第18話 死と隣り合わせのクレシェフ
何年も前
クレシェフは突然理由もなくミレーナを遠ざけ、ニミディオ大陸の騎士団のある所、城の応接室に居た
そこでクレシェフは歓迎のお茶を貰った
疑いもなくそれを飲んだ瞬間
体の1部、いや全身が変形している感覚、めまい、吐き気、先程振る舞われた食べ物が逆流してくる感覚
急な空腹、戦闘意欲減少
「なんですか?これ」
「ただのお茶だ」
「おい、王から貰ったお茶に文句か?」
「あ、いえいえ...最高のお茶でどこの茶葉使ってんのかなぁーって」
「もちろん、ニミディオ大陸産だ。しらんけど」
(知らないのかよ)
「ありがたく頂戴させていただきます」
「どうぞー」
「にしても、簡易的な城ですな」
「そうだな。騎士団の基地と城が合わさっているから、少し簡易的にしたのだろう。あとは建設費削減だと思うな」
「財力はあると小耳に挟んだのですが」
「ああ、他と比べりゃあ喉から手が出るほど欲しいだろうよ。」
「え?」
「この城を作った目的は魔王にある。」
「魔王、ですか。」
「そうだ」
「何かあったのでしょうか。」
「いや、特に」
「えぇ……?」
「だってここは俺とお前の話だろ?お前もなんかあるんじゃねぇーのか?」
「一応ここに来るまでの話ならあるぞ」
「なんだ?」
「少し前にイドタン大陸の村にあるポストを受けたんです」
「それがこの大陸の王からだった」
「そうです」
「ウケるな。あほらし、ま、そんな女食って忘れろ」
といい大量の食料を持ってきた
「やはり財力等も最強」
「やかましい、この力は俺たちの力じゃあないからな。やはりあの王か」
「ま、とりあえず頂かせていただきます」
「おお、どんどん食え」
食した瞬間吐き気がした
「歓迎ムードな訳ないだろ。裏切り者が出ないように躾さ。」
「な!うっ……」
「さぁ、吐きたまえ、この無惨な姿を初日にな!」
「うっ……うェー……」
「おお!みっともない!汚い!臭い!最悪だ!」
(ああ、何してんだろ……俺。本来ならどんな相手でも殴ってたんだろうな)
「ふは!うほほほ!ギャハハハハ!」
「てめぇー……何してんだ?」
「躾は救済だよ?」
「……てめぇー!」
「暴力はダメだよ...死んじゃうよ?」
ガチャ
「な!」
(銃...!?)
「お前は俺のペットなの...いいね?」
「あ、ああ...わわわわ分かったから、銃をおろせ、暴発したらどうすんだ」
「おお、ならいいぞ、じゃ、その薬にせいぜい耐えな。多分死ぬけど」
そしてあの日がきた




