↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
双子と三つ子の五つ子な日々♪  作者: 紀之介
10.姫のご所望☆

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
73/76

11.当日!その3

─ ピンポーン ─


 鳴り響く、真間家の呼び鈴。


 しばらく間をおいて、ドアが開かれます。


「こんにちは」


 呼び鈴を鳴らした佐世さんは、ドアにから出された顔に笑顔を向けました。


「もとい。もう時間的には、こんばんはですね☆」


 ドアが閉じないように押さえた美実さんは、廊下の奥の娘に声を向けます。


「真茉、あんたのお待ちかねの人が来たわよー」


「了解でーす♪」


----------


「佐世ちゃん♡」


 大きく開かれる、廊下奥の扉。


 そこから出てきた真茉さんは、若干の早足で玄関先を目指しました。


「お久しぶりです☆」


 靴を脱ぎ終わり、上がり框を超えて廊下に上がっていた佐世さんは、ハグ受けのために姿勢を低くしましす。


「真茉ちゃーん」


----------


「那世ちゃんと──」


 佐世さんをハグした真茉さん。


 自分も抱き返されながら、上から見下される形になっている2人の顔を確認しました。


「…双子さん? のお一人ですか??」


 頷いた香夜さんが、腰を低くしてハグ待ちの姿勢を取ります。


「はい☆」


----------


「えーと」


 ハグした自分の顔に頬ずりする佐世さんに右肩を軽く叩いて、真茉さんは<ハグ解除>を求めました。


「真茉を堪能するの、一旦中断して下さい」


 我に返って、真茉さんと香夜さんの顔を順番に確認する佐世さん。


「─」


 状況を理解し、ゆるく唇を噛みながらハグする力を緩めます。


 佐世さんから解放された真茉さんは、香夜さんに抱きつきました。


「お名前は?」


「香夜です☆ 真茉ちゃんさん」


----------

 

「…」


 香夜さんにハグされた真茉さん。


 側に立っている那世さんの表情が、不機嫌の一歩手前な事に気が付きます。


「……どうかされました?」


「僕にはしてくれないのかなーって、思ってるだけ」


「ハグですか」


 弱く頷く那世さんに、真茉さんは口を尖らせました。


「何を仰るんですか。当然、那世ちゃんにもするに決まってます!」


「じゃあ、許す☆」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。