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追放された男、最狂にて  作者: 新仁友成
第一部 第7章 死闘
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2人の実力

「おーい!完成したぞっ!!」


「わかった!今、行く!!」

ティラ。


「ウチらも見に行こうぜー!!」

シルフィード。


「うん。」

ルシェラ。


「これこれ。」

嬉しそうにロッド状の武器を披露した。


『う~ん……ネムネム、ネムネム。あっ!!まちゅター!おはよう~。』

ロッド状の杖の先端に額に水色の宝玉が埋め込まれた黒猫の獣人?が上半身を覗かせており、その下に大きな水晶がある。


「えっと……」ティラ。


「アル…君…?」ルシェラ。


「ん?」


「もしかしてこの武器喋るのか?」

シルフィード。


「勿論。」


「「「「「えっ!?」」」」」

全員が驚く。


「そっそんな武器っ!聞いた事ないぞっ!!」

シルフィード。


「まぁ、宝玉を埋め込んでいるからな。」


「アルッ!!お前また、凄い発明じゃないか!?」

シルフィード。


「凄い!また、可愛い子が生まれたのね♪」

ルシェラ。


『えへへへ。御姉様達も綺麗で可愛いよ!?』


「「「「「くぅ~。」」」」」

(かっ可愛い~)女性陣は武器の先端に居る女の子の可愛いさに惚れている。


『阿流巳須っ!!おはよう!』

阿天羅が先端の女の子に喋り掛けた。


『あっオネェちゃまー。』阿流巳須。


『ん。よく寝れた?』阿天羅


『ん~。ちょっと眠い…かも…』阿流巳須。


『もう少しだけ頑張って、馬鹿女を紹介しないとだから。』阿天羅。


『うん。頑張るっ!!呪流扉おにイィちゃまは元気かな?』阿流巳須。


『ん~。アタシもまだ会ってないんだよね~』

阿天羅。


「呪流扉なら元気だよ。そろそろ遊びに来るんじゃないか?今、ダンジョン攻略に忙しいみたいだし。」


『馬鹿の面倒見てるんでしょ~呪流扉兄様も大変だよね~まっ!アタシ達もそこほ馬鹿女の面倒見ないとだから同じか~』

呆れる感じで阿天羅。


『うえー。アタティ達もお馬鹿たんの面倒みるの?』阿流巳須。


「まぁ。そうなるね。」


『うぇーん。まちゅターの側で戦うんじゃないの~。アタティやだ!やだ!やだ!やだ!やだ!』

阿流巳須。


「まぁまぁ阿流巳須落ち着いて。」


「アル君、その子も紹介して貰える?」

ルシェラ。


「うん。この子は阿流巳須(アルミス)。自立型の魔導具でもあり武器としても超一流だよ。」


「よろしくね。阿流ちゃん♪」ルシェラ。

「よろしくな♪」シルフィード。

「よろしくです♥️」クロム。

「よろしくであります!!」リーゼ。


『よろちくね~。御姉様達。』阿流巳須。


「はい。」

阿流巳須(アルミス)をティラに手渡すアルベール。


『うーん。う~ん。やっぱり馬鹿っぽいねー。この女の面倒をオネェちゃまと見るの?』阿流巳須。


『そうなのよ。このざぁこ豚の面倒を見ないと行けないのよー。はぁー。アタシ達が居ないと90Fもクリア出来ないんだよ、きっと。』阿天羅。


『じゃぁ~こ豚♪じゃぁ~こ豚♪じゃぁ~こ豚♪』

阿流巳須。

『ざぁこ豚♪ざぁこ豚♪ざぁこ豚♪ざぁこ豚♪』

阿天羅。


「アンタ達ねっ!!いい加減にしなさいよっ!」

ティラ。


「あっ!後これ。」

アルベールはティラにゴーグルを手渡した。


「これは?」


「魔力因子を遮断するゴーグルだ。ただ、全部遮断すると精霊も見えないから陰の魔力因子を遮断している。だからこれを付けとけば悪霊とか死霊は見えないはず。」


「…ありがとう。」


「いや、俺ももっと早くに完成すれば良かったんだが、あの時は時間が無くてね。今は、週2回にダンジョンに行くかどうか?だから、完成させられたんだ。」


「…本当に…ごめんなさい。」


「もう、その話はいいよ。今さら何も戻って来ないわけだから……」


「…そうだね……」





◇◇◇◇◇◇◇◇


「これが、新しい武器…?」

総帥 アンソニー。


『よろちくね~アタティの名前は阿流巳須(アルミス)。』


「まぁ、そういう事だから。契約書をまとめてくれるか?」アルベール。


「あぁ…」


「総帥、私は今からダンジョンに潜っていいですか?試運転も兼ねて。」


「その事何だが、第1部隊があの様な形になったから何処かの部隊に配属させようと思ったんだが…」

総帥 アンソニー


「いえ、必要ありません。暫くは1人で戦います。」

ティラ。


「ソロかっ!!それは危険だろっ!!」

アンソニーが声を荒げる。


「総帥さん。横やり失礼するが、前にも言っていた通り彼女はソロで100Fくらいならソロで攻略出来ますよ?それに、これ。」

アルベールは収納バッグから呪具を5つ程テーブルに置いた。


「これは、俺が作った呪具だ。阿天羅と阿流巳須が居るとはいえ、一応保険だ。この5つはサービスだ。体の何処に着けても呪いは阿天羅が引き受けてくれる。だから、呪具の恩恵だけを受けられる。」


「…ありがとう。アル。」ティラ。


「それ以上の呪具が欲しければ今度はお前が自分の金で買え。」


「うん。ありがとう。」


「う~む。止めても行くよな?」

アンソニー。


「はい。」ティラ。


「なら、無事に帰って来い。私から言う事はそれくらいだ。」アンソニー。


「はい。では、失礼します。」ティラ。


『ざぁこ豚、足引っ張ったら許さないからね!!』


『じゃぁ~こ豚♪じゃぁ~こ豚♪じゃぁ~こ豚♪』





◇◇◇◇◇◇◇◇


ティラは【青空の龍】本部を出てから80Fを攻略していた。


『行くわよっ!!ざぁこ豚!!』


『じゃぁ~こ豚!じゃぁ~こ豚!』


『ふぅー……ハァァァァ!!』

阿天羅は大きく息を吸って吹雪を吐く。


『ハァァァァ!ヤァァァァァ!!!』

阿流巳須は両手に氷属性の魔力の塊を溜めて放つ。


「アイス・ジャベリン!!」

「アイス・ストーム!!」


パンッ!パンッ!パンッ!

ダダンッパパンッ!


(すっ凄い。補助魔法を一切発動してないのに。倒しちゃった。これが、この子達の力なの?)


『早く行くわよざぁこ豚♪』


『そうよ、そうよ。』


ロムのコメント

・白蒼の完全復活!!

・強くなってね!?

・それなwww

・アルベールが何かしたんじゃね?

・助けてたしな

・いや、追放されたわけだろ?

・そだなwww


ティラ達は80Fから攻略して1日で86Fまで攻略した。


『ねぇざぁこ豚っ!!いつまでこんな低層で魔物狩りをコツコツしてんのよっ!!』

阿天羅。


『そうよ!そうよ!オネェちゃまの言う通りっ!!じゃぁ~こ過ぎて相手にならないわよっ!!』

阿流巳須。


「じゃあ、何処に行けばいいのよ?90F?91F?92F?93F?94F?」


『アンタ本当に馬鹿ねっ!?90って氷の狐でしょ!?そんなとアタシ達が戦ったら氷と氷でダメージがそこそこしか入らないよっ!!勝てるは勝てるけど耐久戰になるんじゃない?それ以外なら94も問題無いけどアンタの事だから、92か93で腕試しと自信を付けるのがいんじゃない?』阿天羅。


『さっすが~オネェちゃま!!アタティもそれが良いと思うっ!!』阿流巳須。


「なら、91はどう?」


『問題無いわよっ!!』


『そうよ!そうよ!』


『その代わりアンタもざぁこ豚なんだから気を抜かないでよっ!!』阿天羅。


「えぇ。勿論。」




◇◇◇◇◇◇◇◇

91F フロアボス 金鎧


『行くわよっ!』阿天羅。


「えぇ。」


「氷雪域・展開(ひょうせついきてんかい)!」

辺り一面に雪が振り、ティラが歩いた所に氷が出来る。


「咲き誇れ!」


雪月花(せつげっか)!」

地面に積もった雪が花の形になる。


金鎧がティラ目掛けてデバフのブレスを両手から放ちながら殴ろうと襲い掛かる。


『来るわよっ! !』阿天羅。


『ハァァァァ!!』

阿流巳須が魔法でシールドを作りデバフのブレスを無量する。


『ハァァ!!!』

阿天羅が空気中や地面に氷を作り自由自在に操り金鎧を足止めする。

『まだまだっ!!これでどう!?ほらっほらっほらっ!!』

『ふぅー……ハァァァァ!!』

阿天羅は大きく息を吸って金鎧目掛けて吹雪を吐く。


『オネェちゃま!!アタティも!!!』

阿流巳須も空気中や地面に氷を作り自由自在に操り金鎧を攻撃する。




2対1の中でティラはしっかりと戦いの下準備をしていた。



「啼け(な)!!」


「五月蝿・便所蟋蟀(さわえ・べんじょこおろぎ)!!」

辺り一面に出来た氷から蝿と蟋蟀の群れが生まれ相手を襲いながら氷属性の魔力因子を増やしていく。


『ふぅー……ハァァァァ!!』

阿天羅は大きく息を吸って吹雪を吐く。


『ハァァァァ!ヤァァァァァ!!!』

阿流巳須は両手に氷属性の魔力の塊を溜めて放つ。


「アイス・ジャベリン!!」

「アイス・ストーム!!」


「まだまだっ!!」


「アイス・ランス!!」



金鎧は倒れ動かなくなっていた。


(すっ凄い!!ソロで91F攻略出来た。これも全部この子達のお陰……この子達、強すぎる)


ロムのコメント。

・圧勝!!

・やべーやべー

・氷の女王www



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