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東方極幻想物語  作者: 緋色月下・死奏のアリシア(桜花)
一章 EX U,N,オーエンは彼女なのか?
29/57

手にした目は

はい~皆さん!桜花こと作者です~


今回は前回の続きとなります~


原曲でも聴きながら見ると燃えたりする...訳がない(デデドン


※フォーオブアカインドで分身したフランの分身達を分身とします~

つまりはフォーオブアカインドによって誕生したフランは分身と呼びます。

~紅魔館 地下室~


アリシア視点


アリシア「紅進符「スカーレット・デストロイ」」


スペルカードの発動により私の容姿が変化する。


元が元なので、桜花の時とはあまり変わらないが

紅い髪はさらに紅く、紅い瞳もさらに紅く

黒い翼は、紅が主に紫やら蒼やらと粒子のように光を放つ翼へと変化する。


変わったのは容姿だけじゃない

それを今からお見せしましょう。


私の進化が終わると、フランは「綺麗」と呟く

私の変化に見惚れた様ですね

なら何もしてこないうちにさらに力を発揮しましょう。


私は懐から、進化によって変化したスペルカードを一枚取り出し発動する


アリシア「紅極進符「断幻刀」」


スペルカード発動後、発動したスペルカードはリーチの長い刀となる。


私は断幻刀を両手で持ち、顔を横に向け、定番の構えをする。


こちらの断幻刀を見て、フランはハッ!?となり

すぐ様に弾幕を展開する。


弾幕を展開しているのは本体

残りの分身はレーヴァテインを持って迫ってくる。


だが、今の私にとってフランの動きは


アリシア「遅い!」


フランが捉えきれない程の速さで私は弾幕を避け

迫り来る分身達を相手する。


分身達が三人同時にレーヴァテインを振る

しかし、レーヴァテインは当たる事はなく

ただ空を斬るだけ。


私は瞬時に分身達の背後に回り弾幕を放つ。


分身達は対処が遅れるも

それぞれ壁を作り弾幕を防ぐ


防いでも無駄ですけどね。


まずは一番右の分身Aを倒しますか...

私は分身Aの背後に瞬時に回りこむ。


背後に回りこまれたことを気付いた分身Aは弾幕を放とうとするが

こちらの方がスピードは上


欠伸が出る程遅いですよ。


分身Aの懐に入り込み、零距離で弾幕を当てる

私の弾幕がモロに直撃した分身Aはそのまま下に落ちていく。


残りの分身Bと分身C、そして本体のフランが気付き

再び本体は弾幕を、分身達はレーヴァテインを構えて突撃してくる。


こうやってみれば馬鹿の一つ覚えですね。


弾幕をちょん避けしつつ、迫り来る二人の分身を迎撃する。


分身Bがレーヴァテイン横に振る

私はその攻撃を少し態勢を変えて、その場を動かずにかわし

分身Bの腹部に蹴りを入れる。


次に縦にレーヴァテインを振ってきた分身C

それを今度は、身体をクルリと一回転させて避け

そのままの勢いで分身Cの顔を掴み、Bへ投げつける。


残りは本体のみ


私は本体であるフランを睨みつける。


ここまでやるとは思ってもいなかったのか、フランは焦り始めている

今も弾幕を放つ手が止まっている。


狂気でも恐怖を感じるのですねぇ...

容赦するつもりはありませんけど。


何せ、狂気の責で私の妹のフランは苦しめられたのですからね

家族と一緒に居たいという願いも狂気によって叶えられる願いとなった訳ですし。


さて...もう少しです...もう少しで終わりますからね...フラン。


私は断幻刀を構えて、フランに接近する。


さすがに接近は許すつもりはないのか、フランも弾幕を展開する。


私はフランの弾幕を軽々と抜けていく


フラン(狂気)「なんで!?当たっているはずなのに!」


あぁ...言い忘れてましたが私のこの翼から出る粒子

私が移動する度に、今から動こうとする姿、動いている姿

それらの形を残像として残るのですよ。


外の世界のアニメと言う奴の何ですかね?ガン〇ム?

あれのトラ〇ザムとかデス〇ィニーのようなものです


まぁこの場合、デス〇ィニーに近いですね~。


と、誰に説明をしているのかわからない説明を終えたとこで

私はフランの間近まで来ていた。


フランは手に持っていたレーヴァテインを縦に振る

それを私はクルリと再び身体を回転させてから

そのままの勢いで断幻刀を振る。


私の断幻刀を防ごうとレーヴァテインを前に突き出して防ぐ構えをするフラン。


そんなものでは私の断幻刀は防げませんよ?


私は断幻刀を振り、レーヴァテインを一刀両断する。


フラン(狂気)「嘘ッ!?」


フランはレーヴァテインを壊された事を驚く。


フランは私から距離をとろうと後ろへ下がりだす

逃がしませんよ。


私が距離を詰めなおすと、覚悟でも決めたのか

フランは弾幕よりも妖力を纏った手を突き出してきた。


手刀をする様に鋭くして突き出された腕を、私は左手で掴み

右手に持っていた断幻刀を捨て、右手をフランの胸辺りで光る部分へ手を重ねようとする。


すると次の瞬間...


~?~


アリシア視点


私はフランの狂気を取り出す為に最後の仕上げとして

フランの光る部分に手を重ねようとした


その瞬間


先ほどまで居た地下室はどこに消えたのか、ここはどこなのか

地下室の姿は消え、今は何もない黒い世界が広がっている。


ここはどこなのか...そう私が考えていると

背後から殺気を感じ振り返る。


アリシア「なっ...」


振り返って、そこに居たのはフラン

それも巨大な...


フラン(狂気)「ここまでやるなんて思ってもいなかったわ」


「でもこれでおしまい」と足して言うフラン。


どういうことだ...?

なんでフランがこんなにでかく...いや...私が小さくなったのか?


今の私の状況は

何故かフランは私より、かなり大きくなっており

私は今、フランの手のひらの上にいる。


ここで私は咲夜の言っていた事を思い出す


「フランの能力に定められた目は無条件で破壊される」


なるほど...つまり

私は今、目と言う事か...


くそっ...スッカリ忘れてましたよ...

咲夜があれほど教えてくれたのに...


私が半分諦めかけているとフランは


フラン(狂気)「じゃあねアリシア義姉様、楽しかったよ」


そう言ってフランは

何かを握り潰すように手の平を閉じようとする。


ここまでか...


そう思って、顔を下に向け諦めたとこに、もう一人

この空間に現れる。


?「やめてっ!!」


聞き覚えのある声...

いや...聞き覚えがあるというよりさっきまで聞いていた声と同じ


顔を上げると、もう一人のフランが居た


フラン「やめて!これ以上、私の大切なものを壊さないで!」


フラン(狂気)「何言ってるのよ!私がこうして居なければ、あなたは姉と一緒に人間に弄ばれ、殺されていたでしょ!」


姉と一緒に...?

レミィの事か...?

それと人間に殺されかけた?


二人の会話からは私の知らない事が聞き取れる

話の内容も気になるが、フラン...

あなたは諦めずに戦っていたのですね。


諦めていた自分が馬鹿に思えた

フランに諦めるなと言った自分が諦めようとした


まったくもってだらしない兄ですよ...私はッ!


私は一枚のスペルカードを生成する

それに気付いたフラン(狂気)は私を握りつぶそうとする。


フラン「ダメ!」


フランはフラン(狂気)の私を乗せている右手を掴む


フラン(狂気)「邪魔よ!」


フラン(狂気)はフランを払いのける

フランを払いのけた後、私を見てフラン(狂気)は


フラン(狂気)「きゅっとして...ドカーン」


フラン「アリシア義姉様逃げてッ!!」


握り潰そうとするフラン(狂気)

そして逃げてと言うフラン


私はフランに言う


アリシア「大丈夫ですフラン、私は死にませんよ」


生成したスペルカードを発動する


アリシア「紅極進符「ブレイクアビリティ」」


真っ暗で孤独な世界は崩壊する



ここで区切ります~


最後辺り、やたらと会話してますけど...許してくれぇ!

会話を入れないとやりづらかったんだ!!


次回で狂気はバイバイです

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