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購入と参画  作者: 尚文産商堂


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13/16

すでに昨日と同じ馬丁が玄関先に待っていた。

「お待たせいたしました、それではご案内差し上げます」

深々とお辞儀をして、馬丁が馬車のドアを開ける。

馬車は昨日と同じものらしく、内装もかなりこだわっているように思えた。

どうやら前金として受け取っているらしく、ジェームズがしてくれたらしいが、さらにいえば行き先も言うことがない。

ゴンゴンと天井を叩くと、馬車はゆっくりと進み出す。


「それで、寝心地はいかがでしたか」

ごとごとと揺れる馬車内で、ジェームズが聞いた。

「ええ、なかなかな寝心地でした。少々ふくよかし過ぎたきらいがありましたが、十分でしたよ」

「それは良かった。グッディ卿のためにも、アマーダンを好きになっていただきたいですからね」

「やはり、ここの領主ということもあって、人望がおありなのでしょうか」

「グッディ卿は、とても素晴らしい紳士ですよ。ここまで財産が減っていると婚姻を結んでくれる人もおらず、恐らくはこの代で……」

馬車がひときわ大きく揺れる。

「おっと」

まるで話してはいけない話題のように、馬丁が馬車を動かした感じが、大河内にはしていた。

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