳の写真だった。


「うん、背格好は私と同じぐらいだね。髪は金髪、ソフィーと同じ感じ。

 目は青か……。カラーコンタクトあるかな? 礼の部屋で探してくる!」


 コントロール室を飛び出していくアキラを見送ってヴェスがため息をつく。


「お前も十分天然だよ……」

読んで下さりありがとうございます。

次も頑張ります!

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