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6.汰世さんを説得。その1
─ トン、トン ─
佐世さんは、眼の前のドアをノックしました。
「汰世さん── お部屋に入っても良いですか?」
「…へ?!」
「何か、お取り込み中だったりします??」
「え、えーとぉ」
「出直した方が、良いですか???」
「ま、待ってぇ。今、ドアを開くから」
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「どうぞぉ」
ドアを開く汰世さん。
佐世さんが、自分が通れるように一歩下がる汰世さんの姿をしげしげとと見ます。
「えーとぉ」
「…」
「何でこんな時間に、<完全装備>なんですか?」
「……今度、コぅとのデートに着ていく服の確認をしてたから」
「スイマセン、<ひとりファッションショー>のお邪魔をしてしまって」
「………」
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「それって──」
顎を引いた佐世さんは、汰世さんの服をスキャンする様に見ました。
「…おニューですよね?」
「『この服、タぁに似合うから着て欲しい!』って、コぅに買わされた」
「……小遣い、大丈夫なんですか??」
「タぁは、そんなに払ってないし。『僕が出す!』って、コぅが2/3払ってくれたし」
「………お幸せそうで、何よりです」




